本書によれば、反論には「主張型」と「論証型」があるという。
主張型は、相手の主張と対立する主張により反論する。論証型は、相手の主張を支える根拠を切り崩すことで反論する。
本書では、後者の論証型反論を扱っている。
論証型反論は、次の3つの手順を踏む。
1.主張と根拠を確認する
「体罰は用いず会話で指導したいが、子どもの頃から暴力が当たり前の世界で育ち暴力で人間のランク付けをする価値観になってる子は、最初に殴らないとバカにしてかかり会話に入れないことがあるため、体罰による指導は必要だ」
この文の主張と根拠は次の通り。
主張:体罰に賛成だ
根拠:暴力がないと会話にならない人間がいるから
2.反論を考える
根拠が「会話のためには暴力が必要」としている以上、その妥当性を指摘する必要がある。
考えられる反論の例は次の通り。
反論(1):暴力による会話は、会話の内容ではなく暴力に従っているだけであり、意味がない。
反論(2):警察は、暴力で人間をランク付けする価値観の人が相手でも、暴力をふるっていない。
反論(3):暴力は法律違反(暴行罪)であり、法律違反する人の話には信頼性がない。
3.型の提示と文章の作成
最後に反論の型に落とし込む。
反論の型は「主張」→「引用」→「反論(箇条書き)」→「結び」のように展開される。
具体的には次の通り。
私はこの意見に反対である。
この文では体罰が必要な理由として次のように述べている。
「子どもの頃から暴力が当たり前の世界で育ち暴力で人間のランク付けをする価値観になってる子は、最初に殴らないとバカにしてかかり会話に入れないことがある」。
しかし、この論理はおかしい。暴力を伴った会話には妥当性がないからである。
第一に、暴力による会話は、会話の内容ではなく暴力に従っているだけであり、意味がない。
第二に、警察は、暴力で人間をランク付けする価値観の人が相手でも、暴力をふるっていない。
第三に、暴力は法律違反(暴行罪)であり、法律違反する人の話には信頼性がない。
以上の理由により、この文の論理は成り立たない。
◆
以上が反論の手順だが、通常、相手の主張を支える根拠は複数であることが多い。
そうした場合には、相手の大前提を叩く。
前述の文であれば、大前提は次の通り。
すべて「会話にならない者」は「体罰が必要な者」である。(大前提)
すべて「暴力が価値観になっている子ども」は「会話にならない者」である。(小前提)
故に、すべて「暴力が価値観になっている子ども」は「体罰が必要な者」である。(結論)
「会話にならない者は体罰が必要な者である」という隠された価値判断(大前提)に、例えば次のような反論が可能だろう。
会話できるようになるために、まず信頼関係を築くといった方法もある。従って「会話にならない者は体罰が必要な者である」との論理は成り立たない。
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反論の技術: その意義と訓練方法 (オピニオン叢書 20) 単行本 – 1995/8/1
香西 秀信
(著)
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- ISBN-104181650081
- ISBN-13978-4181650087
- 出版社明治図書出版
- 発売日1995/8/1
- 言語日本語
- 本の長さ184ページ
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内容(「MARC」データベースより)
反論の技術を身につけることで、議論の能力を短期間で効率よく高めることをねらいとした議論のための訓練法。大学その他で作文(議論文)や討論の指導をしてきた著者の集大成。
登録情報
- 出版社 : 明治図書出版 (1995/8/1)
- 発売日 : 1995/8/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 184ページ
- ISBN-10 : 4181650081
- ISBN-13 : 978-4181650087
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- - 5,518位教育学一般関連書籍
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2020年12月4日に日本でレビュー済み
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2022年1月23日に日本でレビュー済み
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この本の反論を具体的に考えるようになりました。
2015年5月30日に日本でレビュー済み
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数学のような真理が証明出来るような事柄、"以外の"論点では蓋然的真理を求めるのが重要、と書いてあります
これはつまりおそらく相対的に一番マシな主張を求めるのが自然科学以外の議論だ、ということだと思うのですが
その次にレトリックは相手に見抜かれなければ悪用して良い(見抜かれないように悪用することはほぼ不可能だからレトリックを教える際に悪用を気にする必要はない)とあります
つまり真理、よりも説得力、の方が自然科学の議論以外では重要ということの一つらしいのですが
これってどうなんでしょう?
相対的に一番マシな理論を求める為に説得力を重視する、というのと説得力さえあれば話法を悪用してもいいというのは違くありませんか?
説得力がある議論が正しいとするならば、自然科学以外の分野では、多数決をとって多い方が多くの人を説得したとして正しいことになってしまいませんか?
