¥770¥770 税込
配送料 ¥440 6月3日-4日にお届け
発送元: 京都 大垣書店プラス 販売者: 京都 大垣書店プラス
¥770¥770 税込
配送料 ¥440 6月3日-4日にお届け
発送元: 京都 大垣書店プラス
販売者: 京都 大垣書店プラス
¥1¥1 税込
配送料 ¥256 6月5日-6日にお届け
発送元: もったいない本舗 ※通常24時間以内に出荷可能です。 ※商品状態保証。 販売者: もったいない本舗 ※通常24時間以内に出荷可能です。 ※商品状態保証。
¥1¥1 税込
配送料 ¥256 6月5日-6日にお届け
発送元: もったいない本舗 ※通常24時間以内に出荷可能です。 ※商品状態保証。
販売者: もったいない本舗 ※通常24時間以内に出荷可能です。 ※商品状態保証。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
シリウスの道 上 (文春文庫 ふ 16-3) 文庫 – 2006/12/6
藤原 伊織
(著)
この商品はセット買いができます
『シリウスの道 上下巻セット』 こちらをチェック
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥770","priceAmount":770.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"770","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"PBk11%2FNCJrLWhFb0pvgL7BQKw7aHFTjIFLVzourpnqdhph9B30eNcDeyuzs7cAhU0WWErV5Nl4m%2FIa5CGU766XCbgrjXdi1OWXqc5Jbd6wlWwTXqjiZ03pTSUHLG69K8VCxbbb%2Bmyh%2F1dtR7wHD5BK8wSweFs%2BGlrP9WtAiQHuNucPIvOPrxnPSesVqXTo%2F%2B","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥1","priceAmount":1.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"1","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"PBk11%2FNCJrLWhFb0pvgL7BQKw7aHFTjIqZvoyGDmH1xOoMOEx8D4R5I%2BIoElY9HgZJdF%2BHHsp2xG079anr5NA1368o1rnTALVcPDuAHXQv1dlDxiYcVymcGK%2FnyB9qxxzewdh%2Fmh%2F%2FligUx42J28uhL4BCFTADHByEyilgzpWUUyJ75YHFAc5w%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
広告代理店に勤める辰村には、25年前から隠し続ける、友との秘密があった。それが今……。広告業界を舞台に展開する長篇ミステリー
- 本の長さ351ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2006/12/6
- ISBN-104167614030
- ISBN-13978-4167614034
よく一緒に購入されている商品
対象商品: シリウスの道 上 (文春文庫 ふ 16-3)
¥770¥770
6月 3 - 4 日にお届け
残り4点 ご注文はお早めに
¥770¥770
一時的に在庫切れ; 入荷時期は未定です。
注文確定後、入荷時期が確定次第、お届け予定日をEメールでお知らせします。万が一、入荷できないことが判明した場合、やむを得ず、ご注文をキャンセルさせていただくことがあります。商品の代金は発送時に請求いたします。
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
もう一度お試しください
追加されました
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2006/12/6)
- 発売日 : 2006/12/6
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 351ページ
