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運命の人(三) (文春文庫 や 22-8) 文庫 – 2011/1/7
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- ISBN-104167556081
- ISBN-13978-4167556082
- 出版社文藝春秋
- 発売日2011/1/7
- 言語日本語
- 寸法10.5 x 1.2 x 15 cm
- 本の長さ299ページ
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2011/1/7)
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- 文庫 : 299ページ
- ISBN-10 : 4167556081
- ISBN-13 : 978-4167556082
- 寸法 : 10.5 x 1.2 x 15 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 206,337位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
1924(大正13)年、大阪市生れ。京都女子大学国文科卒。
毎日新聞大阪本社学芸部に勤務。当時、学芸部副部長であった井上靖のもとで記者としての訓練を受ける。勤務のかたわら小説を書きはじめ、1957(昭和32)年に『暖簾』を刊行。翌年、『花のれん』により直木賞を受賞。新聞社を退社して作家生活に入る。
1963(昭和38)年より連載をはじめた『白い巨塔』は鋭い社会性で話題を呼んだ。『不毛地帯』『二つの祖国』『大地の子』の戦争三部作の後、大作『沈まぬ太陽』を発表。1991(平成3)年、菊池寛賞受賞。2009(平成21)年には最新長編小説『運命の人』を刊行。同年10月より、「山崎豊子 自作を語る」シリーズ全三巻、『作家の使命 私の戦後』『大阪づくし 私の産声』『小説ほど面白いものはない』を刊行。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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・・・
第一巻・第二巻で、特ダネ記者弓成の、過剰気味の自信を実績で証明するかの仕事ぶり、外交官や政治家への食い込み、外務省事務官との情事、情報漏洩による逮捕、警察への尋問、そして起訴までの様子でした。
第三巻は、概ね裁判の様子にあてられます。そして主人公弓成の境遇が右肩下がりに落ちてゆきます。
結果的に一審は勝訴(無罪)ながら、三木は有罪とされ、情報源の秘匿をできないという記者としての誇りをもズタズタにされた弓成。会社でも疎まれはじめたことを察し、職を辞する。そして家庭に顔向けできないと実家の九州へ単身戻り、実父の会社へ入社。最悪やな。
その間、控訴審が進行し、控訴審では有罪。
弓成側の大野木弁護士、もう一方の被告の三木と弁護士の坂本。加えて裁判官の様子がドラマティックに描かれます。端的に言えば、今度の裁判官は保守側ということでした。
なお最高裁では控訴棄却ということで、弓成=悪者、の印象が確定。三木の手記が週刊誌に掲載され、あることないことが流布されることになります。
こうして失意の中、実家の仕事にも身が入らず、博打にうつつを抜かします。
自暴自棄になりつつある弓成の様子は、幾許か自業自得的に私は感じます。でも一層気の毒なのは奥様と子どもたちでしょう。このあたりは夫婦にしか分からないこともあろうかとは思いますが、胸が苦しくなります。
・・・
ということで第三巻。
裁判といえども、ポジションを取る(つまり裁判官の意見も相対的正しさ)ということが良く分かります。また、家庭をないがしろにする感がなかなかひどく、ショーワという過ぎし時代を感じました。
裁判の様子、ジャーナリズム、社内政治、家族とは何か、等々に関心のかる方にはお勧めできる作品であると思います。
明るいものを感じることのできない八方塞がりの様な
(四)は良くなるストーリーである様願いを込めて読み進んでみます。
一般文学通算695作品目の読書完。通算1038冊目の作品。2011/05/25
弁護士の論理の組み立て方、論点をどこに持っていくかで人々に与える印象もかなり違ってくる
のも事実であろう。法の解釈というのは人々の捉えかた、個々人のベースとなる思想や主義によっても
千差万別の答えが出てくる。また、情に訴えかけられると弱いのも人間である。
弓成が堕落していく様は他人ごとではない気がする。こういうことは誰にでも降りかかってくる
可能性のあることではなかろうか?ましてや家族の方々に同情を禁じえない。