映画化されるとの噂の『パンク侍、斬られて候』の原作を読んでから町田康は2冊目、
好き嫌いはっきり分かれるクセのすごい文章を書く人ですから、2冊目に手をつけたという事は気に入っているわけで、読んでみたら案の定気に入ったわけです。
作品から無理くりメッセージを読み取るのは無粋かもだが、今作は『くっすん大黒』と『河原のアバラ』のいずれも残念な人が子分を連れてちょいと小旅行、最終的には何も解決していないし何の成長もしていないけど今が楽しいからそれでいいんじゃん?といったヒッピーな精神は自分の学生時代と重なる部分がある。
そして「こんなダメな人らがダメなりに楽しそうなんだからわしも楽しまにゃあ」と思わせられる。
良い読後感。
プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
¥550¥550 税込
発送元: Amazon.co.jp 販売者: Amazon.co.jp
¥550¥550 税込
発送元: Amazon.co.jp
販売者: Amazon.co.jp
¥1¥1 税込
配送料 ¥320 6月5日-7日にお届け
発送元: ネットオフ 販売者: ネットオフ
¥1¥1 税込
配送料 ¥320 6月5日-7日にお届け
発送元: ネットオフ
販売者: ネットオフ
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
くっすん大黒 (文春文庫 ま 15-1) 文庫 – 2002/5/10
町田 康
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥550","priceAmount":550.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"550","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"kJGtiCUQuU4y5LFTXQqyhZBTc8vh65Kr3DPnCB21SPbuUCmLBIbLZGxmhlMHhqXQ9cUbMeetmwNGvo6QejNeqOa1xPPO4jqwdI1b9fUml0ERjXJZ%2FLLxgAycIFujA1An","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥1","priceAmount":1.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"1","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"kJGtiCUQuU4y5LFTXQqyhZBTc8vh65KrQmfyCcdzGiKGh%2Fk%2BU5lniL%2FZSI1Xw%2FtXLkq4BsBF0y8CVnHira5yIZNRBNeEGHIjDsu2WMGF8JmX5%2B30CFfmqCjor0aZhY8on4wCpV3e%2BZSOlxbZzg4E1ybIn%2Bgb64zuJWi08xSA%2BfBTT3pO8ymJOQ%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
三年前、ふと働くのが嫌になって仕事を辞め、毎日酒を飲んでぶらぶらしていたら妻が家を出て行った。誰もいない部屋に転がる不愉快きわまりない金属の大黒、今日こそ捨ててこます―日本にパンクを実在させた町田康が文学の新世紀を切り拓き、作家としても熱狂的な支持を得た鮮烈のデビュー作、待望の文庫化。賞賛と悪罵を浴びた戦慄のデビュー作
大黒様を捨てようとして始まる日常の中の異次元世界。ユーモラスな語り口と奇妙な形で噴出する鬱勃たる感情が話題を呼び、日本文学史に衝撃的に登場した芥川賞作家の処女小説。「河原のアパラ」を併載している。第19回(1997年) 野間文芸新人賞受賞とともに第7回(1997年) Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞。
大黒様を捨てようとして始まる日常の中の異次元世界。ユーモラスな語り口と奇妙な形で噴出する鬱勃たる感情が話題を呼び、日本文学史に衝撃的に登場した芥川賞作家の処女小説。「河原のアパラ」を併載している。第19回(1997年) 野間文芸新人賞受賞とともに第7回(1997年) Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞。
- 本の長さ181ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2002/5/10
- ISBN-10416765301X
- ISBN-13978-4167653019
よく一緒に購入されている商品
対象商品: くっすん大黒 (文春文庫 ま 15-1)
¥550¥550
最短で6月3日 月曜日のお届け予定です
残り13点(入荷予定あり)
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
もう一度お試しください
追加されました
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2002/5/10)
- 発売日 : 2002/5/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 181ページ
- ISBN-10 : 416765301X
- ISBN-13 : 978-4167653019
- Amazon 売れ筋ランキング: - 94,109位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,479位文春文庫
- - 2,315位日本文学
- - 21,676位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
作家、ミュージシャン。1962年大阪生まれ。高校時代より町田町蔵の名で音楽活動を始める。97年に処女小説『くっすん大黒』で野間文芸新人賞、 Bunkamuraドゥマゴ文学賞、2000年には「きれぎれ」で芥川賞を受賞する。01年詩集『土間の四十八滝』で萩原朔太郎賞、02年「権現の踊り 子」で川端康成文学賞を受賞、05年『告白』で谷崎潤一郎賞、08年『宿屋めぐり』で野間文芸賞を受賞した(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 あなたにあえてよかった―テースト・オブ・苦虫〈8〉 (ISBN-13: 978-4120041235 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2011年1月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
実家にあったので、パラパラ読んでみたのですが、1ページ目から(面白い!)と思わされました。
あ〜、仕事したくないなぁ、一生ブラブラしていたいなぁ・・・、そんなこと誰でも思ったことあるのでは?