- ISBN-10 : 4167614030
- ISBN-13 : 978-4167614034
- Amazon 売れ筋ランキング: - 224,671位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
昭和23(1948)年、大阪府生まれ。東京大学文学部仏文科卒業。大手広告代理店に勤務の傍ら、執筆活動を始める。昭和60年に「ダックスフントのワー プ」ですばる文学賞を受賞。平成7年、『テロリストのパラソル』で江戸川乱歩賞、翌年には同作品で直木賞受賞。平成19年5月逝去(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 名残り火―てのひらの闇〈2〉 (ISBN-13: 978-4167614065 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2015年11月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
やはり小説は面白いですね。ついつい長い小説でも最後まで気になってしまいます。
2007年1月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大手広告代理店の営業局副部長辰村は、今の仕事を続けることに疑問を感じはじめていた。
そこへ大手の弱電メーカー大東電気から名指しで競合の申し込みがあり、本来担当していない辰村の営業局が指定されてきた。
大東電気には辰村が個人的に会いたくない人物がいて、それは、幼い頃の思い出がからんでいる。
広告代理店の競合の様子にあわせて、主人公の幼い頃の事件が織り込まれ、お話が展開していきます。
主人公の仕事のさばき方や、部下のやりとり、手腕を発揮する女性上司の様子など、現実味を帯びていて、とても面白く読めます。
そこへ大手の弱電メーカー大東電気から名指しで競合の申し込みがあり、本来担当していない辰村の営業局が指定されてきた。
大東電気には辰村が個人的に会いたくない人物がいて、それは、幼い頃の思い出がからんでいる。
広告代理店の競合の様子にあわせて、主人公の幼い頃の事件が織り込まれ、お話が展開していきます。
主人公の仕事のさばき方や、部下のやりとり、手腕を発揮する女性上司の様子など、現実味を帯びていて、とても面白く読めます。
2010年2月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
主人公辰村のいつも瀬戸際だがけじめのある生き方は臆病な自分にとって勇気を与えてくれた。
多種多様な会社にいきるビジネスマンにとって実践できる生き方ではないが、レイモンドチャンドラーの小説がかっこいいように、ビジネスマンとしてかっこい生き方が「ビジネスハードボイルド」といわれるゆえんであるに違いない。
「まっとうな仕事」を行うポリシーはだれもが見習わなくてはいけない事だと思う。「何故働かなくてはいけないのか?」とかいう下らん質問に答える本ではなく、「どうやって働かなくてはいけないのか?」をとらえてゆくのが本当に面白かった。男として社会人になれたことにうれしさを感じることもあった。
背水の陣で臨める覚悟と勇気。臆病を兼ね備える自分にとってこの2つは今後心がけるべき事だ。
多種多様な会社にいきるビジネスマンにとって実践できる生き方ではないが、レイモンドチャンドラーの小説がかっこいいように、ビジネスマンとしてかっこい生き方が「ビジネスハードボイルド」といわれるゆえんであるに違いない。
「まっとうな仕事」を行うポリシーはだれもが見習わなくてはいけない事だと思う。「何故働かなくてはいけないのか?」とかいう下らん質問に答える本ではなく、「どうやって働かなくてはいけないのか?」をとらえてゆくのが本当に面白かった。男として社会人になれたことにうれしさを感じることもあった。
背水の陣で臨める覚悟と勇気。臆病を兼ね備える自分にとってこの2つは今後心がけるべき事だ。
2010年4月29日に日本でレビュー済み
主人公を中心とした現在と幼少時を結びつける展開はとても面白いです。
なにか大事件が起きる!という感じではないのにストーリーに一気に引き込まれました。
広告代理店で働く主人公とその主人公の少年時代を中心に話は進みます。
某雑誌で「広告業界の業界研究に最適」とあったので読みましたが、決してそういうものではなく主人公のまわりでおきるエピソードを中心に展開します。主人公がしきりに「広告業界なんてのはそんなに華やかなものではない」と言いますが、僕には十分華やかに見えました。