あと引用される主張の例が命を大事にという子供の作文への反論とか、なぜ中国を支那と呼ぶのが差別ではないか、とか西部進の文章とか、社会の差別を訴えるものへの反論、とか大学教員に保守派が多いという主張への反論(これは同著者の別の本だったかも)とか
著者の政治的思想が透けて見えるのが違和感でした
これはつまりおそらく相対的に一番マシな主張を求めるのが自然科学以外の議論だ、ということだと思うのですが
その次にレトリックは相手に見抜かれなければ悪用して良い(見抜かれないように悪用することはほぼ不可能だからレトリックを教える際に悪用を気にする必要はない)とあります
つまり真理、よりも説得力、の方が自然科学の議論以外では重要ということの一つらしいのですが
これってどうなんでしょう?
相対的に一番マシな理論を求める為に説得力を重視する、というのと説得力さえあれば話法を悪用してもいいというのは違くありませんか?
説得力がある議論が正しいとするならば、自然科学以外の分野では、多数決をとって多い方が多くの人を説得したとして正しいことになってしまいませんか?
あと引用される主張の例が命を大事にという子供の作文への反論とか、なぜ中国を支那と呼ぶのが差別ではないか、とか西部進の文章とか、社会の差別を訴えるものへの反論、とか大学教員に保守派が多いという主張への反論(これは同著者の別の本だったかも)とか
著者の政治的思想が透けて見えるのが違和感でした
2018年2月25日に日本でレビュー済み
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議論の能力を短時間で効率よく向上させるにはどうすればよいか。
反論の技術を身につけるだけで十分である。
反論の型は二つ。
アリストテレスの「弁論術」によると、
相手の主張と反対の主張を論証すること→「主張」型反論
相手の主張を支える論証を切り崩すこと→「論証」型反論
ここでは、「主張」型を訓練としない理由として、「主張」型反論は、
相手側の主張を否定するのではなく、対立する自分の主張を並立させるだけであり、
相手側の議論を具体的に検討する習慣も技術も身につかないことを挙げる。
従って、初期の訓練においては、「論証」型反論に限った方がよい。万能ではないが、「論証」型の訓練で「主張」型の訓練をある程度カバーできる。
議論は、意見が対立する事柄においてのみ、可能となる。
意見とは、対立する意見に対する「反論」という性質をもつ。
つまり、意見を述べるとは、反論すること。
そして、あることを主張することが、先行する意見に対する反論である。
現状に対する反対意見がない時は、主張する必要はない。
なのに、誰も反対しないようなことを主張するのがいる。
誰も反対しないことを意見として主張する癖をつけてはいけない。
何の思考力も鍛えられないからだ。
教師は、生徒を見くびるのではなく、反対意見が思いつくような指導をしなければならない。
議論の始まり、継続、終り、いずれもすべて反論が決定しているから、反論の技術をもたないことは、議論そのものが不可能。
反論の技術を身につけることは、議論の技術を身につけること。
よく考えるために意識的に対立(反論)を作り出せ。
そして、討論すること。
討論は、相手が勝手に反論してくれるし、思いもしなかったようなものが出る可能性がある。
意見は、互いに否定しあうことによって、より高次の意見に止揚する。
ただし、参加者が討論の技術を身についているときに効果をもつ。
多数の異なる意見の並存で終わらないために、教師は徹底した反論の訓練をしなければならない。
正しいと証明するにも、反対する意見の存在が必要。
反論に耐えうることが確認されて、初めて正しさが認められる。
正しいから反論できないのではない。反論できないから正しい。
間違っているから反論できるのではない。反論を許したからこそ間違いであったということ。
有効な反論を加えることもできず、言い負かされておきながら、詭弁だというのは慎むべき。
最も危険なのは、議論以外の手段によって「真偽」を決定しようとすること。
「黒を白と言いくるめたりする技術を教えるのには反対だ」という批判は無意味。
そんなことは、高度な技術であり、国語の時間の議論指導程度で、習得は不可能。
反論の技術を教える教師は、生徒が模倣するに値するような反論の見本を示せる程度に、自らも反論の技術をもたなければいけない。
どうやって?
