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龍宮 (文春文庫) 文庫 – 2005/9/2
川上 弘美
(著)
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- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2005/9/2
- ISBN-104167631040
- ISBN-13978-4167631048
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2005/9/2)
- 発売日 : 2005/9/2
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 240ページ
- ISBN-10 : 4167631040
- ISBN-13 : 978-4167631048
- Amazon 売れ筋ランキング: - 222,549位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1958年生まれ。1996年「蛇を踏む」で芥川賞。1999年『神様』で紫式部文学賞。2000年『溺レる』で伊藤整文学賞と女流文学賞。2001年『センセイの鞄』で谷崎潤一郎賞。2007年『真鶴』で芸術選奨を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 パスタマシーンの幽霊 (ISBN-13: 978-4838721009 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2005年9月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
川上弘美は、現代においてきわめて作家らしい作家であると思われるが、そしてその本領とでもいうべき「業」というか「おそろしさ」は、目下『文学界』に連載中の『真鶴』に明らかであるが、その発端はこの『龍宮』、なかでも「北斎」一篇に胚胎していたように思われてならない。言語芸術ならではの「異形のものども」が繰り広げる、少ししかずれていないにもかかわらずリアリズムや日常感覚には決して還元されることのない、「人間」を相対化することで浮かび上がる物語世界は、逆説的に「人間」を鮮やかなまでに抉り出し・描き出してみせる。「北斎」は、川上弘美が男を書き、最後まで蛸なのか人間なのかわからない存在が、その存在に引きつけられる男を通じて、文字通り生々しいまでの「異形さ」でもって眼前に浮かんでくるようなのだ。まさに、作家川上弘美は、ここから新たな出発を遂げるだろう。
2002年7月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
初期のころ、『神様』『椰子椰子』などと同じ雰囲気をもつ作品だ。
人間になって女をよがらせたという大たこの話や、オトさまと呼ばれる曾祖母と話すひ孫の話など、独特のカワカミワールドが展開されている。
わたしは90歳を超える、ケーンと時々鳴く老人とヘルパーの話しが好きだ。
カワカミ作品では、どちらかというと人間しか出てこない話のほうがわたしは好きなのだが、それでも十分楽しめた。
これを読んでおもしろいと思えば上にあげた作品を読んでみるものよい。
物足りないと思った人は『センセイの鞄』『溺レる』を読んでほしい。
あうにしろ、あわないにしろ、一度は読んでみることをお勧めする。
ぴったりと合えば、これは中毒になる。
人間になって女をよがらせたという大たこの話や、オトさまと呼ばれる曾祖母と話すひ孫の話など、独特のカワカミワールドが展開されている。
わたしは90歳を超える、ケーンと時々鳴く老人とヘルパーの話しが好きだ。
カワカミ作品では、どちらかというと人間しか出てこない話のほうがわたしは好きなのだが、それでも十分楽しめた。
これを読んでおもしろいと思えば上にあげた作品を読んでみるものよい。
物足りないと思った人は『センセイの鞄』『溺レる』を読んでほしい。
あうにしろ、あわないにしろ、一度は読んでみることをお勧めする。
ぴったりと合えば、これは中毒になる。
2002年10月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
異形のものたちの物語。磨りガラス1枚隔てた、向こうの世界のお話たちだ。
嵐の夜にもと蛸の男にたかられたり、二百歳を過ぎて先祖の男に恋したり、
鼹鼠が「アレ」を集めたり、主人たちの間を転々とする人間ではないものがいたりの短編集。
「北斎」のもと蛸の男のきっぱりとした話し方が、おかしかった。
私は、雨に日に電車の中で読んでいた、隣に座った人の毛深さが妙に気になってしまった。
