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明治宮殿のさんざめき (文春文庫 よ 34-1) 文庫 – 2013/9/3

3.9 5つ星のうち3.9 29個の評価

華麗なる「宮廷絵巻」!

NHK「坂の上の雲」の宮廷シーンの時代考証を担当した才女により、明治宮廷の微笑ましき暮らしぶりが軽やかな筆致で再現される。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 文藝春秋 (2013/9/3)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2013/9/3
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 231ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4167838788
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4167838782
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 29個の評価

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米窪 明美
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2018年4月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 カヴァーいっぱいの菊の刺繍を施された赤い胴着と裳裾、そして城のスカートから成る昭憲皇太后着用の大礼服に目を奪われてしまいました。これをお召しになり、動いている皇后はどれほど華やかだったのだろうと思いました。
 本書は明治30年代以降を想定した明治天皇昭憲皇太后の1年を季節ごとの諸行事を通じて描いています。当時の宮廷人たちの証言や日記もたくさん引用されています。本書に見られる明治天皇はお茶目で、まめで、ちょっと子供っぽい方です。新時代と伝統の間で一生懸命折り合いをつけようとしています。ここに書かれている行事のうち、どれぐらいのものが現代の皇室で行われているのでしょうか?起源説は明治に入って作られて行事だから天皇自身は冷淡な態度を示していたというのは面白かったです。最後に天皇の崩御と大葬の様子も描かれていました。
 「お后」女官という字は不適切だと思いました。これは著者が自分で考えたのでしょうか?后と妃では段違いなのに、そこだけちょっと不満です。
2016年8月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
明治宮中の1年のゆるりゆるりと流れている時間と行事を細かく書いてあって風情豊かで読み応え有ります。
ただ、何回も読み直ししたいか?と聞かれるとそこまでではないかな。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年5月19日に日本でレビュー済み
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とても、よみやすい文章です。
1年間の、過ごし方が、わかりました。
2016年6月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
別に「皇室だーいすき」みたいなタイプではないのですが、なんとなく読んでみたら面白かったです。
天皇・皇后を中心とした宮中とそれを支える侍従や女官たちが、普段どんなことをしているのか?明治時代の内裏の生活文化を半分小説風にして描くことで、親近感をわかせるような作りになっています。
いや、親近感がわいたところで、まさに雲の上の世界なんですが。
「天皇も姉さん女房の皇后には逆らえなかった」とか、いまの庶民と共通するような、共感できる部分もあれば、なるほど貴族というのは文化が違うなあと思う部分もあります。それが端的にあらわれているのが、「形」を重んじるということでしょう。
「形さへ出来て居れば宜い」という内容の天皇の発言が繰り返し出てきます。様々な儀式において、天皇たちは神を敬う時の「形」「形式」にこだわります。
我々庶民は気持ち第一主義ですから、まず敬う気持ち、心ができてないとよろしくない気がして、逆に心さえしっかりあれば形はあまり大事じゃないきがする。
しかし宮中においては逆なのですね。「形」と「心」が一致している世界なのです。だから正しいかたちで神に祈ることが、心から神を敬うことになる。では正しい形とは何か。それは昔から伝え続けられてきた古式にほかならない。ということで、古くからのやり方を徹底的に踏襲することを重んじるのですね。
トリビア的なもんでも仕入れられるかしらって軽い気持ちで読み始めましたが、より深く勉強になりました。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年10月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何のためにこの本を出版したのか、読むほどにわからなくなる。確かに出典元は明記されているがそればかり。その出典をつなぐのは著者がこうじゃないかなあー?として書かれたもの。推測でしかない。だってみた訳じゃないですから。
出典の数があまりに多くて、なら「女官」や「宮中五十年」やらの本編を読んだ方がよっぽど臨場感があり、納得します。見たものを書いてるはずだから。
本書はただ、女官などの元本をなぞって書いてるだけで本人が疑問をもって研究したり探求したりして真実に迫る!て本ではない。繰り返すが、元の本に書かれていることをそのまま書いてるだけ。ただのカタログです。人のふんどしで相撲をとってると言ったら言いすぎか?もうてに入らない古書ならまだしも、いまも文庫本で気軽に入手できる。なら、それぞれの元になった本を読み比べて明治大正昭和の宮廷に思いを馳せるほうがよっぽど良い。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年1月5日に日本でレビュー済み
明治宮殿の日常を、正月から師走まで、そして明治天皇崩御の前後という章立てで描いている。
この章立ては、とても良いと思う。

筆者の日本語力には、時に首を傾げることもあったが、読みやすく、明治宮殿の様子が描かれている。
2〜3時間で読める一冊になっており、天皇という存在の本質が見えてくるように感じる。
日本人なら、一読して欲しい気もするが、最も読んでほしいのは、地位に即した義務を果たせない、徳仁親王妃と思ってしまう。
参考文献、引用文献にも手を伸ばしたいと思わせるのは、見事。
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2016年6月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
非常に読みやすく面白く一気に読めた。皇太子殿下、雅子妃殿下、ぜひご一読を!
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2016年12月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者は私と同年代の人で学習院大学で講師をしているから作家というより研究者よりの人達だろう。NHKのドラマ坂の上の雲の宮中監修をしたかた。
この本では明治天皇や明治宮廷のご内儀の日常をまとめたもので、発言や行動の根拠には、当時宮廷に使えたひとの回顧録や公的記録を出展としてあげており、信頼できる。また同一事項でも人によって記載が若干異なる事例も紹介しておりものごとを多面から見る上で信用できる。
この本は宮廷の奥の話を中心に記述されている。明治天皇というと雲の上の厳めしい帝と言うイメージだが、生真面目さと裏腹にユーモアと気配りに、満ちたかただとわかる。
また明治維新というと四民平等などと言われているが、宮廷においては身分制が厳しく、天皇もできるだけ旧来の秩序を墨守していたことがわかる。電気を内儀では頑なに拒否するなど頑固な面もなかなか興味深い。
外面的には洋装をして西洋式の習慣を身につける一方で、宮中での祭祀に熱心であった。神道の最高権威者であることも再確認できる。ところが政府の神仏分離政策にもかかわらず内儀では仏教式の行事や拝礼が行われていたことは注目に値する。ただし政府の方針とは異なるので、女官などにやらしていたようだ。
また晩年には体が悪くなり祭祀が思うようにできなくなったので親祭に代役をたてることが多かった。明治天皇は形式にこだわる方で正しい形が出来ない以上、やむなく他の人に正しく儀礼を遂行したほうが正しい政務と考えていたようだ。現代でも一考に値する。
また崩御前の宮廷の混乱は大きく、それをおさめたのが美子皇后である。ご存知のように大正天皇は彼女の実子ではなく柳原愛子の子である。しかし皇后は皇子や皇孫の実の肉親として振る舞いまた当人たちもそのように思っていた。さらに侍従職出仕の少年や女官たちにも母親代わりとして振舞っていた。
このほか本書では明治宮廷の興味深い日常が記されており入門書としてよい。さらに深く知りたい人は出典先や参考文献にあたればよい。やはりこのあたりの文献リストをしっかりしているところが本書のよい点である。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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