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サーチエンジン・システムクラッシュ (文春文庫 み 28-1) 文庫 – 2005/1/1

3.9 5つ星のうち3.9 11個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 文藝春秋 (2005/1/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/1/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 263ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4167695014
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4167695019
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 11個の評価

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宮沢 章夫
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上位レビュー、対象国: 日本

2006年12月30日に日本でレビュー済み
80年代をHot-Dog Pressを愛読書にしてきた僕には懐かしい作者。
表題作と他1篇とも、イメージと現実世界、虚構と実を結び付けようとしているが結果上手くいかなかった作品の印象。結びつけは失敗しているが、個々の話は非常に面白く、作者の力量が現れている。しかしながら作品全体としてはいまいちです。
2015年1月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
以前から凄く気になってて、古本で入手してまで読んでみたけど、そこそこ面白かった。
まぁ、僕らみたいなコンピュータ系の人じゃないと、イマイチ分かりにくいところもあるのかもね。
一定以上の売上がないとすぐに絶版になってしまう世の中だけど、そう言う作品こそ電子書籍として残して欲しいと思うけどね。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年9月21日に日本でレビュー済み
11年前の芥川賞候補作。当時は読み始めて何故だか挫折。今回,著者の新刊「ボブ・ディラン・グレーテスト・ヒット第三集」を読むにあたって読み返す。これが面白い。

前回はなぜ読み通せなかったのかが不思議なほど,いまこの時代にピッタリとくる感覚が心地よい。
実際には心地よいのは作品と距離をとって読んでいるからで,なんだか少しの懐かしさと,いまにつながる変わらないその感覚とが,ちょうどいいのだ。
ひどく憂鬱な気分にも浸れるだろうし,なんだか不思議な世界に迷い込む感じもするのだけれど,それも当時ではなくこの時代に読むからなのかと思ってしまうのは,少し違った読み方だろうか。

著者のエッセイの,あのくだけた感じの文体は,この抑うつ的な小説においてもちりばめられており,まるで1時間半程度の芝居を見ているような気さえする。1時間でなく,2時間でなく,90分程度がちょうどいい。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2005年4月5日に日本でレビュー済み
最後まで読み終わっても話の全貌が頭に定着しない。サーチエンジンといってもここで述べられている話はYahoo!のようなサーチエンジン的な話ではない。ところが、全て読み終わるとWebクローリングしてつかれきった気分と同じ印象を受ける。断片・断片がとても印象的で強烈な言葉がちりばめられているが、、、結局まとまらない。そういうお話である。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2005年8月26日に日本でレビュー済み
『数年ぶりに首藤の名前を目にしたのが新聞の報道だったとき、もっと深刻に受け止めるべきだと意識的になったほど僕は冷静で、日に一度はニュースで知るありふれた事件を見るような自分のことのほうが驚きだった。』
 一ページ目の文章だが、こんなうざい文章があっていいのかとびっくりした。下手すぎだ、と思ったが、二十ページくらいからわざとなんだとようやく気づいた。まぁ、わざとこんな文章を書くにしても、肌に合わないことは合わないので、読んでて苛々するのはとめられない。少なくとも、僕はこんな文体認めない。
 テーマ的にはアイデンティティの崩壊、自己(あるいは、街、世界)の曖昧性といったところだろうか。
 だったら、阿部和重のインディヴィジュアル・プロジェクションを読めばいい。別にこれを読む必要性は皆無。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2005年1月14日に日本でレビュー済み
この本の感想を書くのは、非常に難しいと思った。
話が一見、全く完結していない。
きちんと始まって、いろんな要素は最後に向かって収束し、最後はきちっと「はい、終わりました」がある、というのを望む人は、最後で「なんじゃあ」と思うかもしれない。
しかし、それが異様にリアルなのだ。
現実として、物事がきちっと始まってきちっとそれらしく終わる、ということなど、そうあるものでもない。まして、この小説は、「いつもとちょっとズレたところに手を出すと、いつもとちょっとズレた世界が現れて、しかしそれも間違いなく現実で」という話。
いろんなところにパッと何かが湧き上がるが、それが何を意味するかなんてはっきりとは分からないし、何かを意味するのかと考えるのもナンセンスな場合だって、少なくはないだろう。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2003年8月8日に日本でレビュー済み
演劇では時折こういう、よくわからなくなる、気がつくと茫然としてしまう作品がありますが、
小説でこういうのを、最後まで読む気になったのは珍しいです。
大学時代の友人が殺人を犯したというニュースを聞き、そのときの様子を冷静に分析するように語ったらしいと聞いて、
その友人のことを思い出し、さらにその友人と自分のいた「虚学」のゼミを思い出し、その講師の話し方を思い出し、
その友人はその講師の話し方を真似て、殺人をしたときの様子を語ったのではないかという思いにとらわれる。
それはどんな話し方だっただろう・・・
曖昧な記憶をぼんやりとたどりながら、
そんなままで、ふらふらと電車に乗ってしまったものだから、
気がつくと池袋の裏通りをさまよう羽目になる。
そして気がつくと、読んでいる自分も一緒に、ふらふらと記憶をたどり、
その曖昧さに茫然とする羽目になるのです。
茫然としながらも、最後まで読まなくてはという気分になるから不思議。
いつもの宮沢さんの可笑しいエッセイの視点を、舞台に持ってくるとこういう風になるのかなぁ、と思いました。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2005年6月27日に日本でレビュー済み
直木賞落選作。
でも直木賞受賞してほしかった作!
あらすじは説明が難しいのですが
池袋の1990年代がぐっとくる人にはぐっとくるヨ。
万人向けではないので★4つにしておきます。キモチ5つ
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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