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直木三十五伝 (文春文庫 う 22-1) 文庫 – 2008/6/10

4.0 5つ星のうち4.0 6個の評価

「藝術は短く、貧乏は長し」とうそぶき、莫大な借金に追われながら、700篇に及ぶ小説・雑文を書き、彼は悠然と人生を駆け抜けた
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 文藝春秋 (2008/6/10)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/6/10
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 324ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4167717867
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4167717865
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 6個の評価

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植村 鞆音
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上位レビュー、対象国: 日本

2012年10月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
芥川龍之介を知らないひとはいないだろう。直木三十五を知らないひともいないだろう。
芥川の小説を読んだことのないひともいないだろう。しかし、直木の作品を読んだことのあるひとはどれだけいるだろうか。
直木の甥にあたる植村鞆音氏のこの伝記を読むまでは私も直木の小説をひとつも読んだことがなかった。本書に触発されていくつか直木のものを読んでみた。実に軽妙、洒脱、ユーモアに富んでいて面白い。
彼の死後80年近く経つ。読まれなくなったのは敗戦で剣豪物や仇討ち物が読まれなくなったことと関係あるだろうが、もっと読まれるべき作家だと思った。
さて本伝記である。直木の43年の短いが波乱万丈、本能のおもむくまま、好き勝手に生きた生涯が初めて明らかにされる。こんな人物が親族や友人にいたら大変な迷惑をこうむるだろうと思うが実に魅力的な人物像が浮かび上がってくる。本書ももっと読まれるべき本である。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年10月31日に日本でレビュー済み
作者の鞆音氏は、直木三十五の甥御さんにあたる方ですが、こちらの本を執筆されたのが企業人としてのキャリアを全うされてからだったというのがすごいと思いました。何十年も何かをやろうと思いながら過ごす、というのは結構よくあることだと思うのですが、実際「いざ」というときにそれを完成させるというのは難しいことだと思います。内田樹氏がよく「街場の文章論」などで、「なぜ書くか」という問いに対し、自分の中からわき上がるもの云々以前に、自分の外にあり、路傍から自分だけに向かって話しかけて来る「真実」のようなものがあって、それを世界に伝えなくてはいてもたってもいられなくなる、だから書くのだ、という現象を語ってらっしゃいますが、こちらの鞆音氏の生い立ちと執筆までの経緯を思うと、氏にも何十年もの単位でそんなことがあったのかと思わせられました。

日本近代文学史を語る上で非常に重要な人物であるにもかかわらず、今まであまり議論されてこなかった直木三十五という人を知る、また当時の文学ワールド、人々の暮らしっぷりを知るというためにも非常に有意義な作品だと思います。彼の人生に興味のある方、また、故人に近い者による作家の知られざる伝記、というジャンルに興味のある方々に心よりお薦めいたします。
2007年2月20日に日本でレビュー済み
 毎年年2回 文藝春秋恒例の 芥川・直木両文学賞が発表される。芥川といえば 芥川竜之介だが、直木というと 分からない人が多いようだ。

 私も 直木三十五氏をたたえて 菊地寛が直木賞を創設したことは知っていたが、この人物が 直木三十一⇒三十二など 年齢に応じ名前を変えていたことを本書で始めて知った。 

 また著者 植村 鞆音氏 は テレビ東京元社長であり 直木氏の甥にあたるそうです。

 今まで書かれなかった、直木氏の伝記として優れたものになるのではないでしょうか。
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