今時の子どもも保護者も,10年ぐらい前の子どもと保護者の考え方とずいぶん違うような気がする・・・。何故だ。その原因は何なんだろう,どこにあるんだろう・・・。混沌とした気持ちで,日々の授業,校務をこなしていました。学校現場でのとりとめのないやるせない気持ちから何とか抜け出すことはできないだろうか。何か,自分でやってみることはできないだろうか。そんな気持ちで分刻みの多忙な学校での日々。心身ともに疲れきっていました。
そんな時,この本に出会いました。本を読んで,目からうろこ!!そうだ!本当にそうだ!とうなずきながら読んでしまいました。今教育の現場で起こっている問題点を社会学的観点とコミュニケーション的観点,そして国語の授業での実践を織り交ぜながら,著者は理論を展開しています。他者とは?対話とは?ぐんぐん引き込まれていきました。
総合的な学習も始まり,教師自身も本当の意味の学力ということを,そして,学習者自身につけなければならない力というものをじっくりと腰を据えて考えなければならないと思います。高木まさき著『「他者」を発見する国語科の授業』をあわせて読むと,自分の心の片隅にある何かに一筋の光が差し込んでくるような・・・。ぜひ,お読み下さい。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
対話能力を育む話すこと・聞くことの学習: 理論と実践 (21世紀型授業づくり 17) 単行本 – 2001/3/1
村松 賢一
(著)
対話能力を育てるためにカリキュラムをどう開発するか、「話すこと・聞くこと」の学習目標を検討し、学習の進め方を小学校低学年・中学年・高学年・中学校にわたり示す。
- 本の長さ202ページ
- 言語日本語
- 出版社明治図書出版
- 発売日2001/3/1
- ISBN-104183466180
- ISBN-13978-4183466181
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
改訂学習指導要領で「話すこと・聞くこと」がトップの座に躍り出たことで、これまでの国語科教育の在り方を見つめ、コミュニケーション能力、対話能力の学習を進めることの重要性を具体的な実践事例を通して提示する。
登録情報
- 出版社 : 明治図書出版 (2001/3/1)
- 発売日 : 2001/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 202ページ
- ISBN-10 : 4183466180
- ISBN-13 : 978-4183466181
- Amazon 売れ筋ランキング: - 564,572位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,368位学習指導
- - 14,279位教育学一般関連書籍
- - 43,459位教育・学参・受験 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中4.8つ
5つのうち4.8つ
7グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。