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Run!Run!Run! (文春文庫 か 43-1) 文庫 – 2009/7/10

3.8 5つ星のうち3.8 16個の評価

アスリートとして最高の資質を持つ、孤高の主人公が知った残酷な事実。箱根駅伝に懸ける仲間によって、運命に立ち向かう力を得る
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 文藝春秋 (2009/7/10)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2009/7/10
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 350ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4167771012
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4167771010
  • カスタマーレビュー:
    3.8 5つ星のうち3.8 16個の評価

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上位レビュー、対象国: 日本

2014年11月6日に日本でレビュー済み
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題名から根性スポーツ物かと思っていましたが違いました。人間ドラマです。最後よかったぁ…ちょっとうるうる。なぜこういう本が増版されないのか不思議。この作家がそのうち直木賞でも取れば増版されるのかな。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年8月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
走る場面がほぼなく、全体的に暗い。このような内容も解るが、もっと溌剌とした明るいものが読みたかったので3ポイントとしました。
2009年10月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本当は走りたいのに最後は走れなくなる。
それは決して、体調を崩したとかライバルに負けたのでは
無く、自分の人生によるもの。
あまり詳しく書くと読む楽しさがなくなるので書けないが
読み終えた後、もう一度、読むと著者は何を伝えたいかが
分かると思う。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2006年11月24日に日本でレビュー済み
長距離ランナーとしてすごい才能を持って生まれてきた少年、優。

一見いやな、というか性格の悪い主人公に思えるのだけれど、

すごい才能を持って裕福な家に生まれてきたなら、

こんな傲岸不遜な性格になっても仕方ないと思える。

あさのあつこ「バッテリー」の巧にある意味通じるかも。

優の兄の死によって表面上は円満にみえていた家庭環境にヒビが入り、

親のエゴによって生まれてきたという、れてを知らされたとき・・・。

長距離を走るには生まれつきの才能だけでなく日々の努力も必要で、

その努力さえも認められなくなってしまったり、自分でもわからなくなる苦しさ。

そんなときに助けてくれる仲間がいる。

それまで仲間なんて必要ないと、自分だけの能力で走ればいいと思ってきたのに、

走るための努力を知っている仲間だけが応援してくれる。

優より走る才能がなくても、走ることが大好きで、その才能をもつ優に心から憧れる

岩ちゃん。

そんな岩ちゃんによって、自分とは違う価値感を知り、

今まで無視してきた仲間の存在を受け入れて変わっていく。

走る能力があるのに、その能力の出所を疑って走れなくなる優は、

ほんとうに走ることが好きなのだと思う。

そんな彼が決めた辛い決断も、最後はすがすがしく思える。

何がおきるかわからない箱根駅伝のシーンは、泣けてしまった。

佐藤多佳子や三浦しをんとはまた違った感動が、桂望実にはある。

走る小説が重なる中で読み比べてみるのも面白いかも。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年3月31日に日本でレビュー済み
あまり良い作品とは言えません。
たまに主語があいまいでよくわからない表現がありましたし、
序盤はそれなりにおもしろかったのですが、後半の主人公の心理がわからなくて全然感情移入できませんでした。
読後には消化不良みたいなもやもやした気持ちが残りました。
三浦しをんの「風が強く吹いている」を読んだあとだけにすごくガッカリしました。
最高から最低に突き落とされた気分です。
まあ王道ものの青春小説が嫌いな人には向いているんじゃないでしょうか?
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2009年3月8日に日本でレビュー済み
この本は大学陸上が舞台の話。
走る事において負け無しの天才長距離ランナー優が主人公で、彼の中で箱根駅伝は通過点に過ぎず、あくまで目標はオリンピック金メダル。

個人的にどうしても好きになれない。スケールがでっかいんだかちっちゃいんだかよく分からない作品。主題はどうであれ陸上や部についてもう少し、箱根駅伝についてはもっと調べてから書いて欲しかった。表面にだまされた人も少なくないと思うから尚更そう思う。

それでも、キャラクターやクライマックスは魅力的な所があったのでギリギリ元が取れた感じ。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2006年11月25日に日本でレビュー済み
大学1年生の優は将来を嘱望されたランナーである。

中学生の頃より走るたびに記録を塗り替え、出る競技では必ず1位だった。

小さい頃から体調管理に努め、ストイックに日々を送る。

すべてはオリンピックで金メダルを取るため。

大学に入学後も箱根駅伝は単なる通過点。

仲間なんて要らない。一人で走るのだから。

読み始めた頃は、この優という人間が自分の一番嫌いなタイプの人間で

読み進めていくのがきつかった。

何かひとつに秀でたものが持つ傲慢さや自分勝手さ。相手を顧みない言動。

すべては自分を中心にまわっていると考える、そんな雰囲気がプンプン。

おそらくはそんな主人公が仲間と一緒に走ることで

その性格が劇的に変わっていく、そんな話しだろうな〜と読めてしまいました。

が、ただ、それだけに終わるのではなく、

この話しの本題はそこにあるのではなく、遺伝子医療とか遺伝子改竄に

話しが振られ、

その事実を知った優が悩み、自分と家族、

自分と陸上、自分とその将来、考え不安に陥りながら

そして彼自身がどういう風に変わっていくか、

その中で同じ陸上部の仲間との関わりを通じてどう変容していったのか、

そこに主眼が置かれていて、

後半は前半よりもはるかに面白く読めた。

ここに出てくる

陸上部の仲間、岩ちゃんの存在が良かった。

優と正反対の個性を浮かび上がらせることで

物語をより面白くさせていったのではいか、と思う。

最初、これ、つまらないかも・・・って思ってしまいましたが、

さすがに桂さんですね。

最後は一気に読めて、読後感も良かったです。

そして優の下した自分への決断が潔く、

こういう人物なら尊敬できるよ(最初の印象と正反対ですけど)。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2019年4月13日に日本でレビュー済み
孤高のとんがり学生ランナーが主役のスポーツ小説。

駅伝で脚光を浴び、末はオリンピックのメダリストを目指す主人公は、他人から何を言われようが上から目線。まさに孤高の天才だ。

練習にまい進する日々と並行して語られるのは、兄の死をきっかけにした家族の崩壊。やがて自身の出生の秘密を知り、人生の岐路に立たされてしまうという展開になる。

挫折からの再起のようなスポ根小説の王道から大きく外れているあたりは、ユニークで面白いね。主人公の出生に関して腑に落ちない点はあるものの、終盤は良い意味で想像を裏切ってくれた。