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鮎師 (文春文庫) 文庫 – 2005/10/7

3.9 5つ星のうち3.9 17個の評価

小田原・早川の淵に棲むという60センチを超す巨大鮎に取り憑かれた二人の男達の姿を手に汗握る筆致で描く幻の傑作がついに復刊

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 文藝春秋 (2005/10/7)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/10/7
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 320ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4167528142
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4167528140
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 17個の評価

著者について

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夢枕 獏
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1951年、神奈川県小田原市生まれ。77年に作家デビュー後、“キマイラ・吼”“魔獣狩り”“闇狩り師”“陰陽師”シリーズ等人気作品を発表し、今日に 至る。89年『上弦の月を喰べる獅子』で、第10回日本SF大賞を、98年『神々の山嶺』で第11回柴田錬三郎賞を受賞。日本SF作家クラブ会員(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 天海の秘宝(上) (ISBN-13: 978-4022507631 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中3.9つ
5つのうち3.9つ
17グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2022年6月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 私は、友釣りをしますが、近所のおじさん連中はどぶ釣りをしていました。毛バリの名前など大変懐かしく読ませてもらいました。
 40年以上友釣りをしていて若い頃は、かなりのめり込んでいました。子供が生まれても鮎、宮参りも行きません。生活の中心が鮎で色々な予定は、友釣りに合わせて決めるというかなり深刻な状況でしたので身につまされながら読ませていただきました。幸運にも「鮎じゃ、上手く歳をとることが出きて」今は、オトリ店を営みながら釣りをしています。
2007年8月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ただの鮎釣り好きの主人公(その後アユ釣りへの姿勢が大きく変わりますが)と早川に住む大鮎を釣り上げることに執念を燃やす黒淵の物語。川は比較的「主(ぬし)」的な大物が存在するストーリーが描きやすいという話を聞いたことがあります。物語も釣りキチ三平に出てきそうなストーリーではありますが、もちろん大人向けの読み物で、黒淵の残りの人生をかけたギラギラした凄味が伝わってきます。自分はアユ釣りをしますが、この本で出てくるチンチン釣りではなく友釣りの方が好きなので、物語の冒頭で「どうかな?」と思いましたが、その後スンナリとしかも一気に読めました。読み終わった後の爽やかな感じが不思議と心地よさを感じさせる物語です。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2015年7月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
古本だから多少の汚れは仕方がないと思っていましたが、大変綺麗で満足しております。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2022年1月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
新品に次回評価で出てたけどカバーに穴が二つ。Bランクでしょ。商品の状態からすると高すぎ。
2007年5月2日に日本でレビュー済み
 どんなことにも「超えてはならない一線」というものがあるが、主人公が、自分ではわかっていながらも次第にその一線を踏み越えてしまう、そこに至るまでの経緯が流れるような展開で表現されている。釣りをする者にとってはたまらない一冊なのである。

 自分も超えてはならない一線を超え、今見えないもの、その境地に達して初めて見えてくるものを見て見たい気がするが、その時に引き返すことができるのだろうか?もう二度と帰ってこれないのではないか?この本には狂気の世界が、超越した世界が見事に表現されている。

 主人公が"黒淵"に向かって「おれ」という言葉を発するくだりを読む時、背中を何かが突き抜ける。狂気の世界への入口がここにある。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2015年11月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
鮎釣りを趣味している者として、 面白く楽しく読ませて戴きました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2005年10月21日に日本でレビュー済み
私は釣りもしないし、鮎が好物なワケでもなんでもない。更に、この作者の伝奇ものはその暴力的な表現がとても苦手だった。
しかし、先輩が貸してくれたこの作品の文体に流れるリズムは、心地の良いものだった。私にはディティールが全くわからない釣りのコトバはこのリズムに乗ると(完璧に理解させるワケではないが)作品世界に浸かるように助けてくれる。
そして、時には強く、時には優しく、主人公たちを翻弄する...それが心地よくてつい自分で改めて買ってしまった本である。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2008年3月22日に日本でレビュー済み
 1989年に講談社から単行本、1992年に講談社文庫として出たものの復刊。
 夢枕氏の作品として珍しく、5年という長期間をかけて執筆されたもの。自身の鮎釣り体験をもとにじっくりと醸成されただけあって、鮎へかける思いが詰め込まれているように感じた。
 私にとっては地元の小田原・早川が舞台となっており、そこでの釣りも体験したことがあるので楽しめた。しかし、それ以外の土地の鮎好きにはちょっと違和感があるかも知れない。小田原の鮎釣りは、友釣りではないのである。毛針で釣る、一種の餌釣りなのである。それにまつわる蘊蓄・特殊な釣法も登場しており、面白い。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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