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柔らかな頬 上 (文春文庫 き 19-6) 文庫 – 2004/12/7
桐野 夏生
(著)
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互いの家族を連れ、愛人と旅行中、娘が失踪。罪の意識に苛まれる母親を誰も救えない――。ラストが議論を呼んだ直木賞受賞の問題作
- 本の長さ358ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2004/12/7
- ISBN-104167602067
- ISBN-13978-4167602062
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
カスミは、故郷・北海道を捨てた。が、皮肉にも、その北海道で娘が謎の失踪を遂げる。
友人家族の北海道の別荘に招かれ、夫、子供と共に出かけたカスミ。5歳の娘・有香が忽然と姿を消す。実は、 石山とカスミと不倫の関係であり。カスミと石山は家族の目を盗み、逢引きを重ねていたのだ。夫と子供を捨てても構わないと決心したその朝、娘は消えた。有香が消えた原因はもしや自分にあるのか? 罪悪感に苦しむカスミは一人、娘を探し続けるが、何の手がかりも無いまま月日が過ぎ、事件は風化してゆく。しかし4年後、元刑事の内海が再捜査を申し出る。カスミは一人娘の行方を追い求め事件現場の北海道へと飛ぶ。
この一作がミステリーの概念を変えた、話題の直木賞受賞作。
友人家族の北海道の別荘に招かれ、夫、子供と共に出かけたカスミ。5歳の娘・有香が忽然と姿を消す。実は、 石山とカスミと不倫の関係であり。カスミと石山は家族の目を盗み、逢引きを重ねていたのだ。夫と子供を捨てても構わないと決心したその朝、娘は消えた。有香が消えた原因はもしや自分にあるのか? 罪悪感に苦しむカスミは一人、娘を探し続けるが、何の手がかりも無いまま月日が過ぎ、事件は風化してゆく。しかし4年後、元刑事の内海が再捜査を申し出る。カスミは一人娘の行方を追い求め事件現場の北海道へと飛ぶ。
この一作がミステリーの概念を変えた、話題の直木賞受賞作。
登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2004/12/7)
- 発売日 : 2004/12/7
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 358ページ
- ISBN-10 : 4167602067
- ISBN-13 : 978-4167602062
- Amazon 売れ筋ランキング: - 19,273位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 503位日本文学
- - 505位文春文庫
- - 6,206位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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桐野 夏生(きりの・なつお)
1951年生まれ。93年『顔に降りかかる雨』で江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。98年『OUT』で日本推理作家協会賞(同作品は英訳され、日本人初のエ ドガー賞候補となる)、99年『柔らかな頬』で直木賞、2003年『グロテスク』で泉鏡花文学賞、04年『残虐記』で柴田錬三郎賞、05年『魂萌え!』で 婦人公論文芸賞、08年『東京島』で谷崎潤一郎賞、09年『女神記』で紫式部文学賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 メタボラ(上) (ISBN-13: 978-4022645548 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年12月11日に日本でレビュー済み
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凄く綺麗な状態でした。また丁寧な梱包ありがとうございました。
2017年9月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
桐野夏生作品を初めて読んだのが、
「夜また夜の深い夜」というポップで少女漫画みたいな作品(これはこれで楽しい作品、本作とは別物っ)だったので、
まさか本作が同じ作家さんの作品とは思えない
というのが印象、、、
柔らかい頬みたいに穏やかな表層
をナイフで切り取り、
薄々感じてるグロテスクな中身を
見せられるような小説、、、。
ドロリとして、重層的で、深くて、冷徹、、、
恐るべき惨禍に見舞われなくても、
人はエゴで生きる。
まして、否応なく事件に関わりを
もてば、見苦しいエゴが滲み出る。
どの夢(白昼夢)も想像も、歪んだ自己愛で
全て起こり得ると思わせる。
逃げる、奪う、捨てる、
すべての抑えられない衝動も
生きるすべての力も
やがて衰え、色褪せ、萎えてしまう。
果てのない欲望と、終わりのない絶望と、
その環の中で、
人は変質し、痛み、
自分自身も誤魔化すように
様々な色を纏う。
そして、受け入れ難い現実を
観念し受け入れ、
人は弱り、見せかけの強さを手に入れる?
弱り、救いなどないコトを
どこかで悟って生きる、
そのコトを、
静かに、生々しくねっとりとした触感
で、冷徹に描かれている。
あ、映像化するなら、カスミ役は
満島ひかり以外、他にない!と思う!
