第壱部の孔明出蘆までを描いた物語だと思われていた、酒見賢一版愉快な三国志。
その続編が、遂に出ました。
本書では、主に、新野に居る劉備軍団が曹操の大軍に攻められ、大量の群衆を引き連れて南に逃れ、三国志の有名な名場面、長坂橋の戦いで曹操の大軍を退ける?までが描かれます。
第弐部でも第壱部同様、劉備一行の愉快な仲間たちと孔明の奇行が笑いを誘う展開が繰り広げられます。
今回、彼らの奇行に振り回される一番の餌食になるのが、隣国「呉」から偵察に来た魯粛(笑)
今回も、笑いだけでなく、歴史書の記述を元に、この三国志ファンでお馴染みの場面、大勢の住民を引き連れての逃走劇、そして何故こんな状況で曹操を一時撃退出来たのか?
そして呉は何故全くメリットがない劉備との同盟を組む事に成ったのか?の検証を交えて作者が解き明かして行きます。
ペテンにかけるような孔明の詐欺行為で、魯粛が劉備と同盟を組む先鞭になる様子は笑わせてくれるし。
でもこれがギャグでは無くて、寧ろ真実に近いのだろう。と何故か納得させられそうになるのは流石は酒見マジックです。
第一部レビューでも孔明の奥さん黄氏が魅力的だと書きましたが、筆者以外にも黄氏に魅了される男が現れます。
それは、劉備軍団の中で女に奥手なキャラ趙雲!黄氏の前で「ポっ」と頬を紅く染める様子が微笑ましいです。
そんな第弐部、お楽しみあれ!
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泣き虫弱虫諸葛孔明 第弐部 (文春文庫 さ 34-4) 文庫 – 2011/2/10
酒見 賢一
(著)
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三顧の礼を受け、とうとう劉備軍団入りした孔明。常人には理解しがたい論理で動く劉備と、屈強で頑固な張飛や関羽との折り合いは?
- 本の長さ565ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2011/2/10
- 寸法10.5 x 2.3 x 15 cm
- ISBN-104167801221
- ISBN-13978-4167801229
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2011/2/10)
- 発売日 : 2011/2/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 565ページ
- ISBN-10 : 4167801221
- ISBN-13 : 978-4167801229
- 寸法 : 10.5 x 2.3 x 15 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 447,248位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年12月21日に日本でレビュー済み
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ドラマや小説で、どうして劉備に好意的なのか、なんだかんだ言っていても、曹操とやっていることは変わらないのでは?
と思っていたので、随所の突っ込みに爆笑です。資料に基づいて書かれているのかと思ったら、作者に騙されていたりで。とにかく楽しい。(弐)(参)と続けて読みます。
と思っていたので、随所の突っ込みに爆笑です。資料に基づいて書かれているのかと思ったら、作者に騙されていたりで。とにかく楽しい。(弐)(参)と続けて読みます。
2014年2月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読んでトクした気分になれる作家だとオススメします。ファンタジー大賞などバブル期の企業CIの遺物で、さほど注目されていない様な感じがする上、この第一回は次点の作家も寡作なので、これで文筆家として食って行けるのかと余計な心配をしたりしています
2013年3月22日に日本でレビュー済み
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初めての作家でもあり、文庫本にしては価格が高いので中古を選びました。変色していなければいいなという思いで注文しましたが、なんと綺麗な商品でした。説明の通りの商品に満足しています。
2012年12月18日に日本でレビュー済み
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文句なしに面白かった。三国志演義や三國も読んだりドラマも見たので余計に面白く感じた。就寝前に読む軽い本のはずが、想像してみたり思い出してみたりで吹き出してしまい なかなか寝付けないのもまた一興かと思う。
2011年10月21日に日本でレビュー済み
はて第壱部(文庫)を読んだのはいつだったっけ。
手帳を見ると2010年1月。待たせすぎでしょ。
なんかもう、酒見さんに好き放題やられて、でもまたこっちも好きなもんだから、はまり込んでいく。
「陋巷に在り」とはまた違う引っ張られ方。
私は三国志より水滸伝、というクチなので、第壱部はおもしろかったけど読み続けるかなコレ(、ま、きっと読むけど)、とか思ってたけど、もう絶対読むよ。
三国志(と言われているもの)の史実、史実の世間的解釈、その酒見さん的解釈、でもって酒見さんの妄想、その妄想への自身のつぶやきを交えながら、ちゃんと物語る。それも格闘技ワザやら現代風俗用語を使って。
第壱部を読んだとき、「おもっしれーけど進まねぇな、この話」って思ったけど、はまり込んでしまった今では「進まないで。ゆっくりじっくり、でももっと滅茶苦茶にしてぇーー」って感じです。
ただ・・・、もっと早いペースで刊行して! お願い。
手帳を見ると2010年1月。待たせすぎでしょ。
なんかもう、酒見さんに好き放題やられて、でもまたこっちも好きなもんだから、はまり込んでいく。
「陋巷に在り」とはまた違う引っ張られ方。
私は三国志より水滸伝、というクチなので、第壱部はおもしろかったけど読み続けるかなコレ(、ま、きっと読むけど)、とか思ってたけど、もう絶対読むよ。
三国志(と言われているもの)の史実、史実の世間的解釈、その酒見さん的解釈、でもって酒見さんの妄想、その妄想への自身のつぶやきを交えながら、ちゃんと物語る。それも格闘技ワザやら現代風俗用語を使って。
第壱部を読んだとき、「おもっしれーけど進まねぇな、この話」って思ったけど、はまり込んでしまった今では「進まないで。ゆっくりじっくり、でももっと滅茶苦茶にしてぇーー」って感じです。
ただ・・・、もっと早いペースで刊行して! お願い。
2011年2月25日に日本でレビュー済み
否、本当に待ちに待ちました! 今まで何種類かの『三国志』を読んでいますが…、何という『三国志』!正に抱腹絶倒。悪キャラの諸葛孔明がたまらなく魅力的です。私は『三国志』中最も好きな人物が孔明なのですが、この孔明も違った意味で魅力的。まるでいたずらっ子そのもの。思わず酒見賢一さんの頭の中を覗いてみたくなりました。こんな面白い作品を書かれる作家の頭とは如何なる宇宙を潜ませているのか?様々な方がそれぞれの群像劇を描かれていて、それぞれに楽しく拝見させて頂いていましたが、未だかつてコレほど面白い内容はなかったかも…?中国の史実は正に勝者が歴史を作るという言葉通りの如くですが、そんな史実など正直クソくらえ(下品な言葉を使ってしまった…ゴメンナサイ)と思わせてしまう面白さです。内容の分析のせいか、一場が長いのでまだ孔明の本格的な活躍にはほど遠いのですが、いっそ何時までもこの小説を楽しみたいのでどんどんちんたらと解説を(ツッコミか?)増やして長く続けて頂きたいとすら思ってしまいます。五丈原の孔明の活躍ぶりが今から楽しみです!「死せる孔明、生ける仲達を走らす」の場面はどんな策略になるのか?!今までの史実がどのようなパラレルワールドとなるのか?胸がワクワクしてしまいます。 酒見賢一さん、出来るだけ早く読ませて下さいね!我が儘なお願いなのは十分承知なのですが…よろしくお願いします!