届いた本は中古品とありましたが・ハードカバーで帯付きの綺麗な状態です。
雷蔵さんの映画が中心ですがファン歴浅いわたしには 大変興味深く読みました。
大切にしてます。
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市川雷蔵とその時代 単行本 – 1993/7/1
室岡 まさる
(著)
- 本の長さ407ページ
- 言語日本語
- 出版社徳間書店
- 発売日1993/7/1
- ISBN-104195552370
- ISBN-13978-4195552377
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
54年「花の白虎隊」でデビューし69年不帰の人となった市川雷蔵の15年間。大映京都撮影所でこの稀有の時代劇スターを軸に、3度のメシより好きな映画作りに情熱を燃やしてきた13人にインタビュー。25年を経てなお昨日を語るが如き熱く率直な証言集。
登録情報
- 出版社 : 徳間書店 (1993/7/1)
- 発売日 : 1993/7/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 407ページ
- ISBN-10 : 4195552370
- ISBN-13 : 978-4195552377
- Amazon 売れ筋ランキング: - 663,213位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年9月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
作品に対するそれぞれの方たちの考えを知り、興味がより深くなった。
2014年3月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
市川雷蔵は一度見たらファンになる。
若くてもその良さはわかる。
早く亡くなったからその思いもよけいに
強い。かなり読みごたえがある。
若くてもその良さはわかる。
早く亡くなったからその思いもよけいに
強い。かなり読みごたえがある。
2014年2月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
依然図書館で読んで、適価で出れば買おうと思っていました。状態が良いのには、十分満足です。
2014年5月16日に日本でレビュー済み
市川雷蔵が活躍した時代の大映映画の舞台裏を様々な証言者が語る。雷蔵と関わりの深い俳優やスタッフについても多くのことを知ることができる。旧大映映画を愛する人にはたまらない、宝石の一冊。こんな本がもっともっと売れるといいなぁと思う。
市川崑さんの奥様(和田夏十さん)のおっしゃった「雷蔵という名前がいい。クラシック・モダンで」という言葉。本当にうなずける名言ですね。雷蔵。雷ちゃん。本当にいい名前です。
私の雷蔵ベスト3は「ある殺し屋」(森一生)「華岡清洲の妻」(増村保造)「眠狂四郎炎情剣」(三隅研次)。あえて、定番は外して、ひねくれてみました。
市川崑さんの奥様(和田夏十さん)のおっしゃった「雷蔵という名前がいい。クラシック・モダンで」という言葉。本当にうなずける名言ですね。雷蔵。雷ちゃん。本当にいい名前です。
私の雷蔵ベスト3は「ある殺し屋」(森一生)「華岡清洲の妻」(増村保造)「眠狂四郎炎情剣」(三隅研次)。あえて、定番は外して、ひねくれてみました。
2018年2月3日に日本でレビュー済み
市川雷蔵をスクリーンで観たのは全くの偶然だった。フィルムセンターで市川崑監督特集があり『炎上』を観る為に足を運んでいた私は雷蔵が目当てではなかった。彼に関して言えば過去にそんな俳優がいたなという程度の認識でしかなく『炎上』も吃音者が出ているのかと見紛うばかりで市川雷蔵という俳優に結び付かない。だがそのイメージは続く『破戒』と『ぼんち』で完全に崩れ去り、その落差加減に唖然となった。これで俄然興味が湧いた私は以後雷蔵を追うようになる。
既存の俳優には無いものを感じた。それが様々な役柄を違和感なく演じる事ができる資質である。俳優として役者として一体どれだけの引き出しを持っているのか是非その究極を見てみたいと思わせるのだ。153本という膨大な作品が存在するが、それとて彼の才能を全て引き出したとは思えない。思うに監督の力量に合わせて演じていたような気がする。作品の質を見極めバランスを図りながら演ずる。そんな芸当ができたとなれば、黒澤・小津・木下・成瀬らの巨匠と組んだらどのような作品となって結実したか、今となっては叶わぬ夢だが。
その一方で普段の私生活では素顔に眼鏡を掛けて街中を歩くと誰も気付かないという。そんな市井の中に埋没している日常から俳優になると一転して市川雷蔵としてのオーラを放ち、その映画的世界観で我々を魅了する。そこに秘められた演技力以前の要素としての生い立ちや梨園での影響が複雑且つ神秘的に絡んでおり、それが演技に反映された時の振り幅の大きさは計り知れない。
【雑感】
市川雷蔵の持つ独特の魅力。そんな彼に惹かれ触発された監督は多い。監督として雷蔵に育てられたという池広一夫の章にその一端が書かれているので引用したい。
“僕の同業者で雷ちゃんと全然会ったこともないような人から『あの人と1度でいいから仕事してみたかった』と何度言われた事か。死んで25年も経って、いろんな監督から未だそう言われる役者、僕は他に知らないですよ”
これは俳優として最高の褒め言葉ではないか。やはり既存の俳優には見い出せない何か特殊な素地を持っていたのではないかと思わせる。
既存の俳優には無いものを感じた。それが様々な役柄を違和感なく演じる事ができる資質である。俳優として役者として一体どれだけの引き出しを持っているのか是非その究極を見てみたいと思わせるのだ。153本という膨大な作品が存在するが、それとて彼の才能を全て引き出したとは思えない。思うに監督の力量に合わせて演じていたような気がする。作品の質を見極めバランスを図りながら演ずる。そんな芸当ができたとなれば、黒澤・小津・木下・成瀬らの巨匠と組んだらどのような作品となって結実したか、今となっては叶わぬ夢だが。
その一方で普段の私生活では素顔に眼鏡を掛けて街中を歩くと誰も気付かないという。そんな市井の中に埋没している日常から俳優になると一転して市川雷蔵としてのオーラを放ち、その映画的世界観で我々を魅了する。そこに秘められた演技力以前の要素としての生い立ちや梨園での影響が複雑且つ神秘的に絡んでおり、それが演技に反映された時の振り幅の大きさは計り知れない。
【雑感】
市川雷蔵の持つ独特の魅力。そんな彼に惹かれ触発された監督は多い。監督として雷蔵に育てられたという池広一夫の章にその一端が書かれているので引用したい。
“僕の同業者で雷ちゃんと全然会ったこともないような人から『あの人と1度でいいから仕事してみたかった』と何度言われた事か。死んで25年も経って、いろんな監督から未だそう言われる役者、僕は他に知らないですよ”
これは俳優として最高の褒め言葉ではないか。やはり既存の俳優には見い出せない何か特殊な素地を持っていたのではないかと思わせる。