微妙に豪華な作家さん達による地方の沈没をテーマにした漫画。
本家の映画の方がどうなったかは定かではありませんが個性的な漫画が勢ぞろいという感があります。久しぶりに安永航一郎の漫画が読めるだけでこの本購入の価値ありですが個人的には幸田朋弘の漫画も捨てがたかったです。いずれにしても貴重な一本かと。
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日本ふるさと沈没 (アニメージュコミックス) コミック – 2006/6/30
鶴田 謙二 他
(著)
- 本の長さ221ページ
- 言語日本語
- 出版社徳間書店
- 発売日2006/6/30
- ISBN-104197701322
- ISBN-13978-4197701322
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登録情報
- 出版社 : 徳間書店 (2006/6/30)
- 発売日 : 2006/6/30
- 言語 : 日本語
- コミック : 221ページ
- ISBN-10 : 4197701322
- ISBN-13 : 978-4197701322
- Amazon 売れ筋ランキング: - 306,988位コミック
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年5月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
鶴田先生の全版が読みたいですね。遊び心に溢れた漫画ではありますが、その昔にTV・映画で見ているだけにちょっと残念。星野先生同様上手にSFを読ませて頂ける方だけに続編に期待させて頂きます。
2006年8月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
鶴田謙二の作品が読みたくて購入しましたが、もっと続きを読ませてくれえぇぇ…という感じです。でもこれこそが鶴田風なのだと思います。皆さんが書かれているとおり執筆陣もすごい豪華だと思います。オリジナルの映画を見たことがなくこの漫画を読んだのですが、却って映画を見なくてはと思わせます。ちょっと値段が高いかな…?
2006年7月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
執筆陣
吾妻ひでお あさりよしとお 唐沢なをき 遠藤浩輝 伊藤伸平
西島大介 鶴田謙二 恋緒みなと 米村浩一郎 ひさうちみちお
トニーたけざき 空ヲ いしいひさいち 寺田克也 TONO
宮尾岳 安永航一郎 ヒロモト森一 寺田朋弘 ロマのフ比嘉
とり・みき
上記作家陣による「故郷がもし沈没したら・・」をテーマに綴る「日本沈没」
の書き下ろしアンソロジー。各作家の個性そのままに様々な話を創作している
ため原作の雰囲気を求める方には不向きでしょう。全体的にギャグ路線で気楽
に楽しめるお祭り本です。
吾妻ひでお あさりよしとお 唐沢なをき 遠藤浩輝 伊藤伸平
西島大介 鶴田謙二 恋緒みなと 米村浩一郎 ひさうちみちお
トニーたけざき 空ヲ いしいひさいち 寺田克也 TONO
宮尾岳 安永航一郎 ヒロモト森一 寺田朋弘 ロマのフ比嘉
とり・みき
上記作家陣による「故郷がもし沈没したら・・」をテーマに綴る「日本沈没」
の書き下ろしアンソロジー。各作家の個性そのままに様々な話を創作している
ため原作の雰囲気を求める方には不向きでしょう。全体的にギャグ路線で気楽
に楽しめるお祭り本です。
2012年6月10日に日本でレビュー済み
いわゆる表紙買い。鶴田先生の絵で買ってしまいました。
どうせならもっと鶴田先生で日本沈没が読みたかった。
SFと鶴田先生は切り離せない。。。
その他、いしいひさいち、安永航一郎、吾妻ひでおにも注目。
どうせならもっと鶴田先生で日本沈没が読みたかった。
SFと鶴田先生は切り離せない。。。
その他、いしいひさいち、安永航一郎、吾妻ひでおにも注目。
2006年11月27日に日本でレビュー済み
執筆陣はかなり豪華ですねぇ。
作家によって「日本沈没」に対する熱意、
そして郷土に対する熱意に違いがあるのが見どころです。
カバーの特色インクの金色が効果的じゃなかったり、
各作家との打ち合わせにむらが見え隠れするなど、
編集体制に難が感じられる。
しかし、そんなことを吹き飛ばすパッションが感じられる、
日本最高のSF作家小松左京原作の、
誰もが知っているSF作品「日本沈没」への
素晴らしいトリビュートアンソロジーである。
今後もこういったジャンルの本が増えて欲しい。
各出版社さん、お願いします!
作家によって「日本沈没」に対する熱意、
そして郷土に対する熱意に違いがあるのが見どころです。
カバーの特色インクの金色が効果的じゃなかったり、
各作家との打ち合わせにむらが見え隠れするなど、
編集体制に難が感じられる。
しかし、そんなことを吹き飛ばすパッションが感じられる、
日本最高のSF作家小松左京原作の、
誰もが知っているSF作品「日本沈没」への
素晴らしいトリビュートアンソロジーである。
今後もこういったジャンルの本が増えて欲しい。
各出版社さん、お願いします!