忙しい中で、議論仲間や討論相手が必要か。
否である。
反論の訓練は一人でもできるし、その方法とは拍子抜けするほどだ。
ただ、続けられるかどうか。
反論の訓練方法を編み出すのに、生徒との関係に悩み、指導にどれほど苦労なさったかが伝わってくるので、ここで訓練方法を明かすことは控える。
教師自身の反論訓練方法の解説後、生徒への反論指導方法の解説となっている。
本書は、反論の技術を身につけることで、議論の能力を短時間で効率よく高めることをねらいとしたもので、現実の議論の場で勝てるとは限らないし、場慣れでしか身につかない技術もあるということだ。
反論の技術を身につけるだけで十分である。
反論の型は二つ。
アリストテレスの「弁論術」によると、
相手の主張と反対の主張を論証すること→「主張」型反論
相手の主張を支える論証を切り崩すこと→「論証」型反論
ここでは、「主張」型を訓練としない理由として、「主張」型反論は、
相手側の主張を否定するのではなく、対立する自分の主張を並立させるだけであり、
相手側の議論を具体的に検討する習慣も技術も身につかないことを挙げる。
従って、初期の訓練においては、「論証」型反論に限った方がよい。万能ではないが、「論証」型の訓練で「主張」型の訓練をある程度カバーできる。
議論は、意見が対立する事柄においてのみ、可能となる。
意見とは、対立する意見に対する「反論」という性質をもつ。
つまり、意見を述べるとは、反論すること。
そして、あることを主張することが、先行する意見に対する反論である。
現状に対する反対意見がない時は、主張する必要はない。
なのに、誰も反対しないようなことを主張するのがいる。
誰も反対しないことを意見として主張する癖をつけてはいけない。
何の思考力も鍛えられないからだ。
教師は、生徒を見くびるのではなく、反対意見が思いつくような指導をしなければならない。
議論の始まり、継続、終り、いずれもすべて反論が決定しているから、反論の技術をもたないことは、議論そのものが不可能。
反論の技術を身につけることは、議論の技術を身につけること。
よく考えるために意識的に対立(反論)を作り出せ。
そして、討論すること。
討論は、相手が勝手に反論してくれるし、思いもしなかったようなものが出る可能性がある。
意見は、互いに否定しあうことによって、より高次の意見に止揚する。
ただし、参加者が討論の技術を身についているときに効果をもつ。
多数の異なる意見の並存で終わらないために、教師は徹底した反論の訓練をしなければならない。
正しいと証明するにも、反対する意見の存在が必要。
反論に耐えうることが確認されて、初めて正しさが認められる。
正しいから反論できないのではない。反論できないから正しい。
間違っているから反論できるのではない。反論を許したからこそ間違いであったということ。
有効な反論を加えることもできず、言い負かされておきながら、詭弁だというのは慎むべき。
最も危険なのは、議論以外の手段によって「真偽」を決定しようとすること。
「黒を白と言いくるめたりする技術を教えるのには反対だ」という批判は無意味。
そんなことは、高度な技術であり、国語の時間の議論指導程度で、習得は不可能。
反論の技術を教える教師は、生徒が模倣するに値するような反論の見本を示せる程度に、自らも反論の技術をもたなければいけない。
どうやって?
忙しい中で、議論仲間や討論相手が必要か。
否である。
反論の訓練は一人でもできるし、その方法とは拍子抜けするほどだ。
ただ、続けられるかどうか。
反論の訓練方法を編み出すのに、生徒との関係に悩み、指導にどれほど苦労なさったかが伝わってくるので、ここで訓練方法を明かすことは控える。
教師自身の反論訓練方法の解説後、生徒への反論指導方法の解説となっている。
本書は、反論の技術を身につけることで、議論の能力を短時間で効率よく高めることをねらいとしたもので、現実の議論の場で勝てるとは限らないし、場慣れでしか身につかない技術もあるということだ。
2016年4月23日に日本でレビュー済み
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まず、
・意見を述べるとは反論することである
・誰もが認めるような意見は反論する題材として不適当
・正しいから反論できないのではない、反論できないから正しいのだ
・論理的であるとは、異なる意見の者からの批判に対して防衛力がある
など、反論に対する本質的な説明が前半でなされています。
ここだけでも、なるほど!と思える説明が多いです。
その後、反論の手法について、具体的な文章および反論例を挙げながら、明快に示してくれています。特に生徒の書いた反論文のダメ出しにより、反論とはかくあるべし、ということがよく分かります。
そこまで専門的な本ではありませんので読みやすい割に、反論についてそれなりに深く書かれているように思います。
反論の指導、という点に重きを置いた本のようですが、反論について学びたい学生~大人に幅広くためになる本だと思います。
・意見を述べるとは反論することである
・誰もが認めるような意見は反論する題材として不適当
・正しいから反論できないのではない、反論できないから正しいのだ
・論理的であるとは、異なる意見の者からの批判に対して防衛力がある
など、反論に対する本質的な説明が前半でなされています。
ここだけでも、なるほど!と思える説明が多いです。
その後、反論の手法について、具体的な文章および反論例を挙げながら、明快に示してくれています。特に生徒の書いた反論文のダメ出しにより、反論とはかくあるべし、ということがよく分かります。
そこまで専門的な本ではありませんので読みやすい割に、反論についてそれなりに深く書かれているように思います。
反論の指導、という点に重きを置いた本のようですが、反論について学びたい学生~大人に幅広くためになる本だと思います。
2021年11月2日に日本でレビュー済み
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イメージと違った。
もっと実践的に普段から活用できる内容だと思って購入したが、やはり大学の教授なのか、論文のような文体・内容で頭に入ってこなかった。
最後まで期待をしながら読了したが、残ったのは、苦痛と徒労感だけだった。
別の反論本を読もうと思います。
もっと実践的に普段から活用できる内容だと思って購入したが、やはり大学の教授なのか、論文のような文体・内容で頭に入ってこなかった。
最後まで期待をしながら読了したが、残ったのは、苦痛と徒労感だけだった。
別の反論本を読もうと思います。