40代世代のライダーファンなら誰もが知っている、テレラン連載版「仮面ライダー」が当時の単行本未収録分も
合わせての復刻で凄く懐かしく読まさせて頂きました。
当時のテレラン・コミックスも全巻所持していましたが、経年によりいつの間にか紛失し現在ではプレミアが付き
中々お目に掛かる事が無かった中の復刻で全巻即買いしてしまいました。
現在の目で見ると、山田ゴロ氏の画風は石ノ森御大より幾分幼少向きな印象に見えがちですがオリジナルを踏まえた上で
山田氏独自のストーリー構成の緻密さで先に述べた画風を十分補い尚且つ「ライダーの真髄ここにあり!」と怒涛の如く
一気に読まさせてくれるライダー・コミカライズの名作です。
伝説のライダーマン編は、スピリッツ版ライダーマンに負けないくらいカッコいいしリアルタイムで連載された
スカイライダー〜スーパー1編も読み応えあり。
個人的には、スカイライダー編は冒険王連載・石川版スカイライダーと同じくらい大好きなエピソードです。
ライダーファンで未読の人は、これを読まずしてライダーを語るべからず。
絶対、必読の書です。
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仮面ライダー 1 (トクマコミックス) コミック – 2011/7/4
1978年、伝説の雑誌「テレビランド」(徳間書店)で連載がスタートした山田ゴロにより「仮面ライダー」のコミカライズが、未収録だった完結編まで網羅して初の完全復刻。全3巻。各巻約600ページのボリューム!第1巻では、仮面ライダー1号、2号、仮面ライダーV3、ライダーマンが登場。
- 本の長さ584ページ
- 言語日本語
- 出版社徳間書店
- 発売日2011/7/4
- ISBN-104197805012
- ISBN-13978-4197805013
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登録情報
- 出版社 : 徳間書店 (2011/7/4)
- 発売日 : 2011/7/4
- 言語 : 日本語
- コミック : 584ページ
- ISBN-10 : 4197805012
- ISBN-13 : 978-4197805013
- Amazon 売れ筋ランキング: - 375,544位コミック
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中4.8つ
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年12月4日に日本でレビュー済み
本書、山田ゴロ版「仮面ライダーシリーズ」、DVDはおろか家庭用ビデオデッキさえ普及していなかった時代に、TVヒーローの活躍を反芻するにはこのようなコミカライズの存在が重要であった、しかも本作は放映当時のリアルタイムコミカライズではなく、仮面ライダーの放映が(ストロンガーで)一旦終了した後に、いわば連載当時ですでに懐かしのヒーロー的立ち位置で描かれたものであり、すでにこの時点で彼ら「仮面ライダー」が伝説のヒーローであったことを強く印象付けるといえるだろう。
その後、スカイライダー、スーパーワンは放映にあわせたコミカライズとなった、すなわち本作の存在がライダーシリーズ復活の要因になったとも言えよう、
当初は石森章太郎の「少年マガジン版」仮面ライダーの構図を流用し、(おやっさんのデザインも石森版に準拠)石森版のダウンサイジング的コミカライズであったが、山田氏はみるみる頭角を現し、村枝氏以前では「日本で一番」仮面ライダーを描いた作家となった、
特にv3の「幸せな子と書いて幸子っていうの、、」や、「ライダーマン編」への力の入りよう、クールなXライダーの描写や、人間より動物にシンパシーを感じているアマゾンの描写等は、ファンの記憶に残るところ、このビデオが無くて視聴できないがゆえにイメージを膨らませるコミカライズの存在が後のクリエイターの二次創作的想像力の展開に強く寄与したことは想像に難しくない、
意外な事に、山田ゴロ氏本人はTVの仮面ライダーを一度も見たことが無いそうで、渡された設定からあのような「仮面ライダーらしい」物語を創出していたのだ、(ZXがTVで放映され無かったことも知らなかったそうである、)
仮面ライダーについて語るとき、実際にTV放映されたオリジナルと共に欠かせない存在感を放つ、それがこの山田ゴロ版「仮面ライダー」である。
その後、スカイライダー、スーパーワンは放映にあわせたコミカライズとなった、すなわち本作の存在がライダーシリーズ復活の要因になったとも言えよう、
当初は石森章太郎の「少年マガジン版」仮面ライダーの構図を流用し、(おやっさんのデザインも石森版に準拠)石森版のダウンサイジング的コミカライズであったが、山田氏はみるみる頭角を現し、村枝氏以前では「日本で一番」仮面ライダーを描いた作家となった、
特にv3の「幸せな子と書いて幸子っていうの、、」や、「ライダーマン編」への力の入りよう、クールなXライダーの描写や、人間より動物にシンパシーを感じているアマゾンの描写等は、ファンの記憶に残るところ、このビデオが無くて視聴できないがゆえにイメージを膨らませるコミカライズの存在が後のクリエイターの二次創作的想像力の展開に強く寄与したことは想像に難しくない、
意外な事に、山田ゴロ氏本人はTVの仮面ライダーを一度も見たことが無いそうで、渡された設定からあのような「仮面ライダーらしい」物語を創出していたのだ、(ZXがTVで放映され無かったことも知らなかったそうである、)
仮面ライダーについて語るとき、実際にTV放映されたオリジナルと共に欠かせない存在感を