2006年7月6日に日本でレビュー済み
小松左京の名作「日本沈没」が映画化されることを記念して、(どちらかというとマニアックな)マンガ家が自分の出身地が沈没するというお題で競作するトリビュートアルバム的な作品です。
執筆陣は
【北海道】吾妻ひでお、あさりよしとお、唐沢なをき
【東北】遠藤浩輝
【関東】西島大介、伊藤伸平
【北陸/甲信越】米村孝一郎
【東海】鶴田謙二、恋緒みなと
【近畿】ひさうちみちお、トニーたけざき、空ヲ
【中国】いしいひさいち、寺田克也、TONO
【四国】宮尾岳
【九州】安永航一郎、ヒロモト森一、幸田朋弘
【沖縄】ロマのフ比嘉、
【全国】とり・みき
の21人で、作品はお題に合わせたパロディものあり、ほぼ「日本沈没」と無関係にやりたい放題の作品ありとバラエティ豊かです。
のけぞるほど豪華な顔ぶれではありますが、どちらかというとその豪華さが理解できる人むけで、この本を機に各執筆者のよさを知るという入門書的な役割はあまり期待しない方が無難です。タイアップ企画のような顔をしている割に、読んでも「日本沈没」のことが全くわかるようにならない(中途半端に解説などをいれない)という潔いつくりなので、映画の予習にはなりません。
執筆陣は
【北海道】吾妻ひでお、あさりよしとお、唐沢なをき
【東北】遠藤浩輝
【関東】西島大介、伊藤伸平
【北陸/甲信越】米村孝一郎
【東海】鶴田謙二、恋緒みなと
【近畿】ひさうちみちお、トニーたけざき、空ヲ
【中国】いしいひさいち、寺田克也、TONO
【四国】宮尾岳
【九州】安永航一郎、ヒロモト森一、幸田朋弘
【沖縄】ロマのフ比嘉、
【全国】とり・みき
の21人で、作品はお題に合わせたパロディものあり、ほぼ「日本沈没」と無関係にやりたい放題の作品ありとバラエティ豊かです。
のけぞるほど豪華な顔ぶれではありますが、どちらかというとその豪華さが理解できる人むけで、この本を機に各執筆者のよさを知るという入門書的な役割はあまり期待しない方が無難です。タイアップ企画のような顔をしている割に、読んでも「日本沈没」のことが全くわかるようにならない(中途半端に解説などをいれない)という潔いつくりなので、映画の予習にはなりません。
2006年7月3日に日本でレビュー済み
リメイク『日本沈没』公開に先駆けたメディアミックス企画のパロディアンソロジー。
タイトルにも有るとおり、収録作家の生まれ故郷のみ沈没するというバカバカしいお題のテーマアンソロジーである。 吾妻ひでお/あさりよしとお/唐沢なをき/とり・みき/いしいひさいちが一堂に会する機会は個人的には捨て置けないのであった。
特にいしいひさいち 御大の作品は、抱腹絶倒。沈没という事象ではなく、沈没を前提とした岡山県民移民計画について、例によってディープでトリビアルな知識を駆使してしょーもないブラックユーモアを紡いでいるのだ。
しかもこの手法は、正しく1973年公開『日本沈没』のテーマ性を汲み取ったパスティーシュになっているわけだ。戦後日本のアイデンティティ問題について、国土を失うという形で完膚なきまでに破壊された状態で、島国日本が国際化を余儀なくされる苦渋が、オリジナル映画クライマックスで描かれる文芸的見せ場であり、重厚なテーマあったわけだ。
このシーンでの一縷の希望は、丹波哲郎首相のポジティブな発言であるが、現実は、日本の首領、島田正吾の憂鬱通りなのである。「近代国際社会において雛鳥にも等しい日本人が、異文化の中で生き残っていけるのであろうか?」という概意のセリフこそが、『日本沈没』のテーマであった。それについての辛辣な回答が、いしいひさいちの作品なのである。
あれから三十数年、日本人のアイデンティティは更に迷走を続けている。逆にだからこそ、国際社会でゴキブリのごとく生き残っていけるのではなかろうかとも最近思い始めたので、この可笑しさがまた一塩なのであった。
タイトルにも有るとおり、収録作家の生まれ故郷のみ沈没するというバカバカしいお題のテーマアンソロジーである。 吾妻ひでお/あさりよしとお/唐沢なをき/とり・みき/いしいひさいちが一堂に会する機会は個人的には捨て置けないのであった。
特にいしいひさいち 御大の作品は、抱腹絶倒。沈没という事象ではなく、沈没を前提とした岡山県民移民計画について、例によってディープでトリビアルな知識を駆使してしょーもないブラックユーモアを紡いでいるのだ。
しかもこの手法は、正しく1973年公開『日本沈没』のテーマ性を汲み取ったパスティーシュになっているわけだ。戦後日本のアイデンティティ問題について、国土を失うという形で完膚なきまでに破壊された状態で、島国日本が国際化を余儀なくされる苦渋が、オリジナル映画クライマックスで描かれる文芸的見せ場であり、重厚なテーマあったわけだ。
このシーンでの一縷の希望は、丹波哲郎首相のポジティブな発言であるが、現実は、日本の首領、島田正吾の憂鬱通りなのである。「近代国際社会において雛鳥にも等しい日本人が、異文化の中で生き残っていけるのであろうか?」という概意のセリフこそが、『日本沈没』のテーマであった。それについての辛辣な回答が、いしいひさいちの作品なのである。
あれから三十数年、日本人のアイデンティティは更に迷走を続けている。逆にだからこそ、国際社会でゴキブリのごとく生き残っていけるのではなかろうかとも最近思い始めたので、この可笑しさがまた一塩なのであった。