長い道のりを歩いていて、進んでるんだか分からなくなる。
けど、それでも自分は歩いてるんだなって、そういう歩いている『今』を柔らかい倦怠感をもって、なんとなく実感する感じ。
マクロに作品を見ると、一つのセックスとして、堪能されると思う。果てしなくて、どうしようもない感覚になる。
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ダブル・ファンタジー 下 (文春文庫 む 13-4) 文庫 – 2011/9/2
村山 由佳
(著)
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- 本の長さ294ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2011/9/2
- 寸法10.6 x 1.3 x 15.2 cm
- ISBN-10416770904X
- ISBN-13978-4167709044
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2011/9/2)
- 発売日 : 2011/9/2
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 294ページ
- ISBN-10 : 416770904X
- ISBN-13 : 978-4167709044
- 寸法 : 10.6 x 1.3 x 15.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 118,738位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,746位文春文庫
- - 10,912位文芸作品
- - 22,392位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1964年7月東京都生まれ。立教大学文学部卒。会社勤務などを経て、93年『天使の卵―エンジェルス・エッグ』で第6回小説すばる新人賞を受賞。 2003年『星々の舟』で第129回直木賞を受賞。09年『ダブル・ファンタジー』で第22回柴田錬三郎賞、第4回中央公論文芸賞、第16回島清恋愛文学 賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 明日の約束 おいしいコーヒーの入れ方 SECOND SEASON 2 (ISBN-13: 978-4087465754 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年10月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
女性のエロスとは深くて、自分の幼稚さに耳が痛くなりました。評価出来るほど小説を読んでいませんが、官能小説として男性が期待して読むには、少し物足りないでしょう。女心というマジックミラーの向こう側を知りたい男性には、勉強になる一冊だと思います。とても読みやすくて上下あっという間に読み終えました。ありがとうございました。
2023年6月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
阿部定のTV番組での村山さんの物言いと、身体に入れたタトゥーに興味を惹かれ、試しに読んでみました。
タイトルも?でしたが、デリヘル男、性弱夫、性豪演出家等との乳繰り合いに終始し、ラストでは見事・・
花火で雲散霧消でした。映像化されましたが、主役の奈津は「太地喜和子」夫「窪塚洋介」志澤「田中泯」
岩井「松重豊」大林「根津甚八」で如何でしょうか?
タイトルも?でしたが、デリヘル男、性弱夫、性豪演出家等との乳繰り合いに終始し、ラストでは見事・・
花火で雲散霧消でした。映像化されましたが、主役の奈津は「太地喜和子」夫「窪塚洋介」志澤「田中泯」
岩井「松重豊」大林「根津甚八」で如何でしょうか?
2016年11月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ダブルファンタジーというタイトルが気になり上下巻を読んでみた。ダブルファンタジーはジョンレノンとオノヨーコの共作のアルバムのタイトルであることはご存知かと思います。先ずこのジョンレノンのアルバムについてですが、ジョンとヨーコの楽曲が交互に録音されています。
当時ジョンレノンは主夫をして、その息子との日常を題材として爽やかな曲調で歌い、とても穏やかな気持ちで聴ける曲が多いのですが、一方のヨーコの曲は、女性、妻の性的な表現の曲などがあってちょっと危なっかしい感じなんですよね、、聞いていてドギマギしちゃう感じなんですよ、
そして、この小説ダブルファンタジーも旦那は埼玉の御宅で日常を過ごし、主人公の奥様は都会で破天荒に?自由に過ごす、といった感じで、ちょっと危なっかしい女性のストーリーで、どちらの作品にしても女性のありのままの姿を表現しているように感じて読んだ、
余談ですが、私はジョンレノンが好きなので、アルバムダブルファンタジーの収録曲のジョンの曲だけを選んで聞いてみたことがありますが、やっぱりヨーコの曲も一緒に聞かないとしっくりこなくて、ダブルファンタジーというアルバムを聞いてないよな気持ちになる、、
この小説ダブルファンタジーでも夫の存在があって、妻がある、というか、夫婦それぞれ幻想を抱いて生活することが日常生活なのかなぁ、とか、そんなこと考えながら読みました。ちょっとエロい表現があるので、現実とエンタテインメントは区別して、ふーんって感じで読みました。おもしろかったですよ。
当時ジョンレノンは主夫をして、その息子との日常を題材として爽やかな曲調で歌い、とても穏やかな気持ちで聴ける曲が多いのですが、一方のヨーコの曲は、女性、妻の性的な表現の曲などがあってちょっと危なっかしい感じなんですよね、、聞いていてドギマギしちゃう感じなんですよ、
そして、この小説ダブルファンタジーも旦那は埼玉の御宅で日常を過ごし、主人公の奥様は都会で破天荒に?自由に過ごす、といった感じで、ちょっと危なっかしい女性のストーリーで、どちらの作品にしても女性のありのままの姿を表現しているように感じて読んだ、
余談ですが、私はジョンレノンが好きなので、アルバムダブルファンタジーの収録曲のジョンの曲だけを選んで聞いてみたことがありますが、やっぱりヨーコの曲も一緒に聞かないとしっくりこなくて、ダブルファンタジーというアルバムを聞いてないよな気持ちになる、、
この小説ダブルファンタジーでも夫の存在があって、妻がある、というか、夫婦それぞれ幻想を抱いて生活することが日常生活なのかなぁ、とか、そんなこと考えながら読みました。ちょっとエロい表現があるので、現実とエンタテインメントは区別して、ふーんって感じで読みました。おもしろかったですよ。
2020年7月22日に日本でレビュー済み
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人気女流作家が、人間の内面の中でも表現をはばかられる性欲や性行為に関する感性などをこれだけ表現したことを尊敬します。
女性の読者と私のような男性ではかなり受け取り方が違うかも知れませんが、恥ずかしいことではなく、性については堂々の感じるままに行動すべきと問題提起をしているのかと思います。モラルと性の狭間で悩みながらそして苦しみながらも、繰り返す愛。女性であれば男以上に老いに対する不安や焦りもあるでしょう。
題名のとおり、現実世界から逃避するためのファンタジーとして大変面白く読み終えることが出来ました。
女性の読者と私のような男性ではかなり受け取り方が違うかも知れませんが、恥ずかしいことではなく、性については堂々の感じるままに行動すべきと問題提起をしているのかと思います。モラルと性の狭間で悩みながらそして苦しみながらも、繰り返す愛。女性であれば男以上に老いに対する不安や焦りもあるでしょう。
題名のとおり、現実世界から逃避するためのファンタジーとして大変面白く読み終えることが出来ました。
2011年12月22日に日本でレビュー済み
賞をいっぱい取っているので、どんな小説なんだろう?
