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新装版 夏草の賦 (上) (文春文庫) 文庫 – 2005/9/2
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目次より 岐阜 国分川 桑の実 中村の御所 かたばみの旗 覇者の道 運命 天下 若者 遠征 戸次川
- 本の長さ343ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2005/9/2
- ISBN-104167663198
- ISBN-13978-4167663193
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2005/9/2)
- 発売日 : 2005/9/2
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 343ページ
- ISBN-10 : 4167663198
- ISBN-13 : 978-4167663193
- Amazon 売れ筋ランキング: - 51,585位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 281位歴史・時代小説 (本)
- - 761位文春文庫
- - 1,344位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
1923年大阪市生まれ。大阪外国語学校蒙古語部卒。「ペルシャの幻術師」で講談倶楽部賞、『梟の城』で直木賞を受賞。『竜馬がゆく』『国盗り物語』『坂 の上の雲』『空海の風景』『翔ぶが如く』など構想の雄大さ、自在で明晰な視座による作品を多数発表。この他『街道をゆく』『風塵抄』『この国のかたち』な どの紀行、エッセイも多数。’96年逝去(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 司馬遼太郎と寺社を歩く (ISBN-13: 978-4334747213)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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司馬遼太郎作品で吹き出したのは初めて。
まずまず好き。
土佐の離れ具合を痛感します。
今の我々の感覚とは全然違う。
昔は交通の便が悪いから、
風土の違い、文化の違い、人々の性質の違い、
というものが混ざり合わずにハッキリしていたんでしょうね。
そういうことを面白いなと思いながら読みました。
でもあんまりストーリーにはのめりこめなかった。
司馬さんが、大切なことをナレーションでさらりと言ってしまうから。
司馬さんが、ちょくちょく現代からの視点で急に語るから。
登場人物たちと一緒に戦ったり悲しんだり、という経験ができなかった。
つかれ、あっというまに物語にひきずりこまれた。岐阜一の美人と言われた
利光の妹の菜々が元親に輿入れするエピソードから話がスタートする。
四国全土を席巻した長曾我部元親は豪傑というよりもクールな、自己分析に
たけた優男。物事を一歩退いた姿勢で考え、従って調略や謀略を得意とする。
人をだますときはこころから本気でだませが信条。臆病者こそ智者の証拠であり、
臆病こそ知恵のもとであると考えている。
四国しか知らない元親に常に中央の信長を意識させ対比させ、そのことが
この小説のスケールを大きくしている。元親はどうしても信長には勝てないと
思っている。「人間の運はうまれおちた場所できまってしまう」からである。
土佐は都からはあまりに遠い。
正親が四国の9割を手中におさめたとき、味方だと思っていた信長から
待ったがかかる。四国全域の征服をあきらめて土佐に戻れと。正親は怒るが、
よく考えるとこの手の変身・裏切りは自分がこれまでずっとやってきたこと。
どうする正親。正親と信長のつばぜりあいはどうなるか。両者のあいだに
入って顔をつぶされたかたちの光秀の心底は・・。
運命は決まってしまった。
今もネットのおかげで
情報はどこにいても手に入れられるようになった。
しかし、都会と田舎の差は依然として残っている。
いつの世も変わらないものなんだな。
しかし後半生では秀吉の前に屈し、長男信親を島津遠征で喪い、情熱の欠片も失う。最後は、反対する家臣を自滅させても、愛妻菜々の血を引く末子に家督を譲り、果ては信親の遺児を嫁がせるというところまで行き着く。
著者は「元親は愚人にかえったらしい」と物語を結ぶ。
「男は、夢にあるうちが花だな。その時期だけが、男であるらしい。それ以後は、ただの飯をくう道具さ」とは著者が元親に語らせた本作品の主題か。
男が夢見る人生の魅力と寂しさが描かれた物語。