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ストロベリー・ロード 上 (文春文庫 い 27-1) 文庫 – 1992/11/1
石川 好
(著)
カリフォルニアのイチゴ畑で働く兄のもとへ身をよせた著者の、土と汗まみれの青春。これほど真率に語られたアメリカ物語はない!
- 本の長さ307ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日1992/11/1
- ISBN-104167530023
- ISBN-13978-4167530020
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (1992/11/1)
- 発売日 : 1992/11/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 307ページ
- ISBN-10 : 4167530023
- ISBN-13 : 978-4167530020
- Amazon 売れ筋ランキング: - 554,301位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 6,740位文春文庫
- - 93,078位ノンフィクション (本)
- - 148,066位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年11月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私は2年間米国の大学院に留学したことがあるが、その際に気になったのがアジア系アメリカ人の存在だった。彼らはアジア人でもないしアメリカ人でもない。私は彼らと親しく接したが、彼らと親しくなればなるほど、彼らのアイデンティティを不思議に思ったものである。そんな中、今では絶版となってしまった本書と出会った。筆者は移民船で渡米、日系移民コミュニティーで生活し、日系移民の生活をリアルに描写している。本書の文体は軽妙洒脱でユーモアも満載だが、描かれているのは日系移民の歴史、日系に対する人種差別、貧困、戦争花嫁といった非常にシリアスなテーマである。これほど文体と内容がいい意味で乖離している本を私は知らない。また、随所で見られる筆者の深い洞察もいい。日系移民の生活のみならず米国を知りたい全ての人に強くおすすめしたい傑作だ。下巻を読むのが今から楽しみである。
2007年1月20日に日本でレビュー済み
カリフォルニアのイチゴ畑から始まる作者の<アメリカ>は、<アメリカ>であってアメリカでない。
あるもの・ことに対する幻想と現実、人はその現実にぶち当たらないかぎりその本質は見えてこない。国とは、そこで暮らすこととは、そこで暮らす人とは、そして自分とは、いったいなんなのか。
作者にとってのこういったことのすべてが<アメリカ>に詰まっているように思う。
18歳の作者が小さな挫折を繰り返していく中で感じた<アメリカ>が、イチゴ畑をとおして生き生きと、むしろ生々しい程鮮やかに広がる。
あるもの・ことに対する幻想と現実、人はその現実にぶち当たらないかぎりその本質は見えてこない。国とは、そこで暮らすこととは、そこで暮らす人とは、そして自分とは、いったいなんなのか。
作者にとってのこういったことのすべてが<アメリカ>に詰まっているように思う。
18歳の作者が小さな挫折を繰り返していく中で感じた<アメリカ>が、イチゴ畑をとおして生き生きと、むしろ生々しい程鮮やかに広がる。
2004年9月20日に日本でレビュー済み
高校卒業の裸一貫で兄を頼ってカリフォルニアに渡り、いちご畑で働いた著者の青春記。現在、論客として活躍する著者の思想の血と肉はこの経験を通して学んだ。下級労働市場を合法、非合法黙認で門戸を開き、移民を集め、そのカルチャの融合とダイナミズムで米国が台頭してきた背景が主人公の日常を通じてよくわかる。また、米国という国の最下層から一級のシチズンとして認められるのがどういう事も体感できる。レビュアーの在米の経験からも、米国に羽ばたきたい若者に、出発前にぜひ読んでほしい一冊である。続編も必読を。
2001年6月6日に日本でレビュー済み
夢と希望に胸をふくらませる人、祖国を捨てざるを得なかった人。多くの外国人がそれぞれの事情を抱えて上陸し、アメリカ人になろうとする。アメリカは寛容に受け入れてくれるかもしれないが、何もしてくれない。自分自身で何かを開拓しなければ生き残れない。アメリカとは、移民とは、そして自分自身とは何なのか考えさせてくれる一冊だった。
2000年11月30日に日本でレビュー済み
留学するあなた。この本を読んでから出発してください。これから起こりうる出来事、喜怒哀楽すべてが載ってます。 留学するあなたへおすすめです。
2012年7月1日に日本でレビュー済み
<上下巻、続編のストロベリーボーイ含む感想>
1960年代。高校を卒業して、アメリカに渡り、農業に従事した著者の自伝的青春小説。
大学時代に留学していた姉のフェイバリットの一作。
異邦人の主人公が見たアメリカ社会、その中の日系人ソサエティ、異国の中での孤独、人との繋がりを描く。
実際に留学していた姉がハマったのは分かる気がする。
留学経験のあるヒトに。
1960年代。高校を卒業して、アメリカに渡り、農業に従事した著者の自伝的青春小説。
大学時代に留学していた姉のフェイバリットの一作。
異邦人の主人公が見たアメリカ社会、その中の日系人ソサエティ、異国の中での孤独、人との繋がりを描く。
実際に留学していた姉がハマったのは分かる気がする。
留学経験のあるヒトに。