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探偵映画 (文春文庫 あ 46-2) 文庫 – 2009/12/4
我孫子 武丸
(著)
映画監督の大柳登志蔵が撮影中に失踪。ラッシュも予告編も完成済みだが、結末を知るのは監督のみ。残されたスタッフはどうする?
- 本の長さ348ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2009/12/4
- ISBN-104167773201
- ISBN-13978-4167773205
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2009/12/4)
- 発売日 : 2009/12/4
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 348ページ
- ISBN-10 : 4167773201
- ISBN-13 : 978-4167773205
- Amazon 売れ筋ランキング: - 967,826位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 9,400位文春文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年2月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
Very nice
2011年12月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
数年前、この本を読みたくて購入しようとしましたが、
在庫切れで読めませんでした。(中古品でも買えば良かったのですがそこまでの気力もなく)
今回、購入できることになりさっそく読みました。
監督失踪により、未完成の脚本を完成するため、俳優・スタッフ各々犯人を推理します。
何通りもの結末を楽しめました。
そして、監督の考えてた結末は想像もつかぬもので、さすが我孫子さんと思いました。
が、しかし・・・・・
活字を埋めている映画の数々。
映画ファンには、この上なく面白いものでしょうが、そうでない者にとっては、ちょっと苦痛でした。
そこが残念かなあ。
在庫切れで読めませんでした。(中古品でも買えば良かったのですがそこまでの気力もなく)
今回、購入できることになりさっそく読みました。
監督失踪により、未完成の脚本を完成するため、俳優・スタッフ各々犯人を推理します。
何通りもの結末を楽しめました。
そして、監督の考えてた結末は想像もつかぬもので、さすが我孫子さんと思いました。
が、しかし・・・・・
活字を埋めている映画の数々。
映画ファンには、この上なく面白いものでしょうが、そうでない者にとっては、ちょっと苦痛でした。
そこが残念かなあ。
2011年10月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
デビュー作「8の殺人」の頃は、綾辻行人に始まる新本格派の例に漏れず
推理「小説」としての文章力の低さを糾弾されたものですが、
この頃になると文章もこなれて来て誰が読んでもそう文句は無い文章・プロットになっていると思います。
この「探偵映画」は普通のミステリと違い、作中作の「ミステリ映画」の中の犯人を、
作中の人物が当てようとするという異色のミステリです。
映画は途中まで撮影したものの、監督が突然失踪してしまって残されたスタッフと俳優で
残りを撮影しなければならないという状況に陥り、しかも台本は監督の頭の中にしかない。
キャストの俳優たちは犯人役が一番目立つからと言う理由で、
みんながみんな、自分こそが犯人だと主張を始める有様w
作中作の映画のクライマックスの真相も「8の殺人」や「0の殺人」の真相と同様驚きですし、
小説全編に散りばめられた映画の薀蓄も映画好きにはたまりません。
映画とミステリどちらか、あるいは両方が好きな人には必読と言ってもいいくらいおススメしたい本です。
読後に作中で言及されている映画をレンタルに走りたくなりますw
推理「小説」としての文章力の低さを糾弾されたものですが、
この頃になると文章もこなれて来て誰が読んでもそう文句は無い文章・プロットになっていると思います。
この「探偵映画」は普通のミステリと違い、作中作の「ミステリ映画」の中の犯人を、
作中の人物が当てようとするという異色のミステリです。
映画は途中まで撮影したものの、監督が突然失踪してしまって残されたスタッフと俳優で
残りを撮影しなければならないという状況に陥り、しかも台本は監督の頭の中にしかない。
キャストの俳優たちは犯人役が一番目立つからと言う理由で、
みんながみんな、自分こそが犯人だと主張を始める有様w
作中作の映画のクライマックスの真相も「8の殺人」や「0の殺人」の真相と同様驚きですし、
小説全編に散りばめられた映画の薀蓄も映画好きにはたまりません。
映画とミステリどちらか、あるいは両方が好きな人には必読と言ってもいいくらいおススメしたい本です。
読後に作中で言及されている映画をレンタルに走りたくなりますw
2021年8月11日に日本でレビュー済み
最初はつまらなくて、単なる映画好きのマニアックな話? と思いながら我慢していたが中盤以降は先が早く知りたいと思いながら読んだ。
2006年12月9日に日本でレビュー済み
監督が失踪し途中まで作ってある映画のラストをどうするのか?犯人は誰か?ではなく犯人を誰にするか?というアイデアは面白いんだけど読んでいても何か退屈な感じ。しかし監督が用意していた真実のシナリオがわかったとき「ほう、そうだったの」というとてもスッキリできる小説です。読んでいる途中では楽しめないが読み終えると満足できる。という不思議なお話。
2012年5月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白かった。トリックはわかりやすい……っていうか、ほぼわかってしまった。だから映画好きのお話という位置付けだと思う。
2021年4月18日に日本でレビュー済み
騙されたい!最後に「あっ!」って驚きたい。でもグロいのや重いのは苦手。
…という自分にはピッタリの小説でした。『殺戮にいたる病』など重いタッチでも名を馳せる叙述トリックの名手、我孫子武丸さんの初期の名作。もう30年以上前の作品ですが、明るく、読みやすく、面白いです。ラストは意外な結末で、騙されないぞと思いながら読み進めていても、やっぱり驚いてしまいました。
途中、というか、前半は、正直テンポもいまいちで、退屈だと思う人もいるかもしれません。でも、そういう人の方がラストの衝撃は大きいと思うので、途中で作品を判断せず、絶対に最後まで読んで欲しい。
映画『カメラを止めるな!』を観た時に、私は真っ先にこの小説を思い出しました。
…という自分にはピッタリの小説でした。『殺戮にいたる病』など重いタッチでも名を馳せる叙述トリックの名手、我孫子武丸さんの初期の名作。もう30年以上前の作品ですが、明るく、読みやすく、面白いです。ラストは意外な結末で、騙されないぞと思いながら読み進めていても、やっぱり驚いてしまいました。
途中、というか、前半は、正直テンポもいまいちで、退屈だと思う人もいるかもしれません。でも、そういう人の方がラストの衝撃は大きいと思うので、途中で作品を判断せず、絶対に最後まで読んで欲しい。
映画『カメラを止めるな!』を観た時に、私は真っ先にこの小説を思い出しました。