「夜また夜の深い夜」というポップで少女漫画みたいな作品(これはこれで楽しい作品、本作とは別物っ)だったので、
まさか本作が同じ作家さんの作品とは思えない
というのが印象、、、
柔らかい頬みたいに穏やかな表層
をナイフで切り取り、
薄々感じてるグロテスクな中身を
見せられるような小説、、、。
ドロリとして、重層的で、深くて、冷徹、、、
恐るべき惨禍に見舞われなくても、
人はエゴで生きる。
まして、否応なく事件に関わりを
もてば、見苦しいエゴが滲み出る。
どの夢(白昼夢)も想像も、歪んだ自己愛で
全て起こり得ると思わせる。
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やがて衰え、色褪せ、萎えてしまう。
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人は変質し、痛み、
自分自身も誤魔化すように
様々な色を纏う。
そして、受け入れ難い現実を
観念し受け入れ、
人は弱り、見せかけの強さを手に入れる?
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どこかで悟って生きる、
そのコトを、
静かに、生々しくねっとりとした触感
で、冷徹に描かれている。
あ、映像化するなら、カスミ役は
満島ひかり以外、他にない!と思う!
2011年8月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
暗く、哀しい・・・
しかし読み始めたら止まらない。
しかし読み始めたら止まらない。
2020年8月1日に日本でレビュー済み
もちろん再読だが、著者の代表作となる作品、というよりは、日本文学の、スタンダードと成り得る、大傑作。
2020年2月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者の本は初めて読みました。
上巻の最後で手掛かり。どんな展開かと思ったのですが。
下巻ではいきなり話が出てきては夢とか妄想。
最後のも妄想?
登場人物は皆救われないし、なんかスッキリしないなぁ。
上巻の最後で手掛かり。どんな展開かと思ったのですが。
下巻ではいきなり話が出てきては夢とか妄想。
最後のも妄想?
登場人物は皆救われないし、なんかスッキリしないなぁ。
2017年5月28日に日本でレビュー済み
何か不穏な水の気配が本書全体を覆っている。
それは各章につけられた章のタイトルが,第二章「水の気配」以降,第三章「漂流」,第四章「洪水」,第五章「浮標」,第六章「水源」,第七章「桟橋」,第八章「遡航」,第九章「放流」と続いていくことからも明らかで,それは子どもの失踪のため自身が「漂流」することになる主人公カスミやその他登場人物らの心象風景でもあり,神隠しのように姿を消した子どもと「水」に何か関係があるのではないかという読者の不安感をも醸し出し,それがゆえ,重い空気,いや空気というよりドロリと粘土の高い水のようなものが本書全体を覆っている印象を持つ一因となっているように感じる。
ただカスミを中心とした第三章までの展開の後,病を抱える元刑事内海純一を主人公とする第四章が,第六章では不倫相手石山を主人公とする物語が語られるあたりから,物語に重層的な動きが加わり,本書の面白さが一気に増してくる。
それにしても本書の人物設定はとてもユニークだ。
末期ガンの刑事内海や、心境に大きな変化をみせすっかり見た目も変わってしまう不倫相手の石山を中心に据えて物語を展開したり,新興宗教の教祖のような人物緒方や別荘地周辺の元自衛隊員など,よくこんな人物設定を思いついたなと思わせるユニークさと,小説全体の構成が上手いのか下手なのかどこかしっくりとこない感がありながらも、夢の形をとりながらいくつかの結末を示すその手法の面白さ、そして、それでも先へと読み進めずにおれない,なんとも一筋縄でいかない不思議な魅力を持つ作品だ。
それは各章につけられた章のタイトルが,第二章「水の気配」以降,第三章「漂流」,第四章「洪水」,第五章「浮標」,第六章「水源」,第七章「桟橋」,第八章「遡航」,第九章「放流」と続いていくことからも明らかで,それは子どもの失踪のため自身が「漂流」することになる主人公カスミやその他登場人物らの心象風景でもあり,神隠しのように姿を消した子どもと「水」に何か関係があるのではないかという読者の不安感をも醸し出し,それがゆえ,重い空気,いや空気というよりドロリと粘土の高い水のようなものが本書全体を覆っている印象を持つ一因となっているように感じる。
ただカスミを中心とした第三章までの展開の後,病を抱える元刑事内海純一を主人公とする第四章が,第六章では不倫相手石山を主人公とする物語が語られるあたりから,物語に重層的な動きが加わり,本書の面白さが一気に増してくる。
それにしても本書の人物設定はとてもユニークだ。
末期ガンの刑事内海や、心境に大きな変化をみせすっかり見た目も変わってしまう不倫相手の石山を中心に据えて物語を展開したり,新興宗教の教祖のような人物緒方や別荘地周辺の元自衛隊員など,よくこんな人物設定を思いついたなと思わせるユニークさと,小説全体の構成が上手いのか下手なのかどこかしっくりとこない感がありながらも、夢の形をとりながらいくつかの結末を示すその手法の面白さ、そして、それでも先へと読み進めずにおれない,なんとも一筋縄でいかない不思議な魅力を持つ作品だ。