相対性理論についての既存の専門書や通俗本
の説明に、私はたくさん不満があったので
この本がどういう批判をしているのかと
期待して購入したのだが、議論が荒唐無稽
すぎて全然足しにならなかった。
相対性理論が生まれざるを得なかった歴史的
背景さえ理解されていない。
相対性理論についての批判本は存在して
いいと思う。特に、相対性理論についての
殆どの本が抱える、説明の粗雑さを追求する
なら、いい批判本ができると思う。
その一典型を揚げると、運動する時計は
遅れるという話と、走っているミュー粒子
の寿命は伸びるという話は正反対に思えるのに
殆どの本はそのことに言及しない。
或いは、時間が伸びる言いながら、時間が伸びる
とは何のことかということの説明がないのである。
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アインシュタインの相対性理論は間違っていた 単行本 – 1993/6/1
窪田 登司
(著)
- 本の長さ235ページ
- 言語日本語
- 出版社徳間書店
- 発売日1993/6/1
- ISBN-104195551919
- ISBN-13978-4195551912
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
「光速度不変の原理」の崩壊を意味するマイケルソン・モーレーのミスを発見! 相対性理論の誤ちを24の図によって明解に説き、数学的にも証明。「エレクトロニクスライス」誌に掲載され大反響を巻き起こしている。
登録情報
- 出版社 : 徳間書店 (1993/6/1)
- 発売日 : 1993/6/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 235ページ
- ISBN-10 : 4195551919
- ISBN-13 : 978-4195551912
- Amazon 売れ筋ランキング: - 567,513位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年9月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自称「光速を目で追える」作者(彼のJ.Y.氏と同系列か?)が書いた自説アピール本ですが、作者が信用するパウリに言わせると「間違ってさえいない」レベルです。←褒めていません。普通に言えば「間違えるまでに至っていない」レベルのことです。
作者本人は真面目に論議しているつもりなのでしょうが、特殊相対論以外の項は
・アインシュタインと量子論の歴史的背景の間違い
・素粒子の素性のひも理論とグルーオン理論の誤用
等、一見して分かる間違いだらけであり、意図的に改ざんしていると思われても仕方ないレベルのオンパレードです。きっと作者はニュートン力学からの延長として独学で特殊相対論はかなり勉強されたのでしょう。そして、独学故、易きに流れてニュートン流に理解しようとして挫折されたのではないかと思います。ですから用語は良くご存知です。理解は多々、間違っていますが。
『誤を隠すのは真の中』を地で行く論調ですが、肝心の誤が多すぎて隠せていません。かろうじて図が書ける特殊相対論については隠しているつもりのようですが、イメージが書けない一般相対性理論、量子論、宇宙論になると「伝聞やチラ見情報を出版社が接いだ?」と思うほど、出典もハッキリしなくなるし、レベルが下がってきています。
例えば、「水星の近日点移動」では残り0.5秒という数字から判断すると、多分「ディッケの理論」の太陽楕円効果で補正される0.5秒(=残り42.5秒)を誤って引用したと思われますが、この「ディッケの理論」は相対性理論に、ある関数値を加えたものです。ディッケ名義は良くてアインシュタイン名義はダメというなら、もはや中傷の世界だと思いますが?
そして、散見される「追試をお願いしたい」旨ですが、これらの多くは既に行われており、作者の望む結果は出ていないようです。あるいはそれが解っていたからこそ、あえて言及していないのでしょうか?判断できません。
作者が盲信するニュートン力学には南部理論、マックスウェル方程式、相対性理論、量子力学に対して理論式でなく、実験結果を説明するただの近似式に過ぎないという決定的な弱点があります。作者もその点は「実験に基づいた式」と認めています。でも、"近似だからニュートン力学はダメだ"ということではなく、ローレンツ変換の近似がガリレイ変換になるように、相対論を始めとする現代の重力理論の近似式ですので、現在でも身の周りの近似レベルでは有効です。
作者本人は真面目に論議しているつもりなのでしょうが、特殊相対論以外の項は
・アインシュタインと量子論の歴史的背景の間違い
・素粒子の素性のひも理論とグルーオン理論の誤用
等、一見して分かる間違いだらけであり、意図的に改ざんしていると思われても仕方ないレベルのオンパレードです。きっと作者はニュートン力学からの延長として独学で特殊相対論はかなり勉強されたのでしょう。そして、独学故、易きに流れてニュートン流に理解しようとして挫折されたのではないかと思います。ですから用語は良くご存知です。理解は多々、間違っていますが。
『誤を隠すのは真の中』を地で行く論調ですが、肝心の誤が多すぎて隠せていません。かろうじて図が書ける特殊相対論については隠しているつもりのようですが、イメージが書けない一般相対性理論、量子論、宇宙論になると「伝聞やチラ見情報を出版社が接いだ?」と思うほど、出典もハッキリしなくなるし、レベルが下がってきています。
例えば、「水星の近日点移動」では残り0.5秒という数字から判断すると、多分「ディッケの理論」の太陽楕円効果で補正される0.5秒(=残り42.5秒)を誤って引用したと思われますが、この「ディッケの理論」は相対性理論に、ある関数値を加えたものです。ディッケ名義は良くてアインシュタイン名義はダメというなら、もはや中傷の世界だと思いますが?
そして、散見される「追試をお願いしたい」旨ですが、これらの多くは既に行われており、作者の望む結果は出ていないようです。あるいはそれが解っていたからこそ、あえて言及していないのでしょうか?判断できません。
作者が盲信するニュートン力学には南部理論、マックスウェル方程式、相対性理論、量子力学に対して理論式でなく、実験結果を説明するただの近似式に過ぎないという決定的な弱点があります。作者もその点は「実験に基づいた式」と認めています。でも、"近似だからニュートン力学はダメだ"ということではなく、ローレンツ変換の近似がガリレイ変換になるように、相対論を始めとする現代の重力理論の近似式ですので、現在でも身の周りの近似レベルでは有効です。
2010年2月2日に日本でレビュー済み
「表現の自由」は認められているので、
出版されていること自体は云々しませんが、
版元さんは大丈夫なのでしょうか?
というか、トンデモ本、ネタ本、(小粒な)奇書、
としては楽しめるかもしれません。
出版されていること自体は云々しませんが、
版元さんは大丈夫なのでしょうか?
というか、トンデモ本、ネタ本、(小粒な)奇書、
としては楽しめるかもしれません。
2003年7月26日に日本でレビュー済み
内容は、まったく、でたらめだが「そのでたらめさを理解できれば、相対論の正しさを理解できる」という意味では、読んでも悪くない本かも知れない。