図らずも作者の「遺作」となった一冊。特別な思いで読み始め、そして、読み終えました。
もうリュウジの活躍が見られないと思うと残念です。
何度目になるのか、また読み返します。
そういう作品です。
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龍時 03-04 (文春文庫 の 12-3) 文庫 – 2006/5/10
野沢 尚
(著)
スペインのプロ生活にも慣れたリュウジは、アテネ五輪代表に選ばれ、熱き聖地で世界の強豪と戦う。遺作となったシリーズ第3弾
- 本の長さ388ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2006/5/10
- ISBN-104167687038
- ISBN-13978-4167687038
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2006/5/10)
- 発売日 : 2006/5/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 388ページ
- ISBN-10 : 4167687038
- ISBN-13 : 978-4167687038
- Amazon 売れ筋ランキング: - 523,560位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年2月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
シリーズ第三作
アテネオリンピックが舞台です。現実の結果が本作のようだったら良かったのですが。
前二作同様、サッカー場面は非常に軽快で切れ味鋭い描写になっています。主人公はずいぶん大人になった印象を受けます。サッカー以外への内面の葛藤を振り切れた感じがします。主人公の内面へ向かう描写が、1作目、2作目と比べて「軽く」感じられるようになりました。
「そんなに生き急がなくても」という切迫感がやわらかくなっています。その後の著者の死を思うと矛盾する感じがするのですが。逆に次期代表監督となるであろうオリンピック代表監督夫妻の複雑な背景描写にずいぶん筆を割いています。この部分はずいぶん重い印象を受けます。おそらくこの監督と共に代表に入って、監督と共に主人公も成長していくという今後の展開が予想できるのですが...。
このシリーズとしては著者の遺稿となってしまったわけですが、成長の物語としては中途半端でも、本作は本作で完結できるクオリティを持っています。'04アテネ、'06ドイツと悔しい思いをしたサッカーファンは爽快な気分になれるのではないでしょうか?
アテネオリンピックが舞台です。現実の結果が本作のようだったら良かったのですが。
前二作同様、サッカー場面は非常に軽快で切れ味鋭い描写になっています。主人公はずいぶん大人になった印象を受けます。サッカー以外への内面の葛藤を振り切れた感じがします。主人公の内面へ向かう描写が、1作目、2作目と比べて「軽く」感じられるようになりました。
「そんなに生き急がなくても」という切迫感がやわらかくなっています。その後の著者の死を思うと矛盾する感じがするのですが。逆に次期代表監督となるであろうオリンピック代表監督夫妻の複雑な背景描写にずいぶん筆を割いています。この部分はずいぶん重い印象を受けます。おそらくこの監督と共に代表に入って、監督と共に主人公も成長していくという今後の展開が予想できるのですが...。
このシリーズとしては著者の遺稿となってしまったわけですが、成長の物語としては中途半端でも、本作は本作で完結できるクオリティを持っています。'04アテネ、'06ドイツと悔しい思いをしたサッカーファンは爽快な気分になれるのではないでしょうか?
2005年12月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「龍時」シリーズの最終巻です。
裏切られた気分がする・・・。いい意味でも悪い意味でも・・・。
作者が亡くなってしまい、シリーズは未完のまま終了を見てしまう。
リュウジの声が聞こえる。
「まだやれる!」
この巻ではアテネオリンピックが舞台。
1巻であれだけ日本のサッカーに絶望したリュウジが日本代表のユニフォームに袖を通す・・・。うれしかった。
僕はこのシリーズではマリアと親父が好きだった。
同じ時を生きている気がしていた、まさにその時の訃報だった・・・。
龍の刻は永遠に止まったまま・・・。
解き放たれる事無く、永遠に燻り続ける・・・。僕達に続きの夢を与えながら・・・。
裏切られた気分がする・・・。いい意味でも悪い意味でも・・・。
作者が亡くなってしまい、シリーズは未完のまま終了を見てしまう。
リュウジの声が聞こえる。
「まだやれる!」
この巻ではアテネオリンピックが舞台。
1巻であれだけ日本のサッカーに絶望したリュウジが日本代表のユニフォームに袖を通す・・・。うれしかった。
僕はこのシリーズではマリアと親父が好きだった。
同じ時を生きている気がしていた、まさにその時の訃報だった・・・。
龍の刻は永遠に止まったまま・・・。
解き放たれる事無く、永遠に燻り続ける・・・。僕達に続きの夢を与えながら・・・。
2004年10月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
Numberに連載していたころからの龍時FANです。
ついにオリンピック日本代表まで上り詰めた龍時の活躍が楽しめます。
すごい活躍をするのですが、ドイツW杯最終予選まで取っていて欲し
かったなぁというのが本音です。…が龍時の活躍がこれ以上読めない
今となっては、この終わり方で良かったかも知れません。
野沢さん、安らかに…。
ついにオリンピック日本代表まで上り詰めた龍時の活躍が楽しめます。
すごい活躍をするのですが、ドイツW杯最終予選まで取っていて欲し
かったなぁというのが本音です。…が龍時の活躍がこれ以上読めない
今となっては、この終わり方で良かったかも知れません。
野沢さん、安らかに…。
2015年9月16日に日本でレビュー済み
前作とは一点。試合、試合、また試合の連続です。
それも相手はかなり強豪。どうする龍時、どうなる龍時。
小説を読んで感心してしまうのが、対戦国の特徴とサッカーの歴史です。
こんなに調べてくれたんだと、驚きます。
それも相手はかなり強豪。どうする龍時、どうなる龍時。
小説を読んで感心してしまうのが、対戦国の特徴とサッカーの歴史です。
こんなに調べてくれたんだと、驚きます。
2006年7月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
シリーズ3作目ですが、今作も読み進めていくうちに、体を動かしたくなって来ます。これが遺作ということで、続きが読めないのは残念ですが、それぞれ読者がその後の龍時を自分や好きな選手に重ね合わせ、物語を紡いでいけるのではないでしょうか?それにしてももう少し早く、たとえば中学生の頃にこの小説に出会っていたなら、もう少し、レベルの高い次元でのサッカーができたような・・・。と自分の能力を棚に上げて思ってしまいます。うちのチビのバイブルになってくれれば…。2010には間に合いませんが。
2004年7月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
01~02、02~03も読みました。今回はアテネが舞台。いきなり五輪予選の最終戦からでとまどったりしたけど、おもしろくて1日で読んじゃいました!サッカー好きなら読むべき!!龍時の続きがもう読めないのはだいぶショックです(T_T)