安いなぜかアマゾンだけにあるためうれしさががあります。
よかった。と思った
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
ぼくの昭和20年代史 焼け跡の青春・佐々淳行 (文春文庫 さ 22-12) 文庫 – 2006/7/7
佐々 淳行
(著)
戦後、苦学ののち東大法学部に入学した年に、朝鮮戦争勃発。激化する左翼運動。平和を求める熱き決意が、警察官への道を選ばせた
- 本の長さ317ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2006/7/7
- ISBN-104167560135
- ISBN-13978-4167560133
この商品を見た後にお客様が購入した商品
ページ: 1 / 1 最初に戻るページ: 1 / 1
登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2006/7/7)
- 発売日 : 2006/7/7
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 317ページ
- ISBN-10 : 4167560135
- ISBN-13 : 978-4167560133
- Amazon 売れ筋ランキング: - 752,188位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 8,108位文春文庫
- - 48,812位歴史・地理 (本)
- - 116,117位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中4.7つ
5つのうち4.7つ
11グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2020年12月5日に日本でレビュー済み
警察官僚となる佐々淳行の昭和20年代(中学・高校・大学時代)を書いた本です。
昭和20年代について当時の世相やそれに伴う佐々の学生生活について語られています。
興味深かったのは以下の点。
・父・弘雄が第1回参院選に当選(全国区の下位当選のため任期は3年の参院議員)と当選から1年後の1948年の病死したこと
・旧制成蹊高等学校の同級生の卒業後の各方面での活躍
・東大の授業における高名な各教授の面々について、佐々氏曰く東大ではイデオロギー的偏向の教授が多かったこと
・欧州政治史の岡義武教授の授業は佐々氏のニーズに合っていたこと
・1950年代前半において憲法学の権威である宮澤俊義教授が憲法と条約のどちらが優位なのかについて「憲法と条約は同格」と主張していたこと
・日本国内の共産主義者によるテロ活動等を起こしていた時代の世相から、佐々氏が東大在学中に警察キャリア官僚を志したこと
・佐々が大学受験の時や就職の時にそれぞれ東大や警察官三級職試験(警察キャリア官僚試験)のみを受けて、それ以外の滑り止めを受けなかったこと
昭和20年代について当時の世相やそれに伴う佐々の学生生活について語られています。
興味深かったのは以下の点。
・父・弘雄が第1回参院選に当選(全国区の下位当選のため任期は3年の参院議員)と当選から1年後の1948年の病死したこと
・旧制成蹊高等学校の同級生の卒業後の各方面での活躍
・東大の授業における高名な各教授の面々について、佐々氏曰く東大ではイデオロギー的偏向の教授が多かったこと
・欧州政治史の岡義武教授の授業は佐々氏のニーズに合っていたこと
・1950年代前半において憲法学の権威である宮澤俊義教授が憲法と条約のどちらが優位なのかについて「憲法と条約は同格」と主張していたこと
・日本国内の共産主義者によるテロ活動等を起こしていた時代の世相から、佐々氏が東大在学中に警察キャリア官僚を志したこと
・佐々が大学受験の時や就職の時にそれぞれ東大や警察官三級職試験(警察キャリア官僚試験)のみを受けて、それ以外の滑り止めを受けなかったこと
2007年9月9日に日本でレビュー済み
終戦の詔勅の日、川で水浴びをしていて川下を見たら、同じ所で勤労奉仕していた少女達も水浴びをしていた…などという、「ちょいエッチ」なエピソードが所々に記されており、常日頃厳しい表情で危機管理を訴える佐々氏とは対照的(?)なユーモアを感じました。
これだけではナンですので…この書は著者の回顧録の形をとってますが、終戦直後の日本の世相をvividに描いている点でも面白いです。
これだけではナンですので…この書は著者の回顧録の形をとってますが、終戦直後の日本の世相をvividに描いている点でも面白いです。
2003年8月16日に日本でレビュー済み
著者の父で朝日新聞論説主幹、参議院議員であった弘雄氏の思い出をちりばめながら昭和20年代を自分史として振り返った良書。
大日本帝国の「皇軍」を「極悪非道の賊軍」とすべく言論統制を進めるGHQ。
これに追従して「日本再建の第一歩は全国民による一億総懺悔だ」とする東久邇宮内閣の声明。
この「一億総懺悔」は今にいたるまで日本の言論界を覆う暗雲となっている。
GHQの公用語「第三国人」で呼ばれた朝鮮人と台湾人の横暴ぶりも数々の事件を起こした。
日共東大細胞が巻き起こす東大の学内紛争と戦う著者達の体験談も興味を引く。
激動の昭和20年代を生きた著者の自分史であるとともに、興味あふれる現代史となっている。
大日本帝国の「皇軍」を「極悪非道の賊軍」とすべく言論統制を進めるGHQ。
これに追従して「日本再建の第一歩は全国民による一億総懺悔だ」とする東久邇宮内閣の声明。
この「一億総懺悔」は今にいたるまで日本の言論界を覆う暗雲となっている。
GHQの公用語「第三国人」で呼ばれた朝鮮人と台湾人の横暴ぶりも数々の事件を起こした。
日共東大細胞が巻き起こす東大の学内紛争と戦う著者達の体験談も興味を引く。
激動の昭和20年代を生きた著者の自分史であるとともに、興味あふれる現代史となっている。