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赤い長靴 (文春文庫 え 10-1) 文庫 – 2008/3/7

3.9 5つ星のうち3.9 48個の評価

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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 文藝春秋 (2008/3/7)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/3/7
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 261ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4167748010
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4167748012
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 48個の評価

著者について

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江國 香織
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1964年東京生まれ。1987年『草之丞の話』で毎日新聞社主催「小さな童話」大賞を受賞。2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で山本 周五郎賞、2004年『号泣する準備はできていた』で直木賞を受賞。「409ラドクリフ」(1989年フェミナ賞)、『こうばしい日々』(1991年産経 児童出版文化賞、1992年坪田譲治文学賞)、『きらきらひかる』(1992年紫式部文学賞)、『ぼくの小鳥ちゃん』(1999年路傍の石文学賞)、『が らくた』(2007年島清恋愛文学賞)など作品多数(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 真昼なのに昏い部屋 (ISBN-13:978-4062161053)』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

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夫は家族だけど、他人
5 星
夫は家族だけど、他人
夫婦の”ずれ”を描いた作品。最初から最後まで、自分の内面を見透かされているようでどきりとした。同じ家に暮らしていても別の世界を生きているかのような言葉の噛み合わなさと、「ほんとうのこと」を注意深く避けて暮らす危うさ。それらが泣きたくなるくらい明朗に綴られていた。なかでも、「逍ちゃんのいるときよりいないときの方が、私は逍ちゃんを好きみたいだ。」という日和子の言葉がいちばん胸に刺さった。夫以外の人たちに慣れてしまえばもう夫とは暮らしていけないことがわかっているから、日和子は逍三の元へ帰りたくなるのだろうと思った。この物語で何よりも恐ろしかったのは、逍三が「自分は骨子をつかむのが上手い」と思っているところ。きちんと話を聞いていない、ということは大抵相手に気づかれるものなのに、そのことすらわからないほどコミュニケーションを怠ってきたことにぞっとする。そしてそんな男性が、意外にも世の中にはたくさんいること。なぜか結婚するまで”それ”に気づけないことにも。「夫婦」というかたちを続けていくために、ひたすら喋ってはくすくす笑う日和子の寂しさが、少しずつ、でも確実に、胸のなかに積もっていく。たとえ全部ではなくても、結婚している人にはこの物語に共感できるところがある気がする。
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上位レビュー、対象国: 日本

2023年8月15日に日本でレビュー済み
夫婦の”ずれ”を描いた作品。
最初から最後まで、自分の内面を見透かされているようでどきりとした。同じ家に暮らしていても別の世界を生きているかのような言葉の噛み合わなさと、「ほんとうのこと」を注意深く避けて暮らす危うさ。それらが泣きたくなるくらい明朗に綴られていた。
なかでも、「逍ちゃんのいるときよりいないときの方が、私は逍ちゃんを好きみたいだ。」という日和子の言葉がいちばん胸に刺さった。夫以外の人たちに慣れてしまえばもう夫とは暮らしていけないことがわかっているから、日和子は逍三の元へ帰りたくなるのだろうと思った。

この物語で何よりも恐ろしかったのは、逍三が「自分は骨子をつかむのが上手い」と思っているところ。きちんと話を聞いていない、ということは大抵相手に気づかれるものなのに、そのことすらわからないほどコミュニケーションを怠ってきたことにぞっとする。そしてそんな男性が、意外にも世の中にはたくさんいること。なぜか結婚するまで”それ”に気づけないことにも。
「夫婦」というかたちを続けていくために、ひたすら喋ってはくすくす笑う日和子の寂しさが、少しずつ、でも確実に、胸のなかに積もっていく。たとえ全部ではなくても、結婚している人にはこの物語に共感できるところがある気がする。
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5つ星のうち5.0 夫は家族だけど、他人
2023年8月15日に日本でレビュー済み
夫婦の”ずれ”を描いた作品。
最初から最後まで、自分の内面を見透かされているようでどきりとした。同じ家に暮らしていても別の世界を生きているかのような言葉の噛み合わなさと、「ほんとうのこと」を注意深く避けて暮らす危うさ。それらが泣きたくなるくらい明朗に綴られていた。
なかでも、「逍ちゃんのいるときよりいないときの方が、私は逍ちゃんを好きみたいだ。」という日和子の言葉がいちばん胸に刺さった。夫以外の人たちに慣れてしまえばもう夫とは暮らしていけないことがわかっているから、日和子は逍三の元へ帰りたくなるのだろうと思った。

