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ピーコとサワコ (文春文庫 あ 23-20) 文庫 – 2011/8/4
- 本の長さ250ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2011/8/4
- ISBN-104167435225
- ISBN-13978-4167435226
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2011/8/4)
- 発売日 : 2011/8/4
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 250ページ
- ISBN-10 : 4167435225
- ISBN-13 : 978-4167435226
- Amazon 売れ筋ランキング: - 988,193位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 9,420位文春文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年1月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ミシンなんか中学で触って以来見ることも無く生きてきた私に較べ、ピーコさんは洋服もドレスもデザインから始まって全て作ることができ、それを仕事にしていたなんて<今もそのお仕事してらっしゃるのかも>この本ではじめて知りました。ファッションチェックの辛口コメント当然ですよね・・・・。本というものは思わぬ知識を与えてくれるからやはり読んで損はないよね。
2015年1月23日に日本でレビュー済み
書籍でしかできない「テレビでは良い人を演じている」ピーコとサワコの、相当ぶっちゃけた毒舌×毒舌対談集。
辛口ファッションチェックで知られるピーコはまだしも、テレビでは聞き手に回っているサワコも、この本ではブチかましまくりで、テレビのサワコしか知らない人は、これ本当にサワコが発言してるの?とさえ思うことだろう。だがこれがサワコ本来のキャラクターなのだ。
ピーコの「デヴィ夫人は最悪の人」、「一番嫌いなタレントは山口もえ。あの子テレビと普段の性格が違い過ぎるんだもの」、「「情熱大陸」のスタッフは最低」などなど、世間での人気タレントや、古参番組も、この人にかかれば、ぶった斬り捲くりである。
山口もえへの批判に関しては、ああいうタイプはいかにもプロオカマや女性が嫌いそうなブリっ子だからなぁ、と、妙に納得もした。山口もえがキャラを無理矢理作っているのは、誰の目にも確定的に明らかだしね(それも小倉優子のように露骨な設定キャラと違って、なんか中途半端にインテリを気取っているのも、気持ち悪くて、私も嫌いなタレントである)。
サワコはサワコで、「ペットを飼ってる人で、ペットに服を着せて、抱いて歩いてる人いるでしょう?あれ、ペットには何の運動にもなってないですよ。あれはペットが好きなんじゃなくてペットを可愛がっている自分が可愛いだけなの」などは、物凄い正論で、面白い。これもテレビでのサワコのキャラクターからは想像できないだろう。
いやあ、これホント、テレビでは出来ない内容だなぁ。この本の売上はせいぜい数万部。テレビでやれば、何百万人もが視聴する。こんな面白くて貴重な話が、それだけ多くの人に知れ渡らないのは、勿体無いと思ったくらいだ。
辛口ファッションチェックで知られるピーコはまだしも、テレビでは聞き手に回っているサワコも、この本ではブチかましまくりで、テレビのサワコしか知らない人は、これ本当にサワコが発言してるの?とさえ思うことだろう。だがこれがサワコ本来のキャラクターなのだ。
ピーコの「デヴィ夫人は最悪の人」、「一番嫌いなタレントは山口もえ。あの子テレビと普段の性格が違い過ぎるんだもの」、「「情熱大陸」のスタッフは最低」などなど、世間での人気タレントや、古参番組も、この人にかかれば、ぶった斬り捲くりである。
山口もえへの批判に関しては、ああいうタイプはいかにもプロオカマや女性が嫌いそうなブリっ子だからなぁ、と、妙に納得もした。山口もえがキャラを無理矢理作っているのは、誰の目にも確定的に明らかだしね(それも小倉優子のように露骨な設定キャラと違って、なんか中途半端にインテリを気取っているのも、気持ち悪くて、私も嫌いなタレントである)。
サワコはサワコで、「ペットを飼ってる人で、ペットに服を着せて、抱いて歩いてる人いるでしょう?あれ、ペットには何の運動にもなってないですよ。あれはペットが好きなんじゃなくてペットを可愛がっている自分が可愛いだけなの」などは、物凄い正論で、面白い。これもテレビでのサワコのキャラクターからは想像できないだろう。
いやあ、これホント、テレビでは出来ない内容だなぁ。この本の売上はせいぜい数万部。テレビでやれば、何百万人もが視聴する。こんな面白くて貴重な話が、それだけ多くの人に知れ渡らないのは、勿体無いと思ったくらいだ。
2005年5月17日に日本でレビュー済み
予想を裏切らない面白さでした。ただし、話の中心はサワコではなくピーコの方です。おしゃべりパワーが違いますから、必然的にサワコが聞き役に回ります。
「書き下ろし」ならぬ「語り下ろし」の本書では、芸能人の好き・嫌いに始まって、ファッションの話で盛り上がった後、ピーコの少年時代、学生時代、社会に出て苦労していた時代の話が淡々と語られます。
私は知らなかったんですが、ピーコは義眼を入れているんですね。片目を失ってから人格にも芸風にも深みが出てきた、とのこと。
芸能人になる前は、ファッション関係の仕事の傍ら、姉といっしょに洋服の製作をして家計を支えていた、なんていうのも初耳。芸能界で生きていく上でも、石井好子という師匠を軸にしてきちんと人間関係を結んでいるとのこと。なんだか、騒がしいだけの人と思っていましたから、読んでいて意外でした。
ちょっとだけ、楽しい雰囲気を紹介しましょう。
まずは、サワコらしい一言。
ピーコ だから、オートクチュールを着るのは、ホントは働いているような人はダメなの。
サワコ 家でお皿なんか洗ってる人じゃいけないんだ。
ピーコ 世の中には、『ホワイトクリスマス』を作曲したアービング・バーリンみたいなご先祖を持ってる人もいるのよ。この曲だけで、毎年、印税が何億も入ってくんだから。
サワコ 楽でつまんなそうな人生。
次はピーコ。ちょっとお下品ですが……、
ピーコ 当時は戸川さんのお姉さんがママをやっててね。レズビアン・バーだったから、お客はみんなレズよ。もう全員レズ、レズ(笑)。今はビアンとか呼んでキレイだけど。
サワコ あ、今はビアンって言うんですか?
