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少年にわが子を殺された親たち (文春文庫 く 18-2) 文庫 – 2003/3/1
黒沼 克史
(著)
少年法の陰に置き去りにされた六つの家族の物語
加害少年の供述を鵜呑みにする警察、発表を垂れ流すメディア、遺族に沈黙を強いる世間──突然子供を殺された親たちの苦しみを描く
加害少年の供述を鵜呑みにする警察、発表を垂れ流すメディア、遺族に沈黙を強いる世間──突然子供を殺された親たちの苦しみを描く
- 本の長さ331ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2003/3/1
- ISBN-104167613026
- ISBN-13978-4167613020
登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2003/3/1)
- 発売日 : 2003/3/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 331ページ
- ISBN-10 : 4167613026
- ISBN-13 : 978-4167613020
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,035,115位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年11月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最後まで読むのに時間を要しました。何せこころが元気でないと読み進められず、覚悟して開くのですが、涙が止らず幾度も本を閉じました。感想などと言葉に出来るものではありません。
2011年2月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
少年犯罪による「犠牲者」家族については、非常に劣悪な衆人環境の好奇の目にさらされ、慰めを受ける事もなく心に傷だけ残される、というあまり「ニュース」では決して触れない側面にスポットを当てた、非常に優秀なレポートでした。また、被害者家族に密着しその歴史を刻む事で時間軸の経過と共に変化する被害者家族の感情、そして「協力」しあう「仲間」ができる事など、一度報道したらそれきりのマスコミと違った「ジャーナリスト」としての側面がきちんとご自分の中で整理されていた事も、非常に印象的でした。秀作だと思います。
2006年3月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まさに、衝撃の一冊です。
私のように、悲惨な事件が起こるたびに、
「事件の背景にはきっと何かあったに違いない」と、
どちらかというと加害者目線で事件を見がちな人にこそ、
ぜひ読んでほしいと願います。
事件がいかに悲惨だったかという点以上に、
家族が、その後いかに悲惨な状況に追い込まれていくのか、
という点に力点が置かれているのが本書の特徴です。
筆舌に尽くしがたいというのは、
まさにこういう状況なのではないかと思わされます。
著書の黒沼氏は、去年、49歳の若さで病死しましたが、
彼の残したこの一冊は、
少年法を根底から問い直す一冊として、長く残ると確信します。
私のように、悲惨な事件が起こるたびに、
「事件の背景にはきっと何かあったに違いない」と、
どちらかというと加害者目線で事件を見がちな人にこそ、
ぜひ読んでほしいと願います。
事件がいかに悲惨だったかという点以上に、
家族が、その後いかに悲惨な状況に追い込まれていくのか、
という点に力点が置かれているのが本書の特徴です。
筆舌に尽くしがたいというのは、
まさにこういう状況なのではないかと思わされます。
著書の黒沼氏は、去年、49歳の若さで病死しましたが、
彼の残したこの一冊は、
少年法を根底から問い直す一冊として、長く残ると確信します。
2009年9月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
少年法に守られた犯罪者達。
しかし、法に守られていない被害者とその残された遺族の思いが伝わってくる1冊です。
真実を知る為に、民事裁判を起こしても、莫大な費用と時間を費やすことになる。
私たちが新聞欄の片隅で「○千万で勝訴!」の記事の裏側には、大変な苦しみが伴っていた。
勝訴しても支払い能力がない為、きちんと支払われる事が少ないという。
それぞれの被害者の命。そして6家族の苦しみを忘れてはいけないと思う。
しかし、法に守られていない被害者とその残された遺族の思いが伝わってくる1冊です。
真実を知る為に、民事裁判を起こしても、莫大な費用と時間を費やすことになる。
私たちが新聞欄の片隅で「○千万で勝訴!」の記事の裏側には、大変な苦しみが伴っていた。
勝訴しても支払い能力がない為、きちんと支払われる事が少ないという。
それぞれの被害者の命。そして6家族の苦しみを忘れてはいけないと思う。
2015年5月10日に日本でレビュー済み
たまたま手にとった本ですが
最初の事例が居住県だったので
「え?」と思いながら読み進めました。
こんな事件があったなんて、恥ずかしながら、
知らなかった…。
子どもを殺された親の本当の哀しみが
痛い程伝わってきますが、
それでも1000分の1にも満たない実感なんだと思います。
犯罪を犯した子どもとその親の責任について考えさせられる一冊。
個人的には、どうしようもない親に育てられた子に、
どこまで責任が問えるのだろう。
そういう子を、誰が、どうサポートべきか、
できるのか、ということまで考えさせられました。
亡くなってしまったお子様のご冥福を祈るとともに、
この本について書かれているご家族の勇気に尊敬を送ります。
また、ひとときでも多く心に安らぎがありますように。
そして、罪を犯した子どもたちが
