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帰ってから、お腹がすいてもいいようにと思ったのだ。 (文春文庫 た 71-1) 文庫 – 2009/4/10
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- 本の長さ248ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2009/4/10
- ISBN-104167753693
- ISBN-13978-4167753696
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2009/4/10)
- 発売日 : 2009/4/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 248ページ
- ISBN-10 : 4167753693
- ISBN-13 : 978-4167753696
- Amazon 売れ筋ランキング: - 96,692位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,811位文春文庫
- - 22,625位ノンフィクション (本)
- - 26,914位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
1958年静岡県生まれ。
レストランのシェフを経て、料理家になる。におい、味わい、手ざわり、色、音……日々五感を開いて食材との対話を重ね、生み出されるシンプルで力強い料理は、作ること、食べることの楽しさを素直に思い出させてくれる。また、料理と同じく、からだの実感に裏打ちされた文章への評価も高い。
著書に『帰ってから、お腹がすいてもいいようにと思ったのだ。』(文春文庫)、『日々ごはん①〜⑫』、『野菜だより』、『おかずとご飯の本』、『今日のおかず』、『チクタク食卓㊤㊦』(以上アノニマ・スタジオ)、『高山ふとんシネマ』(幻冬舎)、『押し入れの虫干し』、『料理=高山なおみ』(以上リトルモア)、『今日もいち日、ぶじ日記』、『明日もいち日、ぶじ日記』(以上新潮社)、『気ぬけごはん』(暮しの手帖社)、『きえもの日記』(河出書房新社)、『高山なおみの料理』、『はなべろ読書記』(以上KADOKAWAメディアファクトリー)など多数。最新刊は、料理本『実用の料理ごはん』(京阪神エルマガジン社)。
公式ホームページ http://www.fukuu.com/
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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その程度の記憶なので、その時何を期待したのかなど、ましてや。
文字面を追うだけだと、ちょっとおセンチな話に思ってしまうかもしれない。
そのあたりは本書の好き嫌いの分かれ道かもしれない。
1回に1、2編ずつ、読んだ。
一気に読み進めることもできないではないが、少し湿気や重みを感じるところがあり。
世代が近いからだろうか、中央線沿線の街並みを知っているからだろうか、自分の記憶とシンクロするところもあり。
それぞれのお話の最後に料理の名前が記され、巻末にそれらの簡単なレシピがある。
この、本書の構成にやられた。
個人的な思いで占められてオシマイ、にならず、何かにじわっと包まれている気分になる。
だいたい料理家の書くエッセイ本は、こんなライフスタイルって素敵でしょ〜という無言の圧力が感じられて、あまり好感が持てないのです。日の当たる部分しか見えてなくて、「エッセイ」になってない。だからその手のエッセイは敬遠していたのに、この本はタイトルに惹かれて買ってしまった。結果、正解だったのだけれど。”家のベランダの手すりの向こうが、夜の海になっていた”、”毛布に潜り込むと、グレーの影ができた”。あげればきりがないけれど、言葉の使い方が好き。キレイとは違う、ほんとに感じたことが伝わってくる言葉の使い方。私もこんな風に文章が書けたらいいのにな、と思う。
一番好きなのは『スペシャル・トゥー・ミー』。誰がなんと言おうと、自分にとって特別なもの、かけがえのないものをひとつひとつ味わっていけばそれでいい、という話。そうそう、私もそう思う。こんな肩肘張らない生き方をいつか私もできるといいな、と思う。
他の作品もぜひ読んでみたい。
私が漠然と持つ、不安感や孤独感を文章にできる人なのだと思いました。
いちばん最初の文章がいちばん好きでした。
それぞれの章に合うメニューが書かれているのですが、それが面白かったです。
ますます、高山さんの料理が好きになりました。
この本は小説の匂いがして、作風が今よりニヒルな感じがします。
いかにも料理家さんの本、ではないし「日々ごはん」のあの感じを
期待していると、少し面食らうような雰囲気の本ですが私は好きです。
そして、付属の取り外せるレシピ本は、写真も美しく本の内容と
リンクした料理はドラマがあって見た目も斬新でそそられるものがあります。
今とはほんの少し違う高山ワールドを堪能できるよい一冊です。
とても素敵な雰囲気の文章を書く方ですね。エキゾチックで繊細で人間らしいです。
本に紹介される料理と、その料理の思い出。魅力的な背景や、高山さんが感じていたこと大事にしていたことが伝わってきます。とても共感できる描写があって、本の中に入り込める作品です。
料理を作るにしても、その料理の思い出が人によって存在している。ただの単なる食べ物では終わらず、物語があるのだと思うととても魅力的なものですね。
この本をきっかけに、高山なおみさんの本をもっと読んでみたいと思いました。
料理の写真もとても雰囲気があって素敵です。
雨の日や秋にゆっくりと読みたい本です。
料理研究家のエッセイということで、「食とは!食材とは!食生活とは!」みたいな活きのいい内容を想像していました。
が、夢の中のようなふわふわしたお話から生々しい思い出話まで、どこかさびしい、でも胸の底からあったかくなる独特の文体で、いい意味で心にポッカリ穴があいたような読後感を味わいました。
この本に掲載されてるレシピは、なんだろう…決して自分で作ってみたいと思いたくなるような写真でもなく、あくまで高山さんの日常の一コマを切り取った風景写真という趣を感じました。それがまたいい味になってます。
愛する人たちがいる静かな暮らしが愛おしくなる1冊でした。