この本はイチローが2001年の時を多く描いているような気がしました。イチローの本は思考や自己啓発本が多いがこの本は違う。
細かく2001年の時のオープン戦からリーグチャンピオンシップまで細かく様子が書かれており、途中イチロー本人の言葉や作者の思考、当時の状況を知ることができとてもわくわくしました。まるで当時を一緒に過ごしていたかのようでした。
メジャーリーグの長距離の移動の際の大変さを描写しているがそれもおもしろく書かれている。 同時多発テロが起きた際のアメリカ人の状況や様子、イチロー選手の様子が書かれておりよかった。
ぜひ読んでほしい本です
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イチロー、聖地へ (文春文庫 い 57-1) 文庫 – 2005/3/10
石田 雄太
(著)
メジャーの大記録を塗り替えた稀代の天才バッターは、何を目指すのか。渡米1年目から今季に至るまでの肉声と迫真ドキュメント
- 本の長さ367ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2005/3/10
- ISBN-104167679337
- ISBN-13978-4167679330
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2005/3/10)
- 発売日 : 2005/3/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 367ページ
- ISBN-10 : 4167679337
- ISBN-13 : 978-4167679330
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,125,151位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2014年5月9日に日本でレビュー済み
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2017年7月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
野球のことでも、それ以外の生き方というめんでも、学べることが多かった。
プレッシャーのかかる場面では、自分がどんな場面をこなしているかという、経験が大事。
プレッシャーのかかる場面では、自分がどんな場面をこなしているかという、経験が大事。
2009年11月21日に日本でレビュー済み
イチローさんがMLBデビューの01年の偉業と苦労がよく分かりました。テロでMLBの存在、そして取材をする難しさを痛感しました。
2010年9月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
メジャー移籍決定直前から
2004年までのイチローの姿が
著者のフィルターを通して描かれています。
イチローならではの
理論的かつオリジナリティに満ち溢れた
言語表現が随所に散りばめられています。
それを読者にもわかるように
記している力こそ著者の力量(拍手!)。
本編だけでなく、
巻末に収録されていた
Numberからの文章も
リアルタイムに近い熱を
感じさせてくれ胸を熱くさせられました。
文句なしの秀作です!!
2004年までのイチローの姿が
著者のフィルターを通して描かれています。
イチローならではの
理論的かつオリジナリティに満ち溢れた
言語表現が随所に散りばめられています。
それを読者にもわかるように
記している力こそ著者の力量(拍手!)。
本編だけでなく、
巻末に収録されていた
Numberからの文章も
リアルタイムに近い熱を
感じさせてくれ胸を熱くさせられました。
文句なしの秀作です!!
2005年11月16日に日本でレビュー済み
野球の殿堂は、ホール・オブ・フェイム(The Hall of Fame)ですよ。
ちょっと気になったので…
本書の内容ですが、素晴らしいです。新聞やテレビからは得られない、イチロー選手の生の声が存分に堪能できます。
イチローファンの方、ぜひご一読を!
ちょっと気になったので…
本書の内容ですが、素晴らしいです。新聞やテレビからは得られない、イチロー選手の生の声が存分に堪能できます。
イチローファンの方、ぜひご一読を!
2009年5月8日に日本でレビュー済み
「天才、言うなっ」テレビを見ていたイチローが突然、そう呟いた。
このエピソードからわかるように、イチローは才能だけでなく努力で世界一の打者に上り詰めた。メジャー1年目からリーグMVPを獲得するには、どれだけの努力を積み重ねたのだろう?
野球ではないが、サッカーの中田英寿は全体練習が終わった後も、1人グランドに残ってユースの選手とボールを蹴って個人練習をしていた。中村俊輔も、居残りでフリーキックの練習をしていた。努力することは一流になるための必要条件なのだ。
才能に溢れるイチローたちでさえこれだけ努力しているのだから、才能のない自分はもっと努力しなければならない。そんな前向きな気持ちにさせてくれる本だった。
このエピソードからわかるように、イチローは才能だけでなく努力で世界一の打者に上り詰めた。メジャー1年目からリーグMVPを獲得するには、どれだけの努力を積み重ねたのだろう?
