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High and dry(はつ恋) (文春文庫 よ 20-3) 文庫 – 2007/7/10
- 本の長さ234ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2007/7/10
- ISBN-104167667037
- ISBN-13978-4167667030
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2007/7/10)
- 発売日 : 2007/7/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 234ページ
- ISBN-10 : 4167667037
- ISBN-13 : 978-4167667030
- Amazon 売れ筋ランキング: - 674,278位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
1964年、東京生まれ。
詩人・思想家の吉本隆明の次女。日本大学芸術学部文藝学科卒業。
87年小説「キッチン」で第6回海燕新人文学賞を受賞しデビュー。88年『キッチン』で第16回泉鏡花文学賞、同年『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で第39回芸術選奨文部大臣新人賞、89年『TUGUMI』で第2回山本周五郎賞、95年『アムリタ』で第5回紫式部賞、2000年『不倫と南米』で第10回ドゥマゴ文学賞(安野光雅・選)を受賞。
著作は30か国以上で翻訳出版されており、イタリアで、93年スカンノ賞、96年フェンディッシメ文学賞<Under35>、99年マスケラダルジェント賞の三賞を受賞している。他の著作に『アルゼンチンババア』『王国』シリーズ『デッドエンドの思い出』『イルカ』『ひとかげ』『まぼろしハワイ』『サウスポイント』『彼女について』『アナザー・ワールド 王国その4』など多数がある。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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お話と絵はすごく良くて10年以上前に読んだ時よりおもしろかったなぁ
今回娘にプレゼントしたくて買いました
丁寧に梱包されており、本の状態もとてもよかったです。
自分の中の子供な部分もちょこちょこ認めている。
(そこがかわいい)
キュウだって20代後半でありながら
年をとったからってどうしようもできない子供な部分も見せている。
(そこがリアル)
そういう二人の絡み合いにすごく好感が持てた。
私は正直な人が大好きだから、夕子もキュウも大好きになった。
ファンタジックな構成の中でも、
出てくる人達がちゃんと
「生きて」「動いて」「感じて」「話している」
という感覚がすごくして、
自分自身の現実世界と
夕子たちの世界を重ねてしまわずにはいられない。
二人の恋愛を見てて、
はっとさせられたり
う〜〜ん、、、とうならされたり、
幼い頃を思い出させられたり…
読んでるとこんな忙しさがあって楽しかった。
大人に恋する少女、儚く切ない恋…そんなロマンチックな展開にならないのは、よしもとばななの作る世界だからだ。
中学生である夕子ちゃんの方が現実的で地に足がついている。
キュウくんは大人だけど、子供っぽくて、どこか欠落した部分がある。
二人のやりとりを見ていると、どっちが大人で子供なのかわからなくなってしまう。
不思議なつながりを保ちつつ、徐々に距離を縮めていく二人。
凸凹した関係がなんだか面白いし、かわいい。
そして、この物語を読んでいると、自分の気持ちに素直になること、好きという想いをそのまま伝えることが、いかに大切かということを改めて教えられたような気になる。
夕子ちゃんの姿勢とか、行動を見習いたいとすら思ってしまう。
読後は、はつ恋の甘酸っぱい感じと
ほのぼのした雰囲気が味わえます。
好きな人のことを深く知ることで、
もっともっと好きになっていく心情が良くくみ取れます。
イラストも沢山あって、とてもかわいいです。
でも、私はキュウ君のはっきりしない感じが嫌です。
モテモテで、魅力のある青年であるのは分かりますが・・・
ミホさんがとてもかわいそう。
私にとって、一番共感できるのがミホさんなので
こんな感想になってしまうのでしょうが。
夕子と同じ、14歳で読んでいれば星5つだったと思います。
世界がキラキラとかがやきだしていました
そうだ こうだ これだったんだ
わたしは一体なにをしてたんだ
よみがえってよわたし
そんなかんじでした
理屈じゃないんだ
生きているって
月下美人のわきから小さい人間が走り出たり
おかさんのことを思いすぎて目がみえなくなっちゃったり
のらねこがぎらぎらやめらめらに似た光を放出炸裂しながらまるで産まれるみたいに死んでちゃったり
するんだ
きっと
変われる
そんな気がしてしまいました