上下あわせても2〜3日で読みきれると思います。
なにか大事件が起きる!という感じではないのにストーリーに一気に引き込まれました。
広告代理店で働く主人公とその主人公の少年時代を中心に話は進みます。
某雑誌で「広告業界の業界研究に最適」とあったので読みましたが、決してそういうものではなく主人公のまわりでおきるエピソードを中心に展開します。主人公がしきりに「広告業界なんてのはそんなに華やかなものではない」と言いますが、僕には十分華やかに見えました。
上下あわせても2〜3日で読みきれると思います。
2006年12月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書は藤原伊織氏の小説の中で、もっとも入り口の広い作品だ。全共闘って?蚊トンボが頭に入り込むって何?と思った人も、本書なら抵抗を感じないだろう。かつて藤原作品になじめなかった人、ピンとこなかった人に、ぜひとも読んでみていただきたい。
広告業界を舞台にした小説。大手広告代理店の副部長・辰村祐介のもとに、電機メーカーから新規事業(ネット証券)の競合案件が舞い込む。予算18億。それは彼が封印したはずの過去が呼び込んだ仕事だった・・・
藤原氏が電通社員だったことが存分に活かされた設定で、業界の内幕〜緊迫感漲る競争の苛烈さ、社内の軋轢などがたっぷりと読める。細部に至るまで書き込みつつも、スピード感を落とさず活写する手際はさすが。文章の味わい、会話のうまさ、人物の魅力はやはり突出している。現在と25年前の過去パートの書き分けも見事だ。
人物にふれると、とびきり有能ながら組織からははみ出し、自分の魅力にまったく無頓着な主人公(こんな人一度お目にかかりたい!)、敵対する人物と彼を認めサポートする男たち、優秀な美貌の女性(上司)、突飛だがまっとうで才能溢れる女の子・・・こうした人物は藤原作品ではお馴染みとも言える面々で、そこにひっかかる向きもあろう。だがそれはマイナス要因ではなく、もはや様式美の域。気にせず藤原ワールドに浸ろう。さらに本作では、主人公の部下として清々しい青年が登場!! 要注目だ。
本作は、2005年の「このミス」6位。ミステリともハードボイルドとも、企業小説、青年の成長物語とも読める。この際ジャンルにこだわらず、夢中で読める一篇のすぐれた小説として、ぜひお手にとっていただきたい。
広告業界を舞台にした小説。大手広告代理店の副部長・辰村祐介のもとに、電機メーカーから新規事業(ネット証券)の競合案件が舞い込む。予算18億。それは彼が封印したはずの過去が呼び込んだ仕事だった・・・
藤原氏が電通社員だったことが存分に活かされた設定で、業界の内幕〜緊迫感漲る競争の苛烈さ、社内の軋轢などがたっぷりと読める。細部に至るまで書き込みつつも、スピード感を落とさず活写する手際はさすが。文章の味わい、会話のうまさ、人物の魅力はやはり突出している。現在と25年前の過去パートの書き分けも見事だ。
人物にふれると、とびきり有能ながら組織からははみ出し、自分の魅力にまったく無頓着な主人公(こんな人一度お目にかかりたい!)、敵対する人物と彼を認めサポートする男たち、優秀な美貌の女性(上司)、突飛だがまっとうで才能溢れる女の子・・・こうした人物は藤原作品ではお馴染みとも言える面々で、そこにひっかかる向きもあろう。だがそれはマイナス要因ではなく、もはや様式美の域。気にせず藤原ワールドに浸ろう。さらに本作では、主人公の部下として清々しい青年が登場!! 要注目だ。
本作は、2005年の「このミス」6位。ミステリともハードボイルドとも、企業小説、青年の成長物語とも読める。この際ジャンルにこだわらず、夢中で読める一篇のすぐれた小説として、ぜひお手にとっていただきたい。
2014年12月29日に日本でレビュー済み
著者の描く主人公は、みんな,一般社会人でありながら、カッコがいい、心に傷のあるキャラクターの男が、主人公として、登場してくる。
この作品もサラリーマンでありながらハードボイルドの雰囲気をプンプン匂わせる。
この作品もサラリーマンでありながらハードボイルドの雰囲気をプンプン匂わせる。
2007年1月14日に日本でレビュー済み
