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道路の決着 (文春文庫 い 17-16) 文庫 – 2008/7/10

3.9 5つ星のうち3.9 14個の評価

道路公団民営化に当事者として携わった猪瀬直樹。族議員や官僚たちの妨害をはねのけ、民営化を実現するまでのすべてがここにある

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 文藝春秋 (2008/7/10)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/7/10
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 346ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4167431165
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4167431167
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 14個の評価

著者について

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猪瀬 直樹
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作家。1946年長野県生まれ。

83年に『天皇の影法師』『昭和16年夏の敗戦』『日本凡人伝』を上梓し、87年『ミカドの肖像』で第18回大宅壮一ノンフィクション賞。定評の評伝小説に『ペルソナ 三島由紀夫伝』『ピカレスク 太宰治伝』『こころの王国 菊池寛と文芸春秋の誕生』がある。

『日本国の研究』で96年度文藝春秋読者賞。

2002年、小泉首相より道路公団民営化委員に任命される。その戦いの軌跡は『道路の権力』『道路の決着』に詳しい。06年に東京工業大学特任教授、07年に東京都知事に任命される。近著に『ジミーの誕生日 アメリカが天皇明仁に刻んだ「死の暗号」』『東京の副知事になってみたら』。また、『昭和16年夏の敗戦』中公文庫版が2010年6月に刊行された。

カスタマーレビュー

星5つ中3.9つ
5つのうち3.9つ
14グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2017年4月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
東京都知事だったことが懐かしい猪瀬さんの本。
内容は個人的に好きな話でした。
詳しい内容は読んでみてください。
結構、はまります。
2021年5月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
猪瀬サン…なかなか大変だったんですね(笑)
民営化後だいぶ経った今だから 何が正しかったか… 何が失敗だったか… 興味深いです
2017年2月28日に日本でレビュー済み
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 道路公団をはじめとする特殊法人、ファミリー企業への天下りがこんなにひどいのかとあきれるばかり。
 公務員とは何ぞや。恥を知るべき。天下りは権力の濫用であり、許せない。しかし、実名でここまで書けるのかと心配してしまう。
 文科省もひどいようだし、各省庁すべてそうなんだろうと思うと、ほんとに情けない。
 天下りは報酬無し、ボランティアでやらせるべきだと思った。
 
 
 
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年6月6日に日本でレビュー済み
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かくも多くの難敵に囲まれながらかくも大きな成果を得た権益組織の改革事例を私は知らない。

猪瀬氏の異能とそれを信じ託し続けた小泉首相官邸の良い意味での意固地さが起こした奇跡のひとつである。

しかしこれが奇跡にとどまってはいけない。

昨今の社保庁の体たらくなどを見るに付け、かような改革を断行せねばならない巨大権益組織はまだまだこの国に多く巣食っている。

我々は本書を貴重なケーススタディとし、より多くの人がかような戦いを少しでも楽な形で行っていけるようしていかねばならない。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年5月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書は、著者が民営化推進委員として、道路公団民営化に取り組んだ時の記録です。道路がどのように作られ、そこにどのような利権が存在するのか?と正しく理解できなければ、役人の行動を理解する事は出来ません。
彼らがなぜ徹底的に民営化を反対したのか、は本書を読む事で明らかになります。
そして、そんな役人の気持ちが理解できたとしても、到底理解できないのが、彼らのサボタージュのやりかたです。このような人種が税金を食い物にして、日本の財政を破綻させつつあるのだと分かるとそれが怒りに変わるはずです。
2013年2月20日に日本でレビュー済み
『道路の権力』の続き。『権力』では委員会内部の対立構造がよくわからなかったが、『道路の決着』を読むと、議論の混乱の一端がもう少し分かる。今井・中村 VS 残り5名という構図になった委員は、5名で集まって今井・中村(特に今井)の懐柔を図るが、結局、松田が今井に寄り添いたくないということで、7名全員での答申が出来なかったという。本書によると、「新日鐵とJRでは社格が違うという態度を今井委員長がとりつづけたこと」にわだかまりがあったと。それにやや信じがたいことだが、松田にはしじゅう二人のJR職員がつきそっていて、JRの意向を松田に吹き込んで代弁させていた。そんなんでよろしいのか。このあたりが、本書のクライマックス。しかし、本書にさらっと書いてあるが、これだけ議論して、報酬が30万円だったと。委員たちは本当に何か、「メンツ」的なものを抱えて議論していたのだと察せられる。こういう内容に加えて、実際に行われた民営化の内容、その後の道路公団内のスキャンダルなどを本書では描いている。

そもそもだが、国には道路特定財源が5兆円以上あり、道路はこれを原資として作るものだった。これは今でも特定の財源として国道・地方道の整備に(無駄に)使われている。これでは道路建設ペースが遅いということで、有料の高速道路がつくられることになった。有料高速道路は、当初本当に必要とされているものが作られ、例えば東名などはきちんと黒字を出して建設資金を賄っている。しかし、次第に高速道路を作ること自体が自己目的化して、赤字路線がたくさん作られて、黒字路線の収益を食いつぶす構造ができあがった。しかも、建設路線を決定する機関(国土開発幹線道路建設会議、国会議員と有識者で成る)は何兆円もの投資を決めるのに、数年に一回しか開かれず、議論も2時間程度で終わる。こういうことを繰り返して道路公団の借金は20兆円以上に膨らんだ。このため、いつになっても東名高速も無料にならない。道路特定財源も、一般財源化されない。ひとことでいうと、当初のプランが暴走して肥大化して歯止めが利かなくなっている。カタカナで言うと、全くガバナンスが利かなくなっている。という恐ろしい国の仕組みの一端が覗ける。
[...]
2015年3月2日に日本でレビュー済み
国賊 一瞬でもこんな人間が都知事なんて
東日本大震災よりも悪夢 万死に値する
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年3月4日に日本でレビュー済み
 道路公団とそのファミリー企業がいかに利用者を無視し、組織と職員の利益ばかり考えていた集団かを世に明らかにした点について、一読の価値がある。道路公団に限らず、民間であっても日本の企業・組織に多かれ少なかれ見られる現象であるが、「独占」と「税金」をバックにしている点で道路公団の病理は深い。筆者はかなり具体例を用いて、公団本体、ファミリー企業、道路技官のエゴ、旧建設省の利害、公団にたかるゼネコンや橋梁建設会社の実態を説明しているのでわかりやすい。筆者の努力と執念に敬意を表したい。民営化委員会の他の委員に対して厳しい見方をしているが、「公益」の衣に包んだ説明を繰返す利害関係者に影響され、意図せずに誰かの利害を主張する結果になることもあるのではないか。そう考えると恐ろしい。「筆者=正義」という論調であるが、意識せずに誰かの利害代弁者になっていることが猪瀬氏の場合もあり得ると考えて読むべきである。なお、さらに根底にある現代日本社会の病理を考えたい人には、野口悠紀雄著「『新版』1940年体制―さらば戦時経済」を読まれることをお勧めする。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート