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新装版 火の路 (上) 長篇ミステリー傑作選 (文春文庫) (文春文庫 ま 1-117 長篇ミステリー傑作選) 文庫 – 2009/7/10
松本 清張
(著)
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- 本の長さ483ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2009/7/10
- 寸法10.5 x 2 x 15 cm
- ISBN-104167697181
- ISBN-13978-4167697181
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2009/7/10)
- 発売日 : 2009/7/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 483ページ
- ISBN-10 : 4167697181
- ISBN-13 : 978-4167697181
- 寸法 : 10.5 x 2 x 15 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 58,320位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,070位文春文庫
- - 12,551位文学・評論 (本)
- - 13,608位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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(1909-1992)小倉市(現・北九州市小倉北区)生れ。給仕、印刷工など種々の職を経て朝日新聞西部本社に入社。41歳で懸賞小説に応募、入選した『西郷札』が直木賞候補となり、1953(昭和28)年、『或る「小倉日記」伝』で芥川賞受賞。1958年の『点と線』は推理小説界に“社会派”の新風を生む。生涯を通じて旺盛な創作活動を展開し、その守備範囲は古代から現代まで多岐に亘った。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年7月14日に日本でレビュー済み
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1960年代のサイケブームで密かに流行した幻覚を呼ぶハッシッシ(ハシーシュ=インド大麻)は、アサシン(刺客)の語源。それが原因となった傷害事件を起点にイラン拝火教へとブッ飛ぶ清張の創造力。
2021年6月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
松本清張なんざしらねえやというなら、それでよい。ぼくだってこんな昭和の遺物みたいのは、最近知ったんだ。ところが、清張さんなあ稀代の推理小説家というだけでなく、古代史をこよなく研究していた人であって、要は、この日本って一体なんなのよ?という問題意識を持っていた人なんだな。
あなたは、そうは思わないか? 「この日本は一体なんなのか」と。
この本が、だれかのトバ口を開くものであったなら、清張さんな喜びゆうがぜよ。そのトリガーを引くには充分な小説と思います。
あなたは、そうは思わないか? 「この日本は一体なんなのか」と。
この本が、だれかのトバ口を開くものであったなら、清張さんな喜びゆうがぜよ。そのトリガーを引くには充分な小説と思います。
2012年9月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
清張自身が述べているように、この小説の「主人公は論文」です。膨大な小説の大部分は清張の古代史に対する蘊蓄で、閉口するぐらいこれでもかと読者に迫ります。作者の意図を覚悟で最後まで読み通しても結末は付け足しの感を拭えません。清張の筆力でぐいと引き込むだけに、「ミステリー」と「古代史論」を交差させた一つの作品にする必要は無かったのではないでしょうか。
