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花の鎖 (文春文庫 み 44-1) 文庫 – 2013/9/3
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- 本の長さ368ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2013/9/3
- 寸法10.7 x 1.5 x 15.2 cm
- ISBN-104167860015
- ISBN-13978-4167860011
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2013/9/3)
- 発売日 : 2013/9/3
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 368ページ
- ISBN-10 : 4167860015
- ISBN-13 : 978-4167860011
- 寸法 : 10.7 x 1.5 x 15.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 57,108位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 339位ミステリー・サスペンス・ハードボイルド (本)
- - 826位文春文庫
- - 1,461位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
1973年広島県生まれ。武庫川女子大学家政学部卒。
2005年、第2回BS-i新人脚本賞で佳作入選、07年、第35回創作ラジオドラマ大賞受賞。同じ年、第29回小説推理新人賞を「聖職者」で受賞。
08年、「聖職者」を第一章に、その後の顛末までを描いた長篇小説『告白』を刊行。同作が2008年週刊文春ミステリーベスト10第1位、第6回本屋大賞を受賞する。「告白」は2010年6月、松たか子主演で映画公開。著作:告白(2008年8月 双葉社 / 2010年4月 双葉文庫)、少女(2009年1月 早川書房)、贖罪(2009年6月 東京創元社)、Nのために(2010年1月 東京創元社)、夜行観覧車(2010年6月 双葉社)、白ゆき姫殺人事件(2012年7月 集英社)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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「美雪」は大学卒業後、母方の伯父が役員をしている建設会社に事務員として就職し、そこで未来の夫となる「和弥」と出会います。
彼女はひそかに彼に好意を寄せていましたが、ある日、伯父からお見合いを勧められ、仕方なく足を運んでみたところ、お見合い相手はその「和弥」でした。
晴れて二人は結婚し、新婚旅行先は山好きの「和弥」の希望で「上高地」でした。二人はなかなか子宝には恵まれなかったものの、穏やかで満ち足りた結婚生活を送っていました。
絵の得意な「紗月」が大学時代に描いて、山小屋に展示して貰っていた高山植物のイラスト数枚が、出版社の人の目に留まり、有名作家の山岳小説の表紙として採用されます。
その結果、イラストレーターとして画集まで出版して貰えることになり、彼女は公民館の絵画教室で講師をしながら、週に四日、「アカシア商店街」にある和菓子屋の「梅香堂」でアルバイトをしています。
「梨花」は「アカシア商店街」にある英会話スクールの「JAVA」で子どもたち相手に講師をしていました。ところが、ある日突然、「JAVA」は経営破綻して、彼女は無職になってしまいます。
さらに、唯一の身内の祖母の「美雪」は体調を崩して入院しており、早急に手術を受けさせる必要があるのに、無職の彼女にはその手術代が用意できません。
困り果てた「梨花」は、地元の「山本生花店」を通して、毎年10月20日に、母の「紗月」宛に豪華な花束を贈って来ていた「K」という人物に、経済的支援を申し出ることを決意します。
肝心の「K」の身元が分からない「梨花」は、「山本生花店」の跡継ぎで小中高の同級生でもある山本「健太」に、「K」の住所を突き止めるよう頼みますが、「健太」はその情報を入手することができません。
ここまで読んで、最初に出てくる「美雪」というのが、イラストレーターをしている「梨花」の祖母であり、母の「沙月」はすでにこの世にいないということは、お分かり頂けたかと思います。
さまざまな人間関係が絡み合った複雑な「花の鎖」が、最後、ときほどけた時の爽快感が何ともいえない連作短編集でした。
全然無関係と思われる物語が、進行していくうちに深いつながりを見せてくるお話。
ひょっとして、三人のお話は時代が異なるのではないかと、途中からうすうす感じておりました。
最後に答え合わせがあるんですが、とにかく身内だけに関係性が複雑すぎて頭の中がパンパンになってしまいました。頭の中で家系図を組み立てるのは正直しんどい。
その割に得られるカタルシスはそれほどでもない。なんていうか、地味なんですよね、結末が。
面白くなかったのかと言えば、十分に面白かったですし、買ったことを後悔するほどではありません。
梅雨の時期の読書に最適です
6章構成で3人の主人公それぞれの物語が語られるのだが、蓋を開けてみれば愛憎や嫉妬が主成分のろくでもないストーリーで、これといったカタルシスや唸らせるような展開もない。
おそらく最大の伏線というか作者がやりたかったことについても「まあそうだろうな」と容易に想像がついてしまった。
わざわざ取り立てるべき作品であるのかというと、一般的な小説であると答えるだろう。