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中陰の花 (文春文庫 け 4-1) 文庫 – 2005/1/7

3.9 5つ星のうち3.9 107個の評価

自らの最期を予言した「おがみや」ウメさん。その死をきっかけに僧侶・則道は、中陰という“この世とあの世の中間”を受け入れていく
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 文藝春秋 (2005/1/7)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/1/7
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 170ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4167692015
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4167692018
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 107個の評価

著者について

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玄侑 宗久
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1956(昭和31)年、福島県三春町生まれ。安積高校卒業後、慶應義塾大学文学部中国文学科卒業。さまざまな職業を経験した後、京都の天龍寺専門道場に入門。現在は臨済宗妙心寺派、福聚寺住職。2001年、「中陰の花」で第125回芥川賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 龍の棲む家 (ISBN-13:978-4167692056 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中3.9つ
5つのうち3.9つ
107グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2013年6月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
よく、私たちの命はみんなつながっているとか、
死後の世界はあるとかないとか、
感覚的にしか、また精神論で語られることについて、
ある意味答えを出してくれている本だったと思います。
エネルギー保存の法則に照らしても、
やはりそうかと思うのだけれど、
それを、理屈ではなく、お話としてきちんとわかりやすくまとめてくださっていて、
やっぱりこの作家は大した人だと思うと同時に、芥川賞に相応しい作品だったのだと
今更ながら思っています。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年11月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『中陰の花』は、僧侶である著者でしか描けないテーマだと思います。
「あの世」のことを人は何千年思い描いてきたでしょう。
宗教に携わる人は、それを答える立場にあります。
しかし、主人公の禅僧、則道は、自らの行為をプラクティカルであると言います。
この物語は、スピリチュアルの本家、僧侶以外の登場人物がいずれも神秘体験をしています。
則道は、それを聞いて修行中の体験を思い出し、あれもそうだったのか、と思いますが、普通の人たちよりも僧侶がプラクティカルという一見逆転したような世界観があり、いや待てよ、本当にそうかと振り返り振り返り読み進んでいきました。
日本では仏教を葬式仏教等と揶揄したりします。
釈尊の教えは、科学文明の前に文化的儀式になりかかっていたように見えましたが、近年仏教は本来の姿を取り戻そうとしている気配を感じています。
僧侶という釈尊の教えを最も強く学んだ人たちとそれ以外の人たち。
宗教とは、どういうものなのか、どこにあるのか、この物語で探そうとされたのではないかと感じています。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年3月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白いがそれほど引き込まれなかった。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年5月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
玄侑宗久氏の芥川賞受賞昨。始めの1頁からどんどん吸い込まれました。きめ細やかな描写は絵画を見るように美しく、1行1行がしっかり練られた力作です。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年5月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者のことは作家としてより福島第一原発近くのお寺の僧侶として知ることになったが

僧侶であるという身分は本書の内容は多少はタブーの域にふれるのではないかと思いながら読ませて頂いた

一人に老婆が自分の死ぬ日を予告し、まさにその通りの日に死んだかとから物語は展開し・・・

死んだ間際の話を展開していき、それによって主人公である僧侶と妻の関係も深まっていく物語

読みやすいし大変に思しろかった
2015年7月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
現役僧侶が、仏教の枠にハマらず、超常現象や科学的検知、夫婦愛や母子愛などを交えて書いた芥川賞作品。壮大な宇宙も感じられ、とても興味深く、しかも読み易かった!
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年1月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
某作家が「禅宗のお坊さんが常に手元においている」と自著の本に書かれていたので期待をして購入したのだが、何故禅宗のお坊さんが手元に置かれているのかピンとこない内容であった。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年7月6日に日本でレビュー済み
文学の面白さを少ない言葉で言い当てるのは難しいが、人間の心の真理に触れる面白さを主座におかないわけにいかない。
これをすなわち真実のないところに文学なしと言い換えて差し支えなければ、文学で宗教そのものを語るのは、或いは宗教思索を骨組とする小説は、無意味無駄な試み、無理な注文だ。
だからこそやってみたのだとしたら気概はわかるも、アホらしすぎる。夢のストーリーを延々語られても、のスカスカ気分しか残らない。夢ならまだ無色の意外性を楽しむことはできるが。

あえてやるならあくまで商業文のジャンルでしょう。
テレビ・ラジオのコマーシャルにも面白いものがあったりして、好き言うとれ、とか思いながら、でもフレーズは面白いから、と片耳に受け入れる、それくらいのことならできる。
まあそんなところだが、小説技法として興奮させてくれるものは何もないから、商業文としてもやっぱり没か。せいぜいナニナニ宗の宣伝会報掲載小説でしょう。

『朝顔の音』は宗教がらみがほぼ抜けて、つまらなさだけが残った。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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