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ぼくのキャノン (文春文庫 い 39-4) 文庫 – 2006/12/1
池上 永一
(著)
- 本の長さ333ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2006/12/1
- ISBN-104167615045
- ISBN-13978-4167615048
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2006/12/1)
- 発売日 : 2006/12/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 333ページ
- ISBN-10 : 4167615045
- ISBN-13 : 978-4167615048
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,687,888位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1970年、沖縄県那覇市生まれ、のち石垣島へ。94年、早稲田大学在学中に「バガージマヌパナス」で第6回日本ファンタジーノベル大賞受賞。98年『風車祭』が注目される。沖縄の伝承と現代社会を融和させた独特の世界を確立し、2008年刊行の『テンペスト』はベストセラーとなる。他の著書に『夏化粧』『ぼくのキャノン』『シャングリ・ラ』『レキオス』『やどかりとペットボトル』などがある。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年8月23日に日本でレビュー済み
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最高のエンターテイメント。映画的な進行。映画的に十分なクライマックス。
2018年5月27日に日本でレビュー済み
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ビジュアル感満載の作者らしいもの。惜しむらくは、沖縄陥落前に輸送機が迷い込むのが有り得ない所。戦争の模様や機材などの詳細な記述があるだけちぐはぐ。ありえそうなぶっ飛び感がここだけ霞む。
2004年3月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
恐らく、最後の血なまぐさい場面には面食らう読者が多いでしょう。ここに出てくる日本軍による沖縄人虐殺や、米軍上陸に伴う大混乱、大量の民間人の戦死、その後の接収など、沖縄の人にとってはあたりまえの知識がないヤマトの読者には(特にファンタジーを期待した読者には)、重すぎる読後感なのかもしれません。
沖縄が日本史の中でどういう位置を占めるのか、村(クニ)を守るとはどういうことなのか、軍隊とはなにか、読者は色々なことを考えさせられるでしょう。それが著者が本書を書いた目的でもある訳で、沖縄が独立した国であったなら、どんな国になっただろうか、と思いを馳せています。
でも金貨のところはちょっと苦しいかも。
沖縄が日本史の中でどういう位置を占めるのか、村(クニ)を守るとはどういうことなのか、軍隊とはなにか、読者は色々なことを考えさせられるでしょう。それが著者が本書を書いた目的でもある訳で、沖縄が独立した国であったなら、どんな国になっただろうか、と思いを馳せています。
でも金貨のところはちょっと苦しいかも。
2005年6月30日に日本でレビュー済み
作者が沖縄の出身と知ってすぐに買ったのですが・・・
小説ですし、とくにファンタジーとなれば、歴史を踏襲している必要はないですが、
沖縄戦そのものがファンタジーになっているとは思わず、
読み終わったあと複雑な気分になりました。
沖縄にはなかった大砲がストーリーの中心なのは、ファンタジーの象徴だと思いますが、
『沖縄戦』と表現するのは、誤解をまねくのではないかと思います。
小説ですし、とくにファンタジーとなれば、歴史を踏襲している必要はないですが、
沖縄戦そのものがファンタジーになっているとは思わず、
読み終わったあと複雑な気分になりました。
沖縄にはなかった大砲がストーリーの中心なのは、ファンタジーの象徴だと思いますが、
『沖縄戦』と表現するのは、誤解をまねくのではないかと思います。
2009年9月16日に日本でレビュー済み
正直展開はベタで先は読める。
だけど少年たちの真っ直ぐさと成長物語に素直に感動できた。
余計な勘繰りをせずに少年たちの成長を願うオバァたちと同じ気持ちでいられる物語ですがすがしい。
だけど少年たちの真っ直ぐさと成長物語に素直に感動できた。
余計な勘繰りをせずに少年たちの成長を願うオバァたちと同じ気持ちでいられる物語ですがすがしい。
2014年3月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
評価が良かったので楽しみにして読みましたが、残念な感じでした。
ハチャメチャものは嫌いではないのですが、その中にも伝えるものがあるべきなのに無いというか、丁寧でないというか。特に最後は無理やり終わらせた感を強く感じました。
ハチャメチャものは嫌いではないのですが、その中にも伝えるものがあるべきなのに無いというか、丁寧でないというか。特に最後は無理やり終わらせた感を強く感じました。
2009年7月20日に日本でレビュー済み
実は、ずっと読みたかったんだけど、単行本を買おうとした矢先に文庫化のうわさを聞いて、待っていた。すごく面白い。マジカルだな。
彼の作品は、『レキオス』、『シャングリ・ラ』しか読んでないけど、沖縄ものというだけでなく、豊かな想像力、単純な善悪を超えた倫理観、卓抜なストーリーテリング、を備えている。
あっという間に読み終えた。沖縄の歴史の重み、戦争の悲惨さなんて、重苦しくなりがちな話を明るくユーモラスに描く。
ファンタジスタ、なんて称号は小説家にはないのかもしれないけど、彼の描く小説は、ファンタジーだ。
彼の作品は、『レキオス』、『シャングリ・ラ』しか読んでないけど、沖縄ものというだけでなく、豊かな想像力、単純な善悪を超えた倫理観、卓抜なストーリーテリング、を備えている。
あっという間に読み終えた。沖縄の歴史の重み、戦争の悲惨さなんて、重苦しくなりがちな話を明るくユーモラスに描く。
ファンタジスタ、なんて称号は小説家にはないのかもしれないけど、彼の描く小説は、ファンタジーだ。
2007年2月17日に日本でレビュー済み
沖縄を舞台に途中までは不可解で、ギャグ小説かとも思ってしまう。本書では「ことぶき♡」などはその最たるものだろう。それでいてその設定の中で最後にはすべてが氷解して「ああ、よかった」というのが、この著者のパターンであり、だから好き。
本書もこのパターンを踏襲していて、どのように展開していくのか、読者の方が心配したくらいでしたが、しっかりとまとめられ、心地の良い読後感を提供してくれます。
本書もこのパターンを踏襲していて、どのように展開していくのか、読者の方が心配したくらいでしたが、しっかりとまとめられ、心地の良い読後感を提供してくれます。