読み進めてゆくと、物語の異形のものたちが蠢きだして、周りの風景が溶解してゆく。
そんな心許ない危うい雰囲気を味わいたい方はどうぞ
嵐の夜にもと蛸の男にたかられたり、二百歳を過ぎて先祖の男に恋したり、
鼹鼠が「アレ」を集めたり、主人たちの間を転々とする人間ではないものがいたりの短編集。
「北斎」のもと蛸の男のきっぱりとした話し方が、おかしかった。
私は、雨に日に電車の中で読んでいた、隣に座った人の毛深さが妙に気になってしまった。
読み進めてゆくと、物語の異形のものたちが蠢きだして、周りの風景が溶解してゆく。
そんな心許ない危うい雰囲気を味わいたい方はどうぞ
2009年4月22日に日本でレビュー済み
川上さんの著書は好きで、ある程度、読んでいます。
この作品は・・・私にはあまり合わない感じでした。
面白くない、という訳ではないのですが、ちょっと違うかな?と。
難しい漢字が多く、なかなか読めない単語もちらほら。
辞書を片手に読むと良いかな、と思います。
初めて川上さんの作品を読むとしたら、この本からではなく、
違う作品から勧めたいかしら。
この作品は・・・私にはあまり合わない感じでした。
面白くない、という訳ではないのですが、ちょっと違うかな?と。
難しい漢字が多く、なかなか読めない単語もちらほら。
辞書を片手に読むと良いかな、と思います。
初めて川上さんの作品を読むとしたら、この本からではなく、
違う作品から勧めたいかしら。
2008年7月12日に日本でレビュー済み
独特の、湿り気のある、静謐な、あやしさ。
ナマモノのもつ気持ち悪さと気持ち良さ。
おかしみ。
こんなふうに言葉を重ねてみても、
心が感じている良さを表し切れたとは到底思えませんが。
川上さんの繰る言葉は苦い甘い毒みたいに血管を巡って
いつも私をくらくらさせます。
この本に収められた短編は全て「異形交流譚」で、
川上さんの文章にあまりにも嵌り過ぎというかなんというか・・・
彼女の作品群の中でもかなり"極端"であると思います。
人によっては受け付けなかったりするのかも知れません。
でも、とても好きです。
ナマモノのもつ気持ち悪さと気持ち良さ。
おかしみ。
こんなふうに言葉を重ねてみても、
心が感じている良さを表し切れたとは到底思えませんが。
川上さんの繰る言葉は苦い甘い毒みたいに血管を巡って
いつも私をくらくらさせます。
この本に収められた短編は全て「異形交流譚」で、
川上さんの文章にあまりにも嵌り過ぎというかなんというか・・・
彼女の作品群の中でもかなり"極端"であると思います。
人によっては受け付けなかったりするのかも知れません。
でも、とても好きです。
2007年11月20日に日本でレビュー済み
いかにもいかにも川上ワールド。
正体不明の生物がいぱい出て来まして、
どう考えてもキモイのに、
キモさを感じるどころか切なさでいっぱいになる作品。
そんな作品ばっか7作品。
太っ腹。
うちは1つめの蛸の話の雰囲気が特にスキです。
正体不明の生物がいぱい出て来まして、
どう考えてもキモイのに、
キモさを感じるどころか切なさでいっぱいになる作品。
そんな作品ばっか7作品。
太っ腹。
うちは1つめの蛸の話の雰囲気が特にスキです。
2014年11月30日に日本でレビュー済み
『龍宮』の世界へは、登場人物も読者も、不可思議をやんわりと受け入れるもののみがゆけるのだと思う。
いずれの作品にも、私をぎゅいんと引き込む一文があり、あれやこれやの境を壊してゆるゆるのびのびと生きてもいいではないかと思えて寛いだり、生々しい現実を垣間見て胸苦しさを覚えたりする。
異類のものの存在が、人間をより浮き彫りにしている。不穏な中にほったらかされても、また忘れて不意打ちを食らいたい。
いずれの作品にも、私をぎゅいんと引き込む一文があり、あれやこれやの境を壊してゆるゆるのびのびと生きてもいいではないかと思えて寛いだり、生々しい現実を垣間見て胸苦しさを覚えたりする。
異類のものの存在が、人間をより浮き彫りにしている。不穏な中にほったらかされても、また忘れて不意打ちを食らいたい。
2009年4月9日に日本でレビュー済み
平仮名多用型の作家である彼女の文章は、いつもやわらかなのに、甘くない。決して硬質ではない。それでいて、しなやかで冷ややか。湿度を伴う幻視。霧の夜の向こう側に潜む世界か。
書物を開けば、そこから次々と現れる異形の者たち。パンドラの箱めいた、此処ではない何処かが現出する。このひとが視ているのは、決して日常的な恋愛風景ばかりではない。本当の凄味は、むしろこちらの方にこそある。強く惹かれる作品群だった。
書物を開けば、そこから次々と現れる異形の者たち。パンドラの箱めいた、此処ではない何処かが現出する。このひとが視ているのは、決して日常的な恋愛風景ばかりではない。本当の凄味は、むしろこちらの方にこそある。強く惹かれる作品群だった。