BSで私が高校生の頃に見ていた「マー姉ちゃん」が再放送されました。
とても懐かしく視聴していて、長谷川家三女の洋子さん(失礼ながら90歳代で現在もご存命!)に興味を持ち、その洋子さんが起こした出版社の彩古書房が出した本にこの「ニューヨークの24時間」があるのを知り、興味を持って読んでみました。
1981年当時に書かれたものでありながら、現在の日本の働き方改革でやっと追いつきつつある当時のニューヨークの人の働き方やそれを先取りした千葉敦子さんの感性にとても驚かされました。
もし今生きていれば80歳を越えているはずであり、その年代の方がコンピュータや検索システムの価値を見抜き、今の我々と同じような考え方ができていたということは本当に驚くべきことだと思います。
改めて素晴らしい才能を持ちながら若くして亡くなられたことが残念ですし、かなうはずもありませんがその当時の千葉敦子さんとお話をしてみたかったです。
彼女の他の著作も読んでみたいという衝動にかられています。
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ニューヨークの24時間 (文春文庫 ち 2-5) 文庫 – 1990/6/1
千葉 敦子
(著)
ワープロは必需品、留守番電話は秘書代わり。短い人生をいかに充実させ楽しむべきか。フリージャーナリストのニューヨーク生活術
- 本の長さ237ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日1990/6/1
- ISBN-104167461056
- ISBN-13978-4167461058
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (1990/6/1)
- 発売日 : 1990/6/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 237ページ
- ISBN-10 : 4167461056
- ISBN-13 : 978-4167461058
- Amazon 売れ筋ランキング: - 363,995位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 83位アメリカ・中南米の地理・地域研究
- - 4,852位文春文庫
- - 6,277位近現代日本のエッセー・随筆
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年9月23日に日本でレビュー済み
これが1990年以前の日本人女性の日常というのに非常に驚いた。
90年ってWindows95が出るよりも随分前で、コンピュータはプログラマしか使わなかった時代だったと思う。
それを仕事に駆使して、恐らく日本でも何年後かには普及しているから今からタイピングぐらい習得しておいたほうがいいとか…
紙よりディスクに保存しておいたほうが便利とか。
ニューヨークに住んでいると、ほんとに未来に住んでいるんだと思った。
未だにPCを使えないとかいうおじさん・おばさんは、この本を読んで猛省した方がいい。
ただそういう人は恐らく「暇な人」なんだと思いますが…
90年ってWindows95が出るよりも随分前で、コンピュータはプログラマしか使わなかった時代だったと思う。
それを仕事に駆使して、恐らく日本でも何年後かには普及しているから今からタイピングぐらい習得しておいたほうがいいとか…
紙よりディスクに保存しておいたほうが便利とか。
ニューヨークに住んでいると、ほんとに未来に住んでいるんだと思った。
未だにPCを使えないとかいうおじさん・おばさんは、この本を読んで猛省した方がいい。
ただそういう人は恐らく「暇な人」なんだと思いますが…
2004年9月9日に日本でレビュー済み
彼女の伝えたかったことはこの一冊の中にしっかりある。
私がこの本を読んだのは十年以上まえ。見てみると、91年に刷られたもの。
表紙も薄汚れて、ページは赤茶色に焼けている。なおさら愛しい感がある。
時間管理術の本が何冊出されようと、普遍のものがここには存在している。
テクニックじゃないんだよね。
結局は「自分が 何を どう していきたいか」。
そのためには時間をどう上手く使っていくか。
24時間。人間に与えられた時間は皆平等。
情報としては古いものも確かにあります。でも、それは読み手の応用次第。
フェミに傾いている感も確かにある。でも、それも読者の取捨選択次第。
私がこの本を読んだのは十年以上まえ。見てみると、91年に刷られたもの。
表紙も薄汚れて、ページは赤茶色に焼けている。なおさら愛しい感がある。
時間管理術の本が何冊出されようと、普遍のものがここには存在している。
テクニックじゃないんだよね。
結局は「自分が 何を どう していきたいか」。
そのためには時間をどう上手く使っていくか。
24時間。人間に与えられた時間は皆平等。
情報としては古いものも確かにあります。でも、それは読み手の応用次第。
フェミに傾いている感も確かにある。でも、それも読者の取捨選択次第。