本当の意味で厚生していますように。
最初の事例が居住県だったので
「え?」と思いながら読み進めました。
こんな事件があったなんて、恥ずかしながら、
知らなかった…。
子どもを殺された親の本当の哀しみが
痛い程伝わってきますが、
それでも1000分の1にも満たない実感なんだと思います。
犯罪を犯した子どもとその親の責任について考えさせられる一冊。
個人的には、どうしようもない親に育てられた子に、
どこまで責任が問えるのだろう。
そういう子を、誰が、どうサポートべきか、
できるのか、ということまで考えさせられました。
亡くなってしまったお子様のご冥福を祈るとともに、
この本について書かれているご家族の勇気に尊敬を送ります。
また、ひとときでも多く心に安らぎがありますように。
そして、罪を犯した子どもたちが
本当の意味で厚生していますように。
2015年12月16日に日本でレビュー済み
この本は古本屋さんでたまたま見かけ、タイトルが気になり購入しました。
今までたくさんの事件関連の本を読んできましたが、黒沼さんの文章は無駄なものがなく、かと言って事務的でもない人間味の感じれる文章がとても読みやすかったです。
今までの事件関連の本で一番早く読み終えてしまいました。
本の内容に関しては、すごく胸が痛かったです。
今まで購入した本は加害者の裏側や事件の真相をメインにしてるものが多く、遺族の心情や裏側はそこまで深くは書かれていませんでした。
とてもじゃないけれど、特に不幸もなく過ごしてきた私には想像しつくせれないほどの哀しみを思わせる内容でした。きっとこれから先どれ程の時間が経過しても、どんな幸せなことが訪れても遺族の方が心の底から笑える日は来ないんじゃないかと思います。残酷な事を言うようですが、事実だと思います。遺族の方、被害者の方が失ったものはあまりにも大きいです。命を亡くされた事以外にもひどい仕打ちばかりです。少年法に納得いかないのはもちろんですが、
桶川ストーカー事件や栃木リンチ事件等も含め、本当に本当に警察が許せません。
警察という大きい組織に対して無知な一般人なんて無力です。そして、無力だからこそ警察を頼り、信じています。
その警察は自分達を守るために平気で恐ろしい嘘をついて、傲慢な態度をします。
被害者をさらに傷つけます。
直接的な原因でなくとも、警察のせいで命を亡くされた方は居ています。
もちろん警察官の全てが駄目な訳ではなく、心優しい方も居てるとは思いますが。
少年法の改正ももちろんですが、警察にももっと深く考えるべき点があると思います。
こちらの本を読んで警察に対する不信感がさらに増しました。
これから先事件に巻き込まれた時、誰に頼ればいいのか分からないです。
世界からみたら平和に見える日本も中身は全く違うものだと感じます。
最後に被害者の方のご冥福を心からお祈りいたします。
今までたくさんの事件関連の本を読んできましたが、黒沼さんの文章は無駄なものがなく、かと言って事務的でもない人間味の感じれる文章がとても読みやすかったです。
今までの事件関連の本で一番早く読み終えてしまいました。
本の内容に関しては、すごく胸が痛かったです。
今まで購入した本は加害者の裏側や事件の真相をメインにしてるものが多く、遺族の心情や裏側はそこまで深くは書かれていませんでした。
とてもじゃないけれど、特に不幸もなく過ごしてきた私には想像しつくせれないほどの哀しみを思わせる内容でした。きっとこれから先どれ程の時間が経過しても、どんな幸せなことが訪れても遺族の方が心の底から笑える日は来ないんじゃないかと思います。残酷な事を言うようですが、事実だと思います。遺族の方、被害者の方が失ったものはあまりにも大きいです。命を亡くされた事以外にもひどい仕打ちばかりです。少年法に納得いかないのはもちろんですが、
桶川ストーカー事件や栃木リンチ事件等も含め、本当に本当に警察が許せません。
警察という大きい組織に対して無知な一般人なんて無力です。そして、無力だからこそ警察を頼り、信じています。
その警察は自分達を守るために平気で恐ろしい嘘をついて、傲慢な態度をします。
被害者をさらに傷つけます。
直接的な原因でなくとも、警察のせいで命を亡くされた方は居ています。
もちろん警察官の全てが駄目な訳ではなく、心優しい方も居てるとは思いますが。
少年法の改正ももちろんですが、警察にももっと深く考えるべき点があると思います。
こちらの本を読んで警察に対する不信感がさらに増しました。
これから先事件に巻き込まれた時、誰に頼ればいいのか分からないです。
世界からみたら平和に見える日本も中身は全く違うものだと感じます。
最後に被害者の方のご冥福を心からお祈りいたします。
2016年8月7日に日本でレビュー済み
加害者を保護するほうにばかり行きがちな法制度について
この本から学ぶこと多い。
この本から学ぶこと多い。
2004年5月17日に日本でレビュー済み
我が子をリンチで殺された遺族に対し、少年達の嘘、地元住民、警察、「少年健全育成」を掲げる法律などあらゆる障害が立ちふさがる
真実を知らされる事無く終わる捜査、刑事裁判
真相を明らかにしようと民事裁判に持ちこむ遺族に様々な問題や圧力が…
「殴ってる事が非常に楽しく、口や鼻から出ている血を見ると、楽しくて楽しくてしょうがなかった」という少年達の無反省な態度にも何もできない遺族の怒り
加害者少年の人権が叫ばれ、遺族の泣き寝入りさせられるという非常な現実がこの本には書かれているように思います。少年法や遺族の権利を考えるためにもよい本だと思います。
真実を知らされる事無く終わる捜査、刑事裁判
真相を明らかにしようと民事裁判に持ちこむ遺族に様々な問題や圧力が…
「殴ってる事が非常に楽しく、口や鼻から出ている血を見ると、楽しくて楽しくてしょうがなかった」という少年達の無反省な態度にも何もできない遺族の怒り
加害者少年の人権が叫ばれ、遺族の泣き寝入りさせられるという非常な現実がこの本には書かれているように思います。少年法や遺族の権利を考えるためにもよい本だと思います。