野球ではないが、サッカーの中田英寿は全体練習が終わった後も、1人グランドに残ってユースの選手とボールを蹴って個人練習をしていた。中村俊輔も、居残りでフリーキックの練習をしていた。努力することは一流になるための必要条件なのだ。
才能に溢れるイチローたちでさえこれだけ努力しているのだから、才能のない自分はもっと努力しなければならない。そんな前向きな気持ちにさせてくれる本だった。
2005年6月4日に日本でレビュー済み
タイトルにある“聖地”とは、ベースボール生誕とされるクーパーズタウンにあるホーム・オブ・フェイス(野球の殿堂)のことを指す。
2001年のMVP、新人王受賞時と2004年の最多安打数262本と2度目の首位打者獲得後の2回の聖地巡礼とそれに至るまでの足跡を表している。
内容については既に刊行されている単行本に書かれてあるほうを参照してもらう事にして、文庫版は+αのNumberの記事7編が付け加えられている(2004年度のことについて)。表のマスコミには書かれないイチローの言葉が多数収録されており、イチロー本の中でも文句なしの良書。買って損はしない内容ですね。
2001年のMVP、新人王受賞時と2004年の最多安打数262本と2度目の首位打者獲得後の2回の聖地巡礼とそれに至るまでの足跡を表している。
内容については既に刊行されている単行本に書かれてあるほうを参照してもらう事にして、文庫版は+αのNumberの記事7編が付け加えられている(2004年度のことについて)。表のマスコミには書かれないイチローの言葉が多数収録されており、イチロー本の中でも文句なしの良書。買って損はしない内容ですね。
2002年5月19日に日本でレビュー済み
これはイチローの目を通した大リーグの物語である。
メジャー・リーグへの憧れ。キャンプでのフォームの微調整。開幕戦での今やライバルともいえるティム・ハドソンとの対決。夢にまで見た初ヒット。世界最高のピッチャー、ペドロ・マルチネスとの真剣勝負。超高度なバッティング理論。シアトル51番の先輩、ランディ・ジョンソンとのオールスターでの顔合わせ。同時多発テロ。優勝……プレーオフでの敗戦……。中身のぎっしり詰まった傑作とも言っていい作品だ。
この本の素晴らしさは、一にも二にもイチローの肉声にある。彼はどうのようなアプローチで大リーグに挑むのか。何を考えながら相手投手に相対するのか。ペドロやティム・ハドソン、ロケットをはじめとするヤンキースのピッチャー、そして大リーグの長い歴史、伝統、さらに、すべてを吹き飛ばし、世界中を驚愕させた多発テロの後、彼の目に大リーグのベースボールはどう映ったのか。
ベースボールの魅力というのは多岐にわたっている。ボールパークの美しさやファンの素晴らしさも大きな要因だ。しかし、その最大の魅力がプレーそのものにあることは、日米を通じても変わらない、と私は思う。だが、そのプレーの奥行きに迫った作品というのは、実は、そうない。外からプレーを見ているジャーナリストにはやはり限界があるし、選手本人が書いたとしてもボキャブラリーに限りがあったり自分のなかで整理がついていなかったりする。
この作品の優れている点は、著者が野球に情熱を持ち、知識的にもしっかりしていて、そして、なによりも稀代のプレーヤーの信頼を勝ち得ているところにある。イチローにしても野球そのものを知らない人間にプレーなど語る筈もなく、相手の情熱を感じてひとたび話し始めれば、自分のプレーを語る「生きた言葉」を持っているのがイチローというプレーヤーなのだ。そして、その証がこの作品なのである。
メジャー・リーグへの憧れ。キャンプでのフォームの微調整。開幕戦での今やライバルともいえるティム・ハドソンとの対決。夢にまで見た初ヒット。世界最高のピッチャー、ペドロ・マルチネスとの真剣勝負。超高度なバッティング理論。シアトル51番の先輩、ランディ・ジョンソンとのオールスターでの顔合わせ。同時多発テロ。優勝……プレーオフでの敗戦……。中身のぎっしり詰まった傑作とも言っていい作品だ。
この本の素晴らしさは、一にも二にもイチローの肉声にある。彼はどうのようなアプローチで大リーグに挑むのか。何を考えながら相手投手に相対するのか。ペドロやティム・ハドソン、ロケットをはじめとするヤンキースのピッチャー、そして大リーグの長い歴史、伝統、さらに、すべてを吹き飛ばし、世界中を驚愕させた多発テロの後、彼の目に大リーグのベースボールはどう映ったのか。
ベースボールの魅力というのは多岐にわたっている。ボールパークの美しさやファンの素晴らしさも大きな要因だ。しかし、その最大の魅力がプレーそのものにあることは、日米を通じても変わらない、と私は思う。だが、そのプレーの奥行きに迫った作品というのは、実は、そうない。外からプレーを見ているジャーナリストにはやはり限界があるし、選手本人が書いたとしてもボキャブラリーに限りがあったり自分のなかで整理がついていなかったりする。
この作品の優れている点は、著者が野球に情熱を持ち、知識的にもしっかりしていて、そして、なによりも稀代のプレーヤーの信頼を勝ち得ているところにある。イチローにしても野球そのものを知らない人間にプレーなど語る筈もなく、相手の情熱を感じてひとたび話し始めれば、自分のプレーを語る「生きた言葉」を持っているのがイチローというプレーヤーなのだ。そして、その証がこの作品なのである。