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グロテスク 上 (文春文庫 き 19-9) 文庫 – 2006/9/5
桐野 夏生
(著)
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名門女子高に渦巻く女子高生たちの悪意と欺瞞。「ここは嫌らしいほどの階級社会なのよ」。
「わたし」とユリコは日本人の母とスイス人の父の間に生まれた。母に似た凡庸な容姿の「わたし」に比べ、完璧な美少女の妹のユリコ。家族を嫌う「わたし」は受験しQ女子高に入り、そこで佐藤和恵たち級友と、一見平穏な日々を送っていた。ところが両親と共にスイスに行ったユリコが、母の自殺により「帰国子女」として学園に転校してくる。悪魔的な美貌を持つニンフォマニアのユリコ、競争心をむき出しにし、孤立する途中入学組の和恵。「わたし」は二人を激しく憎み、陥れようとする。
圧倒的な筆致で現代女性の生を描ききった、桐野文学の金字塔。
「わたし」とユリコは日本人の母とスイス人の父の間に生まれた。母に似た凡庸な容姿の「わたし」に比べ、完璧な美少女の妹のユリコ。家族を嫌う「わたし」は受験しQ女子高に入り、そこで佐藤和恵たち級友と、一見平穏な日々を送っていた。ところが両親と共にスイスに行ったユリコが、母の自殺により「帰国子女」として学園に転校してくる。悪魔的な美貌を持つニンフォマニアのユリコ、競争心をむき出しにし、孤立する途中入学組の和恵。「わたし」は二人を激しく憎み、陥れようとする。
圧倒的な筆致で現代女性の生を描ききった、桐野文学の金字塔。
- 本の長さ397ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2006/9/5
- ISBN-104167602091
- ISBN-13978-4167602093
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対象商品: グロテスク 上 (文春文庫 き 19-9)
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2006/9/5)
- 発売日 : 2006/9/5
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 397ページ
- ISBN-10 : 4167602091
- ISBN-13 : 978-4167602093
- Amazon 売れ筋ランキング: - 4,207位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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桐野 夏生(きりの・なつお)
1951年生まれ。93年『顔に降りかかる雨』で江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。98年『OUT』で日本推理作家協会賞(同作品は英訳され、日本人初のエ ドガー賞候補となる)、99年『柔らかな頬』で直木賞、2003年『グロテスク』で泉鏡花文学賞、04年『残虐記』で柴田錬三郎賞、05年『魂萌え!』で 婦人公論文芸賞、08年『東京島』で谷崎潤一郎賞、09年『女神記』で紫式部文学賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 メタボラ(上) (ISBN-13: 978-4022645548 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年11月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本を機に桐野夏生さんにハマりました
2023年5月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一見、「私」が誰かに独白している普通の小説です。
でも、読み進めるにつれて、この「私」が自惚れが強く自己評価は高い嫌な面が見えてきます。
それぞれの視点で同じ経験を語ることで、その人自身を浮き彫りにし、誰もが「自分にとっての本当」を語っている。
とても興味深く読みました。下巻が楽しみ。
でも、読み進めるにつれて、この「私」が自惚れが強く自己評価は高い嫌な面が見えてきます。
それぞれの視点で同じ経験を語ることで、その人自身を浮き彫りにし、誰もが「自分にとっての本当」を語っている。
とても興味深く読みました。下巻が楽しみ。
2016年6月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
東電OL殺人事件をモチーフにしてると言うことで興味を持ちました。人物像も分かりやすく、引き込まれるように夢中で読みました。読みやすかったです。
2020年2月19日に日本でレビュー済み
女性は男性よりも社会性が高い、とはよく言われる。しかし、より社会的な動物である、ということは他者との比較で自身を把握する傾きが強い、ということも同時に意味する