2024年4月21日に日本でレビュー済み
文春文庫/松本清張 著『火の路(上)』のレビュー。
本文庫は、「松本清張記念館監修・長編ミステリー傑作選」と銘打つ新装版である。
俺がこの作品・・・・「ファンが選ぶ清張作品ベスト30」や「私が推す!清張の長編トップ20」などには決して選ばれないであろう・・・・本作を読もうと思ったきっかけは、当レビューから2年ほど前に放送されたNHKの番組『新日本風土記』だった。
そこでは没後30年を迎えた松本清張が特集されており、作品を生み出すために日本の各所を取材する清張と、取材対象者たちとのふれあう姿が映像に残されていた。
とりわけ本作『火の路(みち)』の執筆にあたって、在野の研究者・藪田嘉一郎(やぶた かいちろう/1905~1976)氏と交わされた書簡は印象的だった。
実はこの番組の中で、本作で主人公ら(≒清張)が主張したことの一部は、現在では否定されていることも明かされていた。
本作のキモが清張の論考の開示であることを思うと、現在では通用しない古臭い作品という烙印を押されかねないわけだが、俺は逆に、読みたいと思った。
歴史、とりわけ古代史は、遺物や史料の発見等により、塗り替えられたり修正されたりすることはよくある事だ。
しかしそれは、先人たちが重ねた研究が無駄だったということを意味しないし、最新の成果でさえ今後どう変わるかも分からない。
それまでの研究の上に、現在考えられる“最適解”があるというだけある。
清張の主張も、その最適解へと進む過程で必要なルートのひとつだったのだ。
俺は、その過程を読みたいと思ったし、飛鳥からイランという横の広がりと、現在から古墳時代へという時間の広がりをも描く壮大な設定も魅力的だった。
確かに高須通子の“論考”部分は、小説にはそぐわないような微に入り細を穿つような内容で、一般にはなかなか読みこなせないだろう。
俺もそうだったが、何とかついてゆけるように(イメージがつかめるように)、物語の舞台や登場する遺物、実在の人物等についてネットや他の図本でその画像や説明を見ながら読み進めた。
画像といえば、本作には小説では珍しく、写真や図が比較的豊富に載っている。
この上巻では以下の図表が載っている。
・酒船石(P13)
・猿石(P35)
・飛鳥周辺地図P49)
・益田岩船(P79)
・石造須弥山立面図(P237)
・亀石(P243)
・二面石(P259)
さて、本作において高いハードルとされる“論考”については、海津信六(イメージモデルは上記の藪田嘉一郎氏)との往復書簡や会話という形で、要点をコンパクトにまとめてあるので、そこまで不安になる必要はないし、字句ひとつひとつにこだわり過ぎると先に進めなくなる。
我々読者が驚くべき点は、“高須清張”の博覧強記ぶりである。
他の大量の作品も書きながら、いつこのような勉強をしているのか。
日本書紀から万葉集、中国の古文献まで、流行作家とは思えないほどの文献の渉猟や実調査をして書いていることが分かる。
この上巻は、高須通子がイランへ旅立つところで終わる。
彼女も個人的には色々な事情を抱えていた。
しかし学問的推論を確かめるために、何かを超えるために、彼女はイランの首都テヘランへ一人向かう。
本作の新聞連載が開始された昭和48年を起点とすると、それはイラン革命(1978年/昭和53年)が始まる5年前のことだった。。。
本文庫は、「松本清張記念館監修・長編ミステリー傑作選」と銘打つ新装版である。
俺がこの作品・・・・「ファンが選ぶ清張作品ベスト30」や「私が推す!清張の長編トップ20」などには決して選ばれないであろう・・・・本作を読もうと思ったきっかけは、当レビューから2年ほど前に放送されたNHKの番組『新日本風土記』だった。
そこでは没後30年を迎えた松本清張が特集されており、作品を生み出すために日本の各所を取材する清張と、取材対象者たちとのふれあう姿が映像に残されていた。
とりわけ本作『火の路(みち)』の執筆にあたって、在野の研究者・藪田嘉一郎(やぶた かいちろう/1905~1976)氏と交わされた書簡は印象的だった。
実はこの番組の中で、本作で主人公ら(≒清張)が主張したことの一部は、現在では否定されていることも明かされていた。