2004年12月18日に日本でレビュー済み
時間管理のハウツー本だと思って読み始めると、やけどをする。確かに、切抜きの整理の方法だとか、コンピューターでのオンライン検索(パソコンという言葉がまだない時代のこと)など、著者流の時間管理の方法が書かれているが、それはあくまで「千葉敦子」の方法なので、直接役立てるのは難しいと思う。それでも評価が星5つなのは、この本が、「生き方なんぞは自分で工夫して自分で決めていいのだ!」ということに気づかせてくれるから。ある年齢以上の大人にはあたりまえのことだが、世の中ができあがってから生まれてきた今の若者には、これまでにない視点を与えてくれるはず。
2003年2月10日に日本でレビュー済み
どうにも異国かぶれで、必要以上に土着の日本人をけなすような、その上から物を言うヒリヒリした文章に好感が持てなかったものです。
でもこの本の中で紹介されているストランドという古書店に行ってみたら、ここが私のお気に入りの場所になってしまいました。以来、NYを訪れるたび、滞在中に二度三度と足を運んでは、一日中、時を過ごす場所となってしまいました。その点にはとても感謝している、思い出深い本です。
でもこの本の中で紹介されているストランドという古書店に行ってみたら、ここが私のお気に入りの場所になってしまいました。以来、NYを訪れるたび、滞在中に二度三度と足を運んでは、一日中、時を過ごす場所となってしまいました。その点にはとても感謝している、思い出深い本です。
2000年12月10日に日本でレビュー済み
あれは5年ほど前のことです。 たまたま仕事でニューヨ-クに行く機会があって、帰ってからこの本のタイトルに引かれ、手にとって見ました。 表向きは、著者千葉敦子氏の、仕事・生活・人生・恋愛(笑)ついてのハウツー本。
特に、仕事の気構えや進め方などの部分で、当時は最先端であったろう、ネットでのデータベースの活用方法が取り上げられていて、パソコン好きならニヤリとさせられます。 しかし、読み進んでいくうちに、生きることを、働くことを、恋愛するってことに真剣に取り組んでいる著者の姿勢に圧倒されるはずです。
毎日を真剣に生きた女性ジャーナリスト、千葉敦子氏に出会って、大げさかもしれないですけど、人生の生き方を教えてもらったような気がします。 そんな迫力が、短く纏められた各項目から、確実に伝わってきます。 死と直面しながらの執筆であったと、読後に気付きました。
僕は男性ですけど、若い女性に、それも真剣に自分の人生に付いて考えている人に、オススメしたいですね (^^)y
特に、仕事の気構えや進め方などの部分で、当時は最先端であったろう、ネットでのデータベースの活用方法が取り上げられていて、パソコン好きならニヤリとさせられます。 しかし、読み進んでいくうちに、生きることを、働くことを、恋愛するってことに真剣に取り組んでいる著者の姿勢に圧倒されるはずです。
毎日を真剣に生きた女性ジャーナリスト、千葉敦子氏に出会って、大げさかもしれないですけど、人生の生き方を教えてもらったような気がします。 そんな迫力が、短く纏められた各項目から、確実に伝わってきます。 死と直面しながらの執筆であったと、読後に気付きました。
僕は男性ですけど、若い女性に、それも真剣に自分の人生に付いて考えている人に、オススメしたいですね (^^)y
2004年6月1日に日本でレビュー済み
タイトルは解説の村上むつ子さんの言葉から引用させてもらいました。この言葉が一番この本の内容を表しているからです。ワープロが登場するくらいなので古いと言えば古いのですが、その分をさしひいても、情報満載です。「まあなんと多くの日本人はなりゆき任せに生きていることでしょう。」なんて表現を読むと反感をおぼえる読者もあるのかもしれません。以前、なりゆき任せに生きていた私としては、その後に続く読者が自分自身に問いかけるための質問の嵐が、あまりにも的確なので、こんな文章の中でも、大切なことから短く語る、というジャーナリズムの基本が生きていることに圧倒されました。ファイルシステムの構築の仕方も参考になります。一度読んだだけでは応用しながらすべて実行できないので、何度も読み直しています。
2004年5月31日に日本でレビュー済み
千葉敦子さんの作品と出会ったきっかけは、ニューヨーク旅行の下準備としてこの本を手に取ったことからはじまりました。内容はニューヨークの観光ガイド的なものではなく、主にどのようにして1日・24時間を有効に生かすか、というものです。ニューヨークを舞台にことこまかに彼女の1日が記されていて、読んでいるだけで刺激を受けます。彼女はフリーのジャーナリストで乳癌の手術を受けています。フリーのジャーナリストが加入できる保険の話から病院の話、またニューヨークのナイトシーンや彼女が居を構えていたグリニッジヴィレッジに立つ市場の話までみっちりと記されていて読み応え充分です。この本は大分前に出版されていますが今読んでも大変有意義な発見をすることができる本です。ひととおり読んだ後は枕元に置き、毎晩寝る前に好きな項を読んでいます。