美醜、貧富、ブランド、学歴。女たちは、関係性の中にある、ありとあらゆる差異を微分し、こぼれ落ちた愚鈍な他者を差別し、群体の中で確固とした階級を形成していく
グロテスクに登場する四人の女性たちも、他の女との比較して競い合うことにより崩壊していく
主人公のわたしは絶世の美少女の妹との比較によって
容姿の階級が違うユリコは母に拒絶された原体験によって
ガリ勉のカズエと優等生のミツルはQ女子校の差別的な獲得形質によって、それぞれの人生を凋落させていく
他者と比較し、差別せずにはいられない。それは女の偉大なる人間苦だ
主要人物の四人の内三人までが、娼婦という存在に行き着くことは興味深い
拷問のように彼女たちを責めさいなみ続けた「女の階級」からの自由
社会的な桎梏や男性原理からの解放、畢竟女という動物に戻るということ
人間のメスという珍種の生物についてのレポート
グロテスクはまさに女の地獄の見本市のような傑作小説といえる
美醜、貧富、ブランド、学歴。女たちは、関係性の中にある、ありとあらゆる差異を微分し、こぼれ落ちた愚鈍な他者を差別し、群体の中で確固とした階級を形成していく
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主人公のわたしは絶世の美少女の妹との比較によって
容姿の階級が違うユリコは母に拒絶された原体験によって
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他者と比較し、差別せずにはいられない。それは女の偉大なる人間苦だ
主要人物の四人の内三人までが、娼婦という存在に行き着くことは興味深い
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社会的な桎梏や男性原理からの解放、畢竟女という動物に戻るということ
人間のメスという珍種の生物についてのレポート
グロテスクはまさに女の地獄の見本市のような傑作小説といえる
2023年1月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
幼少期から高校時代まで長々と書かれていて、特にという衝撃的な出来事もなく淡々と長々と書かれていて途中一度飽きて辞めてしまいました。
2014年7月24日に日本でレビュー済み
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届いてすぐに読み始めました。グッと入り込み一気に読みました。ありがとうございました。
2017年8月28日に日本でレビュー済み
グロテスクというよりは、さもしい女たちの物語。
グロテスクというほどの強烈さ、深さ、奇怪さ、精妙さはなく、浅薄な考えと行動に終始している語り部の女とそのほかの女たち。
通常の人々が馴染みの薄い売春の世界を、娼婦と言い換えるのが、あざとい。もったいぶって物語が進むが、実際にソープで働いている女性たちからしたら、佐藤の考え、振る舞いとも薄っぺらいと感じるのではと思った。
ユリコについては、絶世の美女としてしまったがために、作者自身がその身分でどう感じ、考え、振る舞うか十分に想像できず、中途半端な表現で終わっている。
主人公らしき名無しの語り部の悪意の陳腐さ、凡庸さには、敵にも味方にもならない、あさましく、さもしいだけの魅了もされない。
なにかそのうちハッとさせられるような出来事や想いのようなものが語られるかと、我慢しながら最後まで読むも、肩すかしのまま「了」となった。
女全般がさもしい生き物だというのはいまさら言うまでもなく、それを作者が表現したかったのだとすると、特異な人物構成、家族構成、友だち構成、学校、社会構成にする必要もなく、普通の中からもっとグロテスクなものを表現してもらいたいところです。
実在の事件をもとに、それを解釈するべく書かれたと解説にあるが、何の解釈にもなっていない。
実在の当事者たちはもっと複雑怪奇でいながら、シンプルに生きていたと思うので。
グロテスクというほどの強烈さ、深さ、奇怪さ、精妙さはなく、浅薄な考えと行動に終始している語り部の女とそのほかの女たち。
通常の人々が馴染みの薄い売春の世界を、娼婦と言い換えるのが、あざとい。もったいぶって物語が進むが、実際にソープで働いている女性たちからしたら、佐藤の考え、振る舞いとも薄っぺらいと感じるのではと思った。
ユリコについては、絶世の美女としてしまったがために、作者自身がその身分でどう感じ、考え、振る舞うか十分に想像できず、中途半端な表現で終わっている。
主人公らしき名無しの語り部の悪意の陳腐さ、凡庸さには、敵にも味方にもならない、あさましく、さもしいだけの魅了もされない。
なにかそのうちハッとさせられるような出来事や想いのようなものが語られるかと、我慢しながら最後まで読むも、肩すかしのまま「了」となった。
女全般がさもしい生き物だというのはいまさら言うまでもなく、それを作者が表現したかったのだとすると、特異な人物構成、家族構成、友だち構成、学校、社会構成にする必要もなく、普通の中からもっとグロテスクなものを表現してもらいたいところです。
実在の事件をもとに、それを解釈するべく書かれたと解説にあるが、何の解釈にもなっていない。
実在の当事者たちはもっと複雑怪奇でいながら、シンプルに生きていたと思うので。