本作のキモが清張の論考の開示であることを思うと、現在では通用しない古臭い作品という烙印を押されかねないわけだが、俺は逆に、読みたいと思った。
歴史、とりわけ古代史は、遺物や史料の発見等により、塗り替えられたり修正されたりすることはよくある事だ。
しかしそれは、先人たちが重ねた研究が無駄だったということを意味しないし、最新の成果でさえ今後どう変わるかも分からない。
それまでの研究の上に、現在考えられる“最適解”があるというだけある。
清張の主張も、その最適解へと進む過程で必要なルートのひとつだったのだ。
俺は、その過程を読みたいと思ったし、飛鳥からイランという横の広がりと、現在から古墳時代へという時間の広がりをも描く壮大な設定も魅力的だった。
確かに高須通子の“論考”部分は、小説にはそぐわないような微に入り細を穿つような内容で、一般にはなかなか読みこなせないだろう。
俺もそうだったが、何とかついてゆけるように(イメージがつかめるように)、物語の舞台や登場する遺物、実在の人物等についてネットや他の図本でその画像や説明を見ながら読み進めた。
画像といえば、本作には小説では珍しく、写真や図が比較的豊富に載っている。
この上巻では以下の図表が載っている。
・酒船石(P13)
・猿石(P35)
・飛鳥周辺地図P49)
・益田岩船(P79)
・石造須弥山立面図(P237)
・亀石(P243)
・二面石(P259)
さて、本作において高いハードルとされる“論考”については、海津信六(イメージモデルは上記の藪田嘉一郎氏)との往復書簡や会話という形で、要点をコンパクトにまとめてあるので、そこまで不安になる必要はないし、字句ひとつひとつにこだわり過ぎると先に進めなくなる。
我々読者が驚くべき点は、“高須清張”の博覧強記ぶりである。
他の大量の作品も書きながら、いつこのような勉強をしているのか。
日本書紀から万葉集、中国の古文献まで、流行作家とは思えないほどの文献の渉猟や実調査をして書いていることが分かる。
この上巻は、高須通子がイランへ旅立つところで終わる。
彼女も個人的には色々な事情を抱えていた。
しかし学問的推論を確かめるために、何かを超えるために、彼女はイランの首都テヘランへ一人向かう。
本作の新聞連載が開始された昭和48年を起点とすると、それはイラン革命(1978年/昭和53年)が始まる5年前のことだった。。。
2020年4月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても綺麗で、いわゆる新古品を送ってくださったと思います。以前にも読んだものですが、忘れられない名作。昔の教授に再会できた思いです。
2018年8月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
古代ペルシャの神殿と飛鳥の石造物の関連を推論するヒロインを、殺傷事件や大学派閥など織り交ぜながら書き進められた小説。清張の考古学的考察を存分に盛り込んだ論文のようでもあり、また横穴式石槨の崩落シーンなど臨場感があふれるフィクションのような小説で、読み応えがありました。
2018年8月24日に日本でレビュー済み
この本は、1973年6月から1974年10月まで朝日新聞朝刊に連載されたものなんですね。古代史ミステリーと言っても実際は小説の筋は従で、松本清張さんが飛鳥時代の石造物、特に酒船石と益田岩船に焦点を当て、大胆な仮説を主人公の論文発表という形式で小説化し学会に提起したもので、内容は極めて専門的・学術的で読みごたえがありました。
飛鳥の石造物は斉明天皇の時代につくられたものが多いが、斉明天皇は異教に興味を持ち奇矯に走った天皇として日本書紀に否定的に記されているが、ゾロアスター教文化の影響を受けていたのではと松本氏は推測。
酒船石については、酒の醸造、菜種油の搾りなどの従来説に対し、松本氏は薬の製造を主張。来日ペルシャ人の指導で何種類の薬を搗き、酪(ヨーグルト)で固めたり、薬の中には麻薬のようなものもあったとしている。
益田岩船の巨石については、イラン紀行での現地視察を踏まえ墳墓説とか占星台説でなく、斉明天皇の両槻宮設置の核でゾロアスター教ゆかりの拝火壇であったと松本氏は主張。
