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そして、メディアは日本を戦争に導いた (文春文庫 は 8-28) 文庫 – 2016/3/10
歴史は繰り返すのか? 昭和史の教訓を今こそ
昭和史最強タッグによる「戦争とメディア」の検証、決定版対談! 石橋湛山、桐生悠々ら反骨の記者たちの話題も豊富な、警世の一冊。
昭和史最強タッグによる「戦争とメディア」の検証、決定版対談! 石橋湛山、桐生悠々ら反骨の記者たちの話題も豊富な、警世の一冊。
- 本の長さ227ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2016/3/10
- 寸法10.7 x 1 x 15.3 cm
- ISBN-104167905779
- ISBN-13978-4167905774
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2016/3/10)
- 発売日 : 2016/3/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 227ページ
- ISBN-10 : 4167905779
- ISBN-13 : 978-4167905774
- 寸法 : 10.7 x 1 x 15.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 379,147位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 4,848位文春文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
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1930年、東京・向島生まれ。
東京大学文学部卒業後、文藝春秋入社。松本清張、司馬遼太郎らの担当編集者をつとめる。「週刊文春」「文藝春秋」編集長、取締役などをへて作家。「歴史探偵」を名乗り、おもに近現代史に関する著作を発表。
著書は『日本の一番長い日』、『漱石先生ぞな、もし』(正続、新田次郎文学賞)、『ノモンハンの夏』(山本七平賞)、『幕末史』など多数。『昭和史 1926-1945』『昭和史 戦後篇 1945-1989』で毎日出版文化賞特別賞を受賞。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年1月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
戦争報道が儲かる事に味を占めた新聞社が軍部に迎合して戦争を煽って対米開戦に至った経緯が語られている。日頃平和や反戦を上から偉そうに主張している新聞社はこの本の指摘を無視して過去の犯罪的戦争報道の事実を未だに隠蔽している。余程都合が悪いのだろう。新聞社は軍部に弾圧された被害者では無かった事実。
2020年6月21日に日本でレビュー済み
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戦中のマスコミについて、第三者の目で見つめた対談です。戦争協力した当事者が鬼籍に入った今だから、醒めた目で当時のことを語ることができたのだと思います。
2023年10月29日に日本でレビュー済み
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明治は、薩長が牛耳る政府に楯突くジャーナリストが多かったそうである。そういう気骨のある人達が、戦中にかけて政府や軍部の弾圧に屈し、中央集権型の世論統制などを受け、提灯持ちになっていった。昭和8年以降からは、骨抜きのジャーナリストだけが残っているものの、今でも曖昧な論評を続けているようだ。現代は昭和1桁の時代に似てきているという。これからも調子のいい報道には注意し、一度立ち止まって冷静に考えるようにしたい。
2018年9月1日に日本でレビュー済み
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戦前の日本について、先立の御意見は時代の空気感も含め教えられるところが多かったです。
近年のナショナリズムや右傾化する一部の市民についての考察はやはりネット世代への理解に乏しく、歴史を正しく学んでいない、の一言で片付けているところは残念です。
五年ほど前の著作ですが、当時も今も所謂マスコミは反自民政権の立場を取ることは少なく、戦前と同じように政権に阿り国民を戦争へと導く様な論調はほぼ見られない現在とやや乖離した内容に感じました。
近年のナショナリズムや右傾化する一部の市民についての考察はやはりネット世代への理解に乏しく、歴史を正しく学んでいない、の一言で片付けているところは残念です。
五年ほど前の著作ですが、当時も今も所謂マスコミは反自民政権の立場を取ることは少なく、戦前と同じように政権に阿り国民を戦争へと導く様な論調はほぼ見られない現在とやや乖離した内容に感じました。
2013年11月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「明日を創ることができるのは若い人だけ、日本の若い人に期待するより仕方がない。」
本書の最後がこう結ばれているのですが私自身若者の一人としてこの本を読んだ感想です。
私一人をして若い人を代表するのもおこがましい話ですが
この本で挙げられている通り若い人はあまり歴史を学んでいないというのはどこかあるような気がします。
なんていうんでしょうか、傍観者として過去の「事実」を掘り起こす様な態度といえばいいんでしょうか?
