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バンド臨終図巻 ビートルズからSMAPまで (文春文庫 は 51-1) 文庫 – 2016/12/1
- 本の長さ453ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2016/12/1
- ISBN-104167907593
- ISBN-13978-4167907594
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
カネの分配、ドラッグ、メンバーの死、女性関係、そしておなじみの「音楽性の違い」。
ときにはマネージャーが暴走し、メンバーが殴り合い、美しい解散宣言もあれば、泥沼の裁判沙汰に至ることも。
ビートルズからSMAPまで、古今東西のバンド191の死にざまを網羅する音楽ファン悶絶必至&阿鼻叫喚の大著!
古きよきロックはもちろん、ソウルもJ-POPも、メタルもパンクも渋谷系も、アイドルにフォークにプログレにシューゲイザーまで、古今東西の音楽ジャンルを横断。X JAPANやスコーピオンズなど「臨終」から不死鳥のごとく甦ったバンドも収録。SMAP、FUNKY MONKEY BABYS、girl next door、モーターヘッドなどを追加。Hi-STANDARDの16 年ぶりのシングルリリース、ABBA再結成ツアー敢行、嗣永桃子 芸能界引退発表など最新情報も。
あのバンド、このバンドの「死因」が一目瞭然:メンバーの死(T・レックス、カーペンターズほか)、メンバーの逮捕(カルチャー・クラブ)、メンバーの離婚(ABBA)、マネージャー(ザ・クラッシュ、デスティニーズ・チャイルドほか)、成功による重圧(イーグルス、ニルヴァーナほか)、兄弟げんか(オアシス)、公約通りの解散(横浜銀蝿)……
登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2016/12/1)
- 発売日 : 2016/12/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 453ページ
- ISBN-10 : 4167907593
- ISBN-13 : 978-4167907594
- Amazon 売れ筋ランキング: - 399,980位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 5,081位文春文庫
- カスタマーレビュー:
著者について

ライター・編集。1972年名古屋市生まれ。中日ドラゴンズファン。
映画、アニメ、音楽、プロ野球などカルチャー全般についての取材、執筆、企画立案、編集などを行う。
「東京新聞」にてカルチャー・ビジネスに関する取材記事を連載中。雑誌、ウェブメディアでは「サイゾー」「キャストサイズ」「cakes」「エキサイトレビュー」「日経エンタテインメント!」「an-an」「プレジデント」「ダ・ヴィンチ」「フラウ」「リスアニ!」「週刊SPA!」などで執筆。
古今東西の名言を集めた初の単著『名言力 人生を変えるためのすごい言葉』(ソフトバンク新書)が11刷のロングセラーを記録。以降『平成の名言200 勇気がもらえるあの人の言葉』(宝島SUGOI文庫)など名言本の執筆、監修なども行っている。『野原ひろしの名言 「クレヨンしんちゃん」に学ぶ幸せの作り方』(双葉社)は現在6刷、『野原ひろしの超名言 「クレヨンしんちゃん」に学ぶ家族愛』(双葉社)は2刷。
最新刊は『「がんばれ!」でがんばれない人のための“意外”な名言集』(ワニブックス)。
また「名言ハンター」として『スター☆ドラフト会議』(日本テレビ)、『はなまるマーケット』(TBS)、『千原ジュニアの言の葉研究所』(MBS)、『クロノス』(T-FM)などに出演。名古屋、中日ドラゴンズについての情報発信も行っており、『週刊朝日』(朝日新聞出版)への寄稿、『爆笑問題 日曜サンデー』(TBSラジオ)に出演しました。
最近はあちこちで文章講座なども開いております。写真の娘は4歳になりました。
【連絡先】
oyamakumao@gmail.com
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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まあしかし、「ブレイク後のメンバー間の諍い、脱退、解散そして再結成」のパターンがよくもこれだけ延々と繰り返されるなと思いつつ飽きなかったのは不思議。登場人物たちの顔や音楽がボンヤリとでも浮かんでくるからかな?再結成ブームというのも不思議です。いくら昔好きだったバンドでも、「31年ぶりのニューアルバム!」の類いに全く興味が持てない私には。
ちなみに、潔く「解散」(臨終?)したバンドは数えるほどしかありません。
本書のまえがきにも書かれていますが、解散の際の理由の殆どは、音楽性の違い、方向性の違い、ということになっていますが、
真の理由は、金、、女、などが絡んだもっとドロドロとした理由が殆どのようです。
バンドの結成は、偶然という要素が強いですが、解散となると偶然という要素はなく、
メンバーにとってもっと切実な問題が絡んでいて、必然と言えるものなのです。
本書は、ハナ肇とクレージーキャッツを最初に、結成の年代順に編集されています。
著名なグループは殆ど収録されていますが、解散していないものまで掲載しているのは何故なのかな?