松本氏がこの本でこれらの仮説を主張したのが1973年。
2009年のこの文庫版の解説では、その後の研究により酒船石は水の祭祀の儀式に使用されたと考えられるようになり、益田岩船両槻宮についても、斉明紀の記す如く田身峰(多武峰)説が再確認されるようになってきてをり、清張仮説は成立しなくなったと、松本氏と親交のあった森浩一同志社大学名誉教授は付言しています。
一方、これらの進展があったのも松本氏が『火の路』で斬新な仮説を立て学会に刺激を与えてくれた効果であると述懐しています。
ともかくもゾロアスター教については拝火教と短絡的な理解しかありませんでしたが
火と土を神聖視する観点から火葬と土葬を禁じ鳥葬・風葬を行う。鳥葬はペルシャではハゲタカでなく大きな鴉。
ハオマ酒(麻薬)とペルシャ人の幻術
キリスト教と同じような「終末裁判」という観念もあり
砂漠の文化らしく噴水を大事にし
阿弥陀仏も元来はペルシャの光明の神であり
イランの地下水道技術を中国へ輸出とか
日本の役行者(役小角)の幻術も道教由来でなくゾロアスター教の関係が強いと。中国、朝鮮にもないペルシャ製のガラスの杯が正倉院にある理由。
とかペルシャ、ゾロアスター教にまつわる雑学的な薀蓄が楽しめました。
飛鳥の石造物は斉明天皇の時代につくられたものが多いが、斉明天皇は異教に興味を持ち奇矯に走った天皇として日本書紀に否定的に記されているが、ゾロアスター教文化の影響を受けていたのではと松本氏は推測。
酒船石については、酒の醸造、菜種油の搾りなどの従来説に対し、松本氏は薬の製造を主張。来日ペルシャ人の指導で何種類の薬を搗き、酪(ヨーグルト)で固めたり、薬の中には麻薬のようなものもあったとしている。
益田岩船の巨石については、イラン紀行での現地視察を踏まえ墳墓説とか占星台説でなく、斉明天皇の両槻宮設置の核でゾロアスター教ゆかりの拝火壇であったと松本氏は主張。
松本氏がこの本でこれらの仮説を主張したのが1973年。
2009年のこの文庫版の解説では、その後の研究により酒船石は水の祭祀の儀式に使用されたと考えられるようになり、益田岩船両槻宮についても、斉明紀の記す如く田身峰(多武峰)説が再確認されるようになってきてをり、清張仮説は成立しなくなったと、松本氏と親交のあった森浩一同志社大学名誉教授は付言しています。
一方、これらの進展があったのも松本氏が『火の路』で斬新な仮説を立て学会に刺激を与えてくれた効果であると述懐しています。
ともかくもゾロアスター教については拝火教と短絡的な理解しかありませんでしたが
火と土を神聖視する観点から火葬と土葬を禁じ鳥葬・風葬を行う。鳥葬はペルシャではハゲタカでなく大きな鴉。
ハオマ酒(麻薬)とペルシャ人の幻術
キリスト教と同じような「終末裁判」という観念もあり
砂漠の文化らしく噴水を大事にし
阿弥陀仏も元来はペルシャの光明の神であり
イランの地下水道技術を中国へ輸出とか
日本の役行者(役小角)の幻術も道教由来でなくゾロアスター教の関係が強いと。中国、朝鮮にもないペルシャ製のガラスの杯が正倉院にある理由。
とかペルシャ、ゾロアスター教にまつわる雑学的な薀蓄が楽しめました。
2011年11月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1976年くらいに買った。当時函に入った豪華なつくりだった(と思う)。今も実家にある(今度確認してみます)。そのころ映画監督のエリア・カザンが書いた「暗殺者」という本を読んですごく気に入り、暗殺教団、ハシシ、ゾロアスター教、アフラダマツダ等々に興味を持っていた時にこれに出くわしました。多分新聞の連載だったのでは?そうしているうちにテレビ(確かNHK)でドラマ化され、当時は結構ヒットしたように思います。多分、売れないと思って豪華本にしたのだと思いますが。ちょっとストーリーは練りきれていないと思いますが、題材が異色で、このあたりの知識を仕入れるには図書館(今ならネット)で調べるより豊富な知識がミステリーと共に楽しく得られます。清張さんがもう一度手を入れたらいいものになったと思います(まあ無理な話ですが)。