例を挙げれば「あの戦争は俺たちが生まれる前に終わっちまったんだ俺らには関係がない。」というようなものや
「従軍慰安婦問題で韓国政府が抗議するのはいちゃもんだ!朝日新聞が悪い。」といったものでしょうか。
彼ら(私も含めてですが)は日中戦争から第二次世界大戦にかけては日本人全体がくるっていて
みんなで戦争イケイケゴーゴーだった、今の日本人は政治にも無関心だしそんなことは二度と起こらん大丈夫!と思っているのかもしれません。
でもそうでしょうか?ネットをよく使っている身からするとそんなことはないと思います。
ツイッターで自分の関係のない人の投稿写真をネタに炎上させたり、まとめブログを中心にしたヘイトスピーチを見ていると
なまじ匿名なだけにある種想像上の日本人的な連帯が生まれやすい環境にありそうです。
ネットに限らず最近ふらっ本屋に入った時に違和感を感じました。日本は凄い国だと謳っている表紙が結構ならんでいるような気がします。
新書のコーナーに立ち寄っても日本はこれからものすごくなる!(?)か日本は滅亡する!(?)というよな両極端な本が
並んでいて、この国の将来はこんなに波乱万丈なのかと思わず吹き出しそうになります。
しかし人間は安きに流れます。日本は凄いって謳っている本と日本はひどいって謳っている本があれば前者の方が心理的に読みやすいです。
また後者のような本はネットで散々叩かれるようなこともあり出版社としても日本は凄いって言う本が今現在の経済指標も含めると出しやすい環境が
あるのではないでしょうか?アマゾンでよく売れている本を見てもその傾向があるように感じます。
ネットと歴史は相性が悪そうです。今までは雑誌、新聞、本などの媒体で学ばざるを得ませんでしたが
今はググる一発で歴史的「事実」がヒットします。そうした断片的な情報を繋ぎ合わせていって
自分たちの都合のいい情報をつくっても、ネット上の流れは速いですから情報の受け手側がいちいち考えずに
そのまま飲み込んでしまうようなことも珍しくないと思います。
私はスマホを持っていません、あまのじゃくなだけですが。
情報を入手して、そこでちょっと立ち止まって「それって本当かな?」って考える癖をつけるようにした方がいいのでしょう。
今現在を考える歴史を我々は学んでいかないといけないんだということを再確認させられました。
本書の最後がこう結ばれているのですが私自身若者の一人としてこの本を読んだ感想です。
私一人をして若い人を代表するのもおこがましい話ですが
この本で挙げられている通り若い人はあまり歴史を学んでいないというのはどこかあるような気がします。
なんていうんでしょうか、傍観者として過去の「事実」を掘り起こす様な態度といえばいいんでしょうか?
例を挙げれば「あの戦争は俺たちが生まれる前に終わっちまったんだ俺らには関係がない。」というようなものや
「従軍慰安婦問題で韓国政府が抗議するのはいちゃもんだ!朝日新聞が悪い。」といったものでしょうか。
彼ら(私も含めてですが)は日中戦争から第二次世界大戦にかけては日本人全体がくるっていて
みんなで戦争イケイケゴーゴーだった、今の日本人は政治にも無関心だしそんなことは二度と起こらん大丈夫!と思っているのかもしれません。
でもそうでしょうか?ネットをよく使っている身からするとそんなことはないと思います。
ツイッターで自分の関係のない人の投稿写真をネタに炎上させたり、まとめブログを中心にしたヘイトスピーチを見ていると
なまじ匿名なだけにある種想像上の日本人的な連帯が生まれやすい環境にありそうです。
ネットに限らず最近ふらっ本屋に入った時に違和感を感じました。日本は凄い国だと謳っている表紙が結構ならんでいるような気がします。
新書のコーナーに立ち寄っても日本はこれからものすごくなる!(?)か日本は滅亡する!(?)というよな両極端な本が
並んでいて、この国の将来はこんなに波乱万丈なのかと思わず吹き出しそうになります。
しかし人間は安きに流れます。日本は凄いって謳っている本と日本はひどいって謳っている本があれば前者の方が心理的に読みやすいです。
また後者のような本はネットで散々叩かれるようなこともあり出版社としても日本は凄いって言う本が今現在の経済指標も含めると出しやすい環境が
あるのではないでしょうか?アマゾンでよく売れている本を見てもその傾向があるように感じます。
ネットと歴史は相性が悪そうです。今までは雑誌、新聞、本などの媒体で学ばざるを得ませんでしたが
今はググる一発で歴史的「事実」がヒットします。そうした断片的な情報を繋ぎ合わせていって
自分たちの都合のいい情報をつくっても、ネット上の流れは速いですから情報の受け手側がいちいち考えずに
そのまま飲み込んでしまうようなことも珍しくないと思います。
私はスマホを持っていません、あまのじゃくなだけですが。
情報を入手して、そこでちょっと立ち止まって「それって本当かな?」って考える癖をつけるようにした方がいいのでしょう。
今現在を考える歴史を我々は学んでいかないといけないんだということを再確認させられました。
2022年4月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ウクライナを侵略しているロシアに言論の自由があるとは思えない。戦争に突き進んだ日本の状況と重ねることができる人
2021年4月15日に日本でレビュー済み
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歴史は、氷山の一角しか残らない。時が経てば完全に闇の中に葬られる。表立った紙史料は事実、真実の一部に過ぎない。その掘り起こしには意義があるが、他方、現場に関係した人物から引き出す談話の重要性を見事に示してくれたジャーナリストには深く敬意を表さざるを得ない。
2015年8月31日に日本でレビュー済み
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「メディアは戦争に導いた」という題だが、どうやって導いたかすら説明できていない。内容としては「新聞社は結局は売れないと商売にならないから戦争賛成の世論に迎合した」という、これも結局は「他人のせい」「他人事」的な上っ面だけの見方であり、まったく深堀りができていない。世論とマスコミは相互に影響し合うものだということすら理解できていないと感じた。