ピーコ そうよ。そのほうがキレイじゃない。レズって言うと汚いじゃん。ホモも汚いけどさ。
「書き下ろし」ならぬ「語り下ろし」の本書では、芸能人の好き・嫌いに始まって、ファッションの話で盛り上がった後、ピーコの少年時代、学生時代、社会に出て苦労していた時代の話が淡々と語られます。
私は知らなかったんですが、ピーコは義眼を入れているんですね。片目を失ってから人格にも芸風にも深みが出てきた、とのこと。
芸能人になる前は、ファッション関係の仕事の傍ら、姉といっしょに洋服の製作をして家計を支えていた、なんていうのも初耳。芸能界で生きていく上でも、石井好子という師匠を軸にしてきちんと人間関係を結んでいるとのこと。なんだか、騒がしいだけの人と思っていましたから、読んでいて意外でした。
ちょっとだけ、楽しい雰囲気を紹介しましょう。
まずは、サワコらしい一言。
ピーコ だから、オートクチュールを着るのは、ホントは働いているような人はダメなの。
サワコ 家でお皿なんか洗ってる人じゃいけないんだ。
ピーコ 世の中には、『ホワイトクリスマス』を作曲したアービング・バーリンみたいなご先祖を持ってる人もいるのよ。この曲だけで、毎年、印税が何億も入ってくんだから。
サワコ 楽でつまんなそうな人生。
次はピーコ。ちょっとお下品ですが……、
ピーコ 当時は戸川さんのお姉さんがママをやっててね。レズビアン・バーだったから、お客はみんなレズよ。もう全員レズ、レズ(笑)。今はビアンとか呼んでキレイだけど。
サワコ あ、今はビアンって言うんですか?
ピーコ そうよ。そのほうがキレイじゃない。レズって言うと汚いじゃん。ホモも汚いけどさ。
2006年11月4日に日本でレビュー済み
毒舌ピーコと陰の毒舌アガワさんの対談・・・
・・・というか、2人でくっちゃべってるのが
そのまま本になった感じ。
それだけで終わらないのが、この2人の凄い処。
知らない事は恥をさらしているモノだと
改めて教えてくれる。
知らない事はダメではない。まず知らない事に気づき知ろうとしないとダメなのだ。
・・・というか、2人でくっちゃべってるのが
そのまま本になった感じ。
それだけで終わらないのが、この2人の凄い処。
知らない事は恥をさらしているモノだと
改めて教えてくれる。
知らない事はダメではない。まず知らない事に気づき知ろうとしないとダメなのだ。
2005年3月15日に日本でレビュー済み
「私は日本の女どもが色の感覚が悪いのは、日本にはいわゆる子どもの色ってあるじゃない?ああいう色を着せて育てるから、色のセンスが悪くなるの。」
この、ピーコの発言に何か感じるところがある方は、是非この本を読むべきである。反感でもよいし、賛同を覚える方なら尚一層のこと。
べつに、本書では、辛気臭い説教話をしているのではない。芸能界の裏話。誰某は振る舞いが卑しいとか。ファッションの話。何が似合って、何が似合わないのか。
笑えるのである。暇つぶしには好適な本なのである。しかし、それだけではないのだ。芸能人という<非>常識の人が語る、きわめてまっとうな「大人」の常識が、この本の中には詰まっているのだ。
この、ピーコの発言に何か感じるところがある方は、是非この本を読むべきである。反感でもよいし、賛同を覚える方なら尚一層のこと。
べつに、本書では、辛気臭い説教話をしているのではない。芸能界の裏話。誰某は振る舞いが卑しいとか。ファッションの話。何が似合って、何が似合わないのか。
笑えるのである。暇つぶしには好適な本なのである。しかし、それだけではないのだ。芸能人という<非>常識の人が語る、きわめてまっとうな「大人」の常識が、この本の中には詰まっているのだ。
2005年3月2日に日本でレビュー済み
ピーコさんが、自分の生き方や価値観を、私はこうして生きてきたのッ! 私はこういう人なのよッ!って、きちんとお話なさっていてすばらしい。お世話になった方への感謝の気持ちや、ご自分の失敗を飾らずにお話なさっていて、そういうのエライと思いました。そういうピーコさんの姿を引き出しているサワコさんもこりゃまた、エライ!