例えば、クレージーキャッツは、メンバーの脱退騒動はあったものの、解散はしていません。
また、ビーチボーイズも分裂はしていますが、本家は解散していません。
最近話題になったSMAPもちゃんと掲載されています。これは諸説が流布していますが、
真の理由が明かされるのは、まだ先のことだと思います!
比較的公正に書かれているので、読み物とするのもいいし、事典代わりに使うのもいいのかな、と思います。
しかし、解散理由までは知らないバンドの方が多く、ワイドショーを見ている感覚で読みました。
ビートルズファンなので、解散理由は幾つもあることは知っていましたが、ポールが裁判を起こした理由は知りませんでした。
ビートルズを聴き始めて何十年ですが、今でも新しく知ることがあるんだなあと思いました。
本書を読んだ方は、あのバンドが載っていないと一つ二つ思い浮かぶと思います。
私の場合は、70年代後半のニューウェーブ真っただ中のイギリスでちょっとだけ売れた「ツーリスト」です。
ユーリズミックスの二人が在籍していたローカルバンドですが、『二人だけのデート』の大ヒット?がありました。
当時、シングルレコードを擦り切れるくらい聴き込んだものでした。BCRよりもカッコいいぜ!
LPも買ったなあ(泣)。CD買ったけど、曲順が違うぞ。なんでファーストとセカンドアルバムが一緒になっているんだ(怒)。
youtubeを泣きながら観ています。いい時代になったなあ。
おじさんを幸せにしてくれるいい本です、皆さん!
ビートルズ、SMAP,コンプレックス、フィンガー5にキャンディーズ・・・・もう懐かしい気分と「なるほどそんな理由で解散したのかとか興味深い内容です。バンド好きにはたまりません。
単にデータ好きな方はどうぞ
追加されたバンドもあれば、削除されたバンドもあるので、できれば両方そろえて読んでほしい。
解散していないバンドが入っていたり、SMAPの解散に合わせて発売したのかなと感じたりと、疑問や邪推もありますが、文章は公正を期すよう書かれてあり、改訂前よりも悪意のある文章は減っていて好感が持てます。
できれば歴代メンバーを時系列を交えて全員書いてほしかったです。
改訂前の間違いがそのままの部分や、追加事項の漏れがいくつかあります。
例えば、チューリップの再結成メンバーのドラマーは、正しくは伊藤さんではなく上田さんで、2010年以降の再結成や安部さんが亡くなったことに触れていません。
また、ラモーンズはトミー・ラモーンが亡くなり、オリジナルメンバーはすべて亡くなっています。
新たに本人にインタビューをしたわけではなく、雑誌の記事などからの引用で作られたので、そのミュージシャンのファンであるほど、「これは間違いだ」「あの記事のほうが詳しい」などの指摘が出てくると思います。
それらの点が残念ですが、新旧和洋さまざまなバンドの解散・休止の事情がわかるので、音楽好きの方にはおすすめです。