そんな、あなたの分身がこの作品には描かれています。
笑っちゃう部分、意味不明な部分、擬音の多用、こんな文学ありなのか!?
僕もダラダラ生きたい!!(涙
うぎゃあ。
あ〜、仕事したくないなぁ、一生ブラブラしていたいなぁ・・・、そんなこと誰でも思ったことあるのでは?
そんな、あなたの分身がこの作品には描かれています。
笑っちゃう部分、意味不明な部分、擬音の多用、こんな文学ありなのか!?
僕もダラダラ生きたい!!(涙
うぎゃあ。
2014年8月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
熊さん、八ツあんの落語のような駆け引きで物語がすすむ。
面白い。
笑っている!
なぜ?
まぁ、考えるのはよそう。
とにかく、笑う。
読後感?
祭りの後の〝さびしさ・寂寥感〟、かな。
いえいえむしろ、
どうしようもない〝無力感〟みたいなものを感じます。
面白い。
笑っている!
なぜ?
まぁ、考えるのはよそう。
とにかく、笑う。
読後感?
祭りの後の〝さびしさ・寂寥感〟、かな。
いえいえむしろ、
どうしようもない〝無力感〟みたいなものを感じます。
2016年1月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
みんな結構、激賞してるけど、読んでみてとても不安になってしまった。と、いうのもこの小説の根底に流れている、生活の怖さ…生きていくことの恐怖にあせりながらも、わけがわからない生き方をしているのは主人公でもあり、読んでいる自分でもあるから。そのことに気が付くとなんか怖くなった。僕も若かりし頃、プータローだったし、オジサンと言われる年になっても、結局のところ、オジサンというしたり顔をして実は、何も若い頃と変わらない、プータローなのだから。
2015年9月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
良い作品です。
読みやすい。
すぐれものです。
お買い得な、本です。
読みやすい。
すぐれものです。
お買い得な、本です。
2016年10月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても綺麗な状態でした。満足です。これから読破いたします!!
2013年1月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『自分』と連れにこれでもかと災難がふりかかり、よく考えると怖ろしい体験ですが、あたふたしたり憤ったりしながらも「とにかく何か食べて飲んで」笑って受け入れるところが悲しくもありおかしくもあり…。 訳が分からない部分もおもしろいし、むちゃくちゃな中に垣間見える美学や謙虚さも好きです
2023年2月25日に日本でレビュー済み
町田康の初期作品は名作揃いだと思う
くっすん大黒、けものがれ、屈辱ポンチ、人間の屑、告白
何度読み直しても面白い
しかし、売れてからつまらなくなったのが残念
ハングリー精神がなくなってしまったのだろうか?
くっすん大黒、けものがれ、屈辱ポンチ、人間の屑、告白
何度読み直しても面白い
しかし、売れてからつまらなくなったのが残念
ハングリー精神がなくなってしまったのだろうか?