と胸を膨らませてページをめくる、と・・・
イマドキこれが衝撃作であり、(魂の)彷徨なのだろうか?
出来の悪いテレビドラマのノベライズではないのか?
女性の社会的な活躍や、主婦の不倫など2010年代の現在では
特異でセンセーショナルな事件でもなんでもないし
美人で、肌が綺麗で、スレンダーで巨乳(笑)な30代女性の
楽しい夜の生活を描写するに、ここまで舞台を大仰にする
必要性・必然性が、残念ながら感じられない。
こんな絵に描いたような女性像と安易な母親のトラウマで
女として求められなくなることへの焦燥の心理が
適格に描写できているのであろうか?
下巻は主人公の「彷徨」なる、男性遍歴。
華麗な男性遍歴描写と言えなくも無いが、
単に男をとっかえひっかえしているだけ、
といえなくも無い危うい均衡。残念ながら
次々に登場する男性も、香港という舞台描写も、
目玉の性描写も、通俗的の一言に尽きる。
官能の果てに何が見えるのか?
私には少なくとも何も見えなかった。
と胸を膨らませてページをめくる、と・・・
イマドキこれが衝撃作であり、(魂の)彷徨なのだろうか?
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女性の社会的な活躍や、主婦の不倫など2010年代の現在では
特異でセンセーショナルな事件でもなんでもないし
美人で、肌が綺麗で、スレンダーで巨乳(笑)な30代女性の
楽しい夜の生活を描写するに、ここまで舞台を大仰にする
必要性・必然性が、残念ながら感じられない。
こんな絵に描いたような女性像と安易な母親のトラウマで
女として求められなくなることへの焦燥の心理が
適格に描写できているのであろうか?
下巻は主人公の「彷徨」なる、男性遍歴。
華麗な男性遍歴描写と言えなくも無いが、
単に男をとっかえひっかえしているだけ、
といえなくも無い危うい均衡。残念ながら
次々に登場する男性も、香港という舞台描写も、
目玉の性描写も、通俗的の一言に尽きる。
官能の果てに何が見えるのか?
私には少なくとも何も見えなかった。
2018年6月10日に日本でレビュー済み
テレビドラマになるとのことでどんな原作なのかなと拝読しました
官能小説として見れば本書よりフランス書院の方が実用的でモロ出し淫乱ではっちゃけてて楽しいです
女として見れば要は穴にぶち込んでほしいサルなんでしょって感じです
男も性交渉も嫌なので自分には理解できなかったのかもしれませんが商売男を買うとかバイブでも買って穴に突っ込むのではだめだったのでしょうか?
女である以上貞淑とかそれなりの社会通念を求められるのは普通なんでしょうが、ひとたびセックスしたい!ヤりまくりたい!だから詰まんない主婦も妻もやめる!冒険する!となるとなんでいきなり判で押した金太郎飴のように一律に大胆だの縛られない自由奔放な女扱いになるのか意味わかりませんね
男だったら奔放どころかクソヤリチンの戦犯扱いなのに
本当はもっと高尚な話だったのかもしれないけどさっぱり理解できませんでした
残念
官能小説として見れば本書よりフランス書院の方が実用的でモロ出し淫乱ではっちゃけてて楽しいです
女として見れば要は穴にぶち込んでほしいサルなんでしょって感じです
男も性交渉も嫌なので自分には理解できなかったのかもしれませんが商売男を買うとかバイブでも買って穴に突っ込むのではだめだったのでしょうか?
女である以上貞淑とかそれなりの社会通念を求められるのは普通なんでしょうが、ひとたびセックスしたい!ヤりまくりたい!だから詰まんない主婦も妻もやめる!冒険する!となるとなんでいきなり判で押した金太郎飴のように一律に大胆だの縛られない自由奔放な女扱いになるのか意味わかりませんね
男だったら奔放どころかクソヤリチンの戦犯扱いなのに
本当はもっと高尚な話だったのかもしれないけどさっぱり理解できませんでした
残念