「ひまわりの祝祭」の絵画、「てのひらの闇」の広告、「蚊トンボ白鬚の冒険」の株取引といった素材を再投入、さらには、酒以外にはホットドッグしか出さないバーを舞台装置として「テロリストのパラソル」の世界観、登場人物に接続する総決算的な作品となっている。「テロリストのパラソル」のアル中バーテンダー島村と著者自身を足して2で割ったような主人公の造形といい、広告業界の内情の踏み込んだ筆致といい、なりふり構わぬ全力投球ぶりは、本書の中の言葉を借りれば“未来永劫”を考えない腹の据わりを感じさせる。退職、癌宣告といった著者の私生活と決して無縁ではないだろう。本著には著者略歴が記載されていないが、本作自体が著者プロファイル、といった趣がある。主人公の38歳という年齢が、藤原伊織本人で言えば「ダックスフントのワープ」でデビューした時期に当たっていることも興味深い。
藤原作品の主人公は、ハードボイルド作品の常としてダンディズムを身につけている。その“美学の中味”には正直辟易する部分もあるのだけれど、“やせがまんの矜持”だけではなく“弱さ”も自覚しているところに共鳴する。主人公は“赤の他人に自分の弱点を無条件に晒すことのできる”人間には結局勝てないと実感している。本書の評価は、弱さを晒さずに現実の虚飾を生きてきた団塊世代(主人公の実年齢と乖離はあるけど)が、「あの時代にもどれるとしたら...」「どんなに貧しくても、あの時代にみんながもどれたらいい」と本音を漏らすことの是非によっても分かれるだろう。
メール、Webといった新しいメディアと電話の使い分け、プレゼン案のディテールのリアリティなどはさすが。吉田修一の「パークライフ」の舞台だった日比谷公園がこの小説でも印象的な場面で使われているが、大手町、銀座からほどない距離のあの場所は、現実から過去への回路なのかもしれない。
藤原作品の主人公は、ハードボイルド作品の常としてダンディズムを身につけている。その“美学の中味”には正直辟易する部分もあるのだけれど、“やせがまんの矜持”だけではなく“弱さ”も自覚しているところに共鳴する。主人公は“赤の他人に自分の弱点を無条件に晒すことのできる”人間には結局勝てないと実感している。本書の評価は、弱さを晒さずに現実の虚飾を生きてきた団塊世代(主人公の実年齢と乖離はあるけど)が、「あの時代にもどれるとしたら...」「どんなに貧しくても、あの時代にみんながもどれたらいい」と本音を漏らすことの是非によっても分かれるだろう。
メール、Webといった新しいメディアと電話の使い分け、プレゼン案のディテールのリアリティなどはさすが。吉田修一の「パークライフ」の舞台だった日比谷公園がこの小説でも印象的な場面で使われているが、大手町、銀座からほどない距離のあの場所は、現実から過去への回路なのかもしれない。
2011年5月8日に日本でレビュー済み
藤原伊織が江戸川乱歩賞「テロリストのパラソル」で登場した時、そしてそれが、その年の直木賞の候補になり、かつ一発で受賞した時はびっくりしたものだ。
そのストーリーテリングの上手さに舌を巻いたが、「てのひらの闇」辺りから、小さくまとまってしまった感があり、遠ざかってしまった。
本書が評判になっていると知った時、まだ頑張っているのだなと思い、久しぶりに読んだ。
シリウス――マイナス1.5等で冬の星では一番明るい。しかも連星――二つの星が釣り合ってグルグルと回っている星。望遠鏡では一つにしか見えないが、非常に極端な星でもある。
星の片方がクルマの大きさとしたら、もう一つはピンポン玉くらいであるが、両方とも重さが同じで、引力が釣り合っている。
このタイトルが意味深なのである。かなり前になるが、船戸与一「猛き箱舟」を読んだ時、日本の冒険小説でこれを超える作品は今後10年間、出ないだろうと思った。同じ意味合いで、本書は企業ハードボイルド小説として、今後10年間、これを超える作品は出ないだろうと思う。
不覚にも、ラストで落涙した。
そのストーリーテリングの上手さに舌を巻いたが、「てのひらの闇」辺りから、小さくまとまってしまった感があり、遠ざかってしまった。
本書が評判になっていると知った時、まだ頑張っているのだなと思い、久しぶりに読んだ。
シリウス――マイナス1.5等で冬の星では一番明るい。しかも連星――二つの星が釣り合ってグルグルと回っている星。望遠鏡では一つにしか見えないが、非常に極端な星でもある。
星の片方がクルマの大きさとしたら、もう一つはピンポン玉くらいであるが、両方とも重さが同じで、引力が釣り合っている。
このタイトルが意味深なのである。かなり前になるが、船戸与一「猛き箱舟」を読んだ時、日本の冒険小説でこれを超える作品は今後10年間、出ないだろうと思った。同じ意味合いで、本書は企業ハードボイルド小説として、今後10年間、これを超える作品は出ないだろうと思う。
不覚にも、ラストで落涙した。