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新装版 功名が辻 (3) (文春文庫) (文春文庫 し 1-116) 文庫 – 2005/3/10
司馬 遼太郎
(著)
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戦国の動乱期。賢妻として名高い千代と夫婦手をとりあい、ついには土佐一国の大名になった山内一豊の痛快出世物語。新装版全4巻。 絢爛たる栄華を誇った豊臣秀吉の天下がかたむきはじめた。かれに老耄の翳がさし、跡継ぎの秀頼はなお幼年の域を出ない。 諸大名を掌握し、じりじりと擡頭してくる徳川家康に対して、秀吉は防戦にまわった。かれが死をむかえれば大波瀾はまぬがれぬであろう……。 伊右衛門・千代の夫婦は二人して将来への道を必死に探し求める。
- 本の長さ352ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2005/3/10
- ISBN-104167663171
- ISBN-13978-4167663179
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2005/3/10)
- 発売日 : 2005/3/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 352ページ
- ISBN-10 : 4167663171
- ISBN-13 : 978-4167663179
- Amazon 売れ筋ランキング: - 105,666位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について
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1923年大阪市生まれ。大阪外国語学校蒙古語部卒。「ペルシャの幻術師」で講談倶楽部賞、『梟の城』で直木賞を受賞。『竜馬がゆく』『国盗り物語』『坂 の上の雲』『空海の風景』『翔ぶが如く』など構想の雄大さ、自在で明晰な視座による作品を多数発表。この他『街道をゆく』『風塵抄』『この国のかたち』な どの紀行、エッセイも多数。’96年逝去(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 司馬遼太郎と寺社を歩く (ISBN-13: 978-4334747213)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年4月12日に日本でレビュー済み
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大変良かったです
2022年2月11日に日本でレビュー済み
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司馬作品のなかでは、使いがってがいい時代なのだろう。
信長、秀吉、家康の天下取りの時代は、いろいろな作品に、登場する。
当然、結末もしっているが、それでも、ひきこまれる。
信長、秀吉、家康の天下取りの時代は、いろいろな作品に、登場する。
当然、結末もしっているが、それでも、ひきこまれる。
2014年10月13日に日本でレビュー済み
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NHK大河ドラマの視聴率抜群のドラマでしたね。司馬遼太郎近代のナンバー1の作家です。お勧めの一品です。
2021年8月23日に日本でレビュー済み
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司馬遼太郎は、好きな人を好きなように描くのが良い気がする。
伊右衛門を好いていないのに、形式上、主人公のような位置にいるため、内容がスッカスカ。
司馬遼太郎作品で一番の駄作。
伊右衛門を好いていないのに、形式上、主人公のような位置にいるため、内容がスッカスカ。
司馬遼太郎作品で一番の駄作。
2014年1月17日に日本でレビュー済み
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いつもながら市中の古本屋よりはるかに状態が良く、満足しています。
2022年1月10日に日本でレビュー済み
第二巻は本能寺の変から始まる。
秩序の中心が突然消えた後、秀吉はいかに創造力と機転を働かせて天下をとったのか。
光秀はいかに滅んでいったのか。家康はどうふるまっていたのか。
昔、学研のマンガで読んだ筋に、圧倒的な深みが加えられて描き出される。
それにしても、関東に飛ばされた家康を「華麗な座敷牢」と評し、掛川城主の一豊を「牢番」と評し、その方向を「ゆめゆめ意地の悪い牢番であってはならない」と示す千代の洞察には驚くばかり。
実際には司馬史観と言われるものなのだろうが、一級の登場人物の駆け引きやモノの言い方を通し、戦略的思考家の思考の深さを味わうことができる。
秩序の中心が突然消えた後、秀吉はいかに創造力と機転を働かせて天下をとったのか。
光秀はいかに滅んでいったのか。家康はどうふるまっていたのか。
昔、学研のマンガで読んだ筋に、圧倒的な深みが加えられて描き出される。
それにしても、関東に飛ばされた家康を「華麗な座敷牢」と評し、掛川城主の一豊を「牢番」と評し、その方向を「ゆめゆめ意地の悪い牢番であってはならない」と示す千代の洞察には驚くばかり。
実際には司馬史観と言われるものなのだろうが、一級の登場人物の駆け引きやモノの言い方を通し、戦略的思考家の思考の深さを味わうことができる。
2013年1月29日に日本でレビュー済み
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昔大河ドラマでやっていました。さすが司馬さんの本です。あっという間に4巻読みました。とても面白いでした。
2020年2月11日に日本でレビュー済み
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読んでいて面白いが、だんだんバカバカしくなってきた。
第一巻あたりは、著者は一豊の目から、時代を語っていた。
だんだん一豊の器量の小ささが嫌いになったらしい。
第三巻にもなると、千代の目からしか語れないらしい。
時代のおおまかな構図を、一豊は把握できないのだから仕方ない。
千代の一豊教育という形で、列強のパワーバランスを語っていたが、
それにも飽きたらしく、もっぱら千代の話になった。
司馬遼太郎は、奥さん以外にきっと好きな人がいたのだろう。
小りんと一豊の関係は、後ろめたさの象徴である。
忍者の六兵太は、明らかに司馬自身であろう。
上司の奥方に懸想でもしたのか、千代と六兵太が妙な形で結ばれる?話にして、
思いを遂げてみたかったらしい。
司馬さんは奥さんと仲良かったのか、心配になる第三巻である。
第一巻あたりは、著者は一豊の目から、時代を語っていた。
だんだん一豊の器量の小ささが嫌いになったらしい。
第三巻にもなると、千代の目からしか語れないらしい。
時代のおおまかな構図を、一豊は把握できないのだから仕方ない。
千代の一豊教育という形で、列強のパワーバランスを語っていたが、
それにも飽きたらしく、もっぱら千代の話になった。
司馬遼太郎は、奥さん以外にきっと好きな人がいたのだろう。
小りんと一豊の関係は、後ろめたさの象徴である。
忍者の六兵太は、明らかに司馬自身であろう。
上司の奥方に懸想でもしたのか、千代と六兵太が妙な形で結ばれる?話にして、
思いを遂げてみたかったらしい。
司馬さんは奥さんと仲良かったのか、心配になる第三巻である。