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私の梅原龍三郎 (文春文庫 た 37-1) 文庫 – 1997/10/9
高峰 秀子
(著)
大芸術家にして大きな赤ん坊。四十年近くも親しく付き合った洋画の巨匠梅原龍三郎の思い出をエピソード豊かに綴ったエッセイ集。梅原描く高峰像等カラー図版・写真多数。(川本三郎)
- 本の長さ283ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日1997/10/9
- ISBN-104167587017
- ISBN-13978-4167587017
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (1997/10/9)
- 発売日 : 1997/10/9
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 283ページ
- ISBN-10 : 4167587017
- ISBN-13 : 978-4167587017
- Amazon 売れ筋ランキング: - 67,811位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年10月11日に日本でレビュー済み
著者ははじめにこの本を出すきっかけが家の改築に伴う写真の整理であったことを律儀に打ち明けているが、梅原画伯が亡くなって1年後に出版されたのだから追悼の意味が込められていることは、最初が梅原画伯の仏壇コーナーから始まることでも十分伝わってくる。著者は「誰に、どう言われても、私はかたくなにお通夜に行かず、お葬式にも行かず、いまだにお墓へも行っていない。お墓へ行ってしまえば、梅原先生の死が確実になってしまうから、私は行かない」と。そして今までの思い出を初対面から亡くなる約3ヶ月前に公に姿を見せた自らの展覧会への出席まで写真と文で紹介していく。
写真のほかに著者の肖像画も載せてあるのだが、著者は画伯が最後に書かれた肖像画を表紙につかった。著者はモデルになった年代によって年齢が的確に現われているところが素晴らしいと絶賛しているが、初めて著者の肖像画を描いたときに「眼の光が普通の人より強いのでそれで眼が大きく感じられる」と画伯がいった著者の特徴は最後の肖像画にも描きこまれていたのだ、完成に15分とかからなかったのに。
解説でも指摘されているが、この作品には「老い」という別のテーマも実は描かれていて、この本が出版されてから10年、単行本からだと20年が経過するが、決して古びた感じはしないのである。
写真のほかに著者の肖像画も載せてあるのだが、著者は画伯が最後に書かれた肖像画を表紙につかった。著者はモデルになった年代によって年齢が的確に現われているところが素晴らしいと絶賛しているが、初めて著者の肖像画を描いたときに「眼の光が普通の人より強いのでそれで眼が大きく感じられる」と画伯がいった著者の特徴は最後の肖像画にも描きこまれていたのだ、完成に15分とかからなかったのに。
解説でも指摘されているが、この作品には「老い」という別のテーマも実は描かれていて、この本が出版されてから10年、単行本からだと20年が経過するが、決して古びた感じはしないのである。
2016年12月29日に日本でレビュー済み
ぼくはライオンになりたいんだ。普段は草原でゆっくり寝ててね、それでいい展覧会があるとステッキを持って見に行くんだ。そしたら隣のご婦人が、あら毛深い人ねって。ウシシシシ。
みたいな梅原龍三郎の楽しい逸話がたくさん。著者である高峰秀子を描いた絵もパワフル。
みたいな梅原龍三郎の楽しい逸話がたくさん。著者である高峰秀子を描いた絵もパワフル。
2013年9月23日に日本でレビュー済み
芸術家を簡単に一流、2流と語ること事態あまりに道理を知らない方です。人の評価ほどあてにならないものはありません。作者さんは狭い世界の方のようです。個人的日記なら良いでしょうが、本はいただけ無いと思いました。