この物語で何よりも恐ろしかったのは、逍三が「自分は骨子をつかむのが上手い」と思っているところ。きちんと話を聞いていない、ということは大抵相手に気づかれるものなのに、そのことすらわからないほどコミュニケーションを怠ってきたことにぞっとする。そしてそんな男性が、意外にも世の中にはたくさんいること。なぜか結婚するまで”それ”に気づけないことにも。
「夫婦」というかたちを続けていくために、ひたすら喋ってはくすくす笑う日和子の寂しさが、少しずつ、でも確実に、胸のなかに積もっていく。たとえ全部ではなくても、結婚している人にはこの物語に共感できるところがある気がする。
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3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年1月26日に日本でレビュー済み
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連作小説だったのですが なぜか あんまり入りこめなかった~って感じです。
江国さんの独特な進み方で淡々と進んでいくのですが 夫との会話があまりなく交わりが少ないな~という感じでした。
だけど、その中で”なるほど~!”と絶賛したとこがただ一つだけあり、それは今までのわだかまりが解けたように”そうだったんだ!”と妙に納得!!したのです。
”夫婦でなぜ旅館に行くと気恥ずかしいのか?”
私も結婚して5年経ちますが 子供が三人いても 何回 旅館に行っても 行く度 なぜか 主人と向かい合って座ることや、その空間に一緒にいることに慣れず 恥ずかしかったんです
ですが、この本を読んで そうだったんだ~って思いました。
すっきりしました。
でも 本全体は・・・
この本より、”いくつもの週末”(エッセイ集ですが)の方が結婚した女性の気持ちや夫婦についての思いがじんわり伝わってくるのでオススメします。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年4月4日に日本でレビュー済み
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他のレビュアーの方も書いていた通り、ずっと娯楽小説の人だと思っていました。けれど、この作品ではいわゆる人間の暗い面(というのが言い過ぎなら、明るくない面)を上手く描いていて、文学の人だったんだーと思い直しました。
この小説に出てくる話を聞かない夫は本当にリアルで、作者の夫もこういう人なのかなと想像しました。
恋愛初期のラブラブ気分が抜けた後、多くのカップルにこういう日々が訪れます。今の連れ合いと出会って早12年が経つ私にはすごーくよく理解できました。私の場合、もっとちゃんと話を聞いてもらっていますが、それでも時折感じる、結局は1人だなという孤独感を、この作品はとてもよく映し出しています。
でも、この主人公は別れない。にも関わらず、夫のことを愛してるから一緒にいるんだろうと思います。夫婦愛って単純な「好き」ではなく、色々不満はあるけれど「でも、好き」ということなんじゃないかと、あらためて感じました。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年1月5日に日本でレビュー済み
 日和子は、夫に生返事ばかりされている。かなしいとき、日和子はくすくす笑う。
むしろ、かなしさを通り越して、くすくす笑いに直結させるまでになったのかもしれない。

 ディンクスの優雅な話ではない。
男性が女性の話を聞いていないことは、よくあることだが、この夫はその中でもトップレベルの聞いてなさ。
服も出しっぱぱなし。ゴミは、ごみ箱ではなく、床に落とす。

 日和子は思う。
「それはそこにあったのに。明日では、物事はすでに全然違うものになってしまうのに。」
ドキリとさせられる文章。
それでも、
「幸福と呼びたいような愉快さは、はっきりした諦念とあいまって、日和子を安心させ、微笑させる。」と。
彼女は、達観している。

 この夫は、発達障害のADDかと、自分は疑うが、そんなことは、取り上げられすらしない。
また、夫目線の「膜」などの短編もあり、男性の聞いてなさについて、非常に勉強になった。

 夫婦像として、リアルである。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年1月15日に日本でレビュー済み
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江國香織さんの小説には、体格が良く、自分本位で、人の気持ちが分からず、甘ったれで生活能力の無い男性が時たま登場します。おそらく元の旦那さんがモデルなのでしょうが、出てくる度に『本当に気持ちが悪いな』と思います。
登場人物の多い小説にこのような人物の章がある場合は、読み飛ばしています。気持ちが悪いので。

この小説に出てくる夫が、会社でまともに仕事をし、部長にまで上り詰めていることがまず驚きです。そして20代の溌剌とした部下達に、プロ野球を見た後に食事をするというイベントに誘われることも驚き。職場では『無口だけど仕事のできるいい会社員』を演じているのでしょうか。これまた気持ち悪い。

なんとか最後まで読み終えた感想としては、『こんな男性と暮らすぐらいなら、死んだ方がまし』です。むしろそれ以外の感想は浮かびません。経済力だけはあるのでしょうが、人の話を聞かず、ゴミを床に捨て、陰湿な地方にある陰湿な義実家に頻繁に連れて行き、トイレの電球ひとつ替えられない、こんな男の何が良くて結婚したのでしょうか。

これなら江國小説にこれまた時たま登場する、気障な破廉恥男の方が100倍マシです。

再読はありません。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年10月16日に日本でレビュー済み
評価は好悪とは無関係に、「江國香織、恐ろしいほどうまいな」と感じたことに敬意を表して。

好悪で言えば、キライだ…

内容的には、以前に読んだ、同じく江國香織の「スイートリトルライズ」という長編を彷彿とさせられた。救いようのない、絶望的な夫婦関係が描かれた短編集なのだが、猟奇殺人があったり不治の病で死ぬ人があったりは全くしないのに、読み終えてここまで落ち込める本も珍しい。「トラウマ連作短編集」と名付けたい。

しかしその関係における双方の不能感などよりもはるかに恐ろしいのは、これが「ある種のしあわせ」として描かれてしまっていることだ。日和子は「憐れみを覚える」のだ。独身の、身を焦がすような恋をしている友人に。あるいは猫だけを相手に独居暮らしをする老女に。そこが恐ろしい。この日和子の心の動きに共感する・しないは別として、こういう心の動きそれ自体が「人間がどれほどまでに孤独な存在なのか」ということを実に饒舌に物語っているようで、そこに空恐ろしさを覚える。「ひとりで孤独であるよりは、ふたりで孤独な方がまだ救いがある」ということか。不毛だ…ぞっとする。

本書は淡々とした、(ことばの上では)むしろ抑制の利いた・寡黙な筆致で、こういう生活の中のホラーの核心を恐ろしくも・物騒なほど鮮やかに、抉り出している。恐ろしくというのは文字通り恐怖を喚起させるほどに、という意味だ。私としては、これはホラーであり、絶望的な悲劇だと断じたい。

巻末の解説を読んで、納得する部分あり、違和感を覚える部分あり。受け止め方は、価値観によって人それぞれとなるであろうところも、著者の文章の懐(闇?)の深さ故だろう。

しかし、あー、無理です。夫婦であれ恋人であれ友人であれ、私はこういう「人との関係の在り方」は生理的に受け付けない。というか、このダンナの「逍ちゃん」は、たぶんADDとか、なんかそーいうレベルなんではないかと思う。宇宙人である。言語で世界を構築することが生き方の基盤になっている私は、こういう宇宙人とは、あらゆる種類の「人としての関係」を結ぶことは、絶対にできないだろうと思われる。同じく、一日の終わりに、その逍ちゃんの元へ、「孤独になるために」帰ろうと急ぐ日和子のような人間とも。
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2011年4月4日に日本でレビュー済み
江國ワールドが大好きなので、この本も一気に読んでしまいました。
主人公の夫に対する気持ちは分かりますね…。諦めと愛情が交互に来る感じを緻密に書いてあると思います。

ですが。

実際同じようなすれ違いになった時に、今の夫婦はこんななぁなぁにしたままにするわけがないと思うので、現実味に欠ける印象を受けました。
白黒はっきりつけたい派の方は読んでてイライラするかもですね。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年10月20日に日本でレビュー済み
以前はどうしてこの著者に人気あるのかわからなかったのだけど、この本を読んでこの人天才じゃないかと思いました。
どんなに愛し合っているカップルであっても、心の底を理解することはありえない。その寂しい事実を淡々と、それでも夫婦って一緒にいるだけで十分価値があるんだよ、優しく伝えてくれています。
パートナーとの価値観の相違などでイライラしている方は、読めば「なーーんだ。まあこんなもんか。」って慰められるでしょう。逆にパートナーとは理解し合えていると思っている方はブルーに感じてしまうのでは。。。
心から理解しあえない人間の悲しさを、暗く、ではなく、ホノボノと描いた秀作です。
カップルって一緒の時間を共有できるだけで幸せなんですよ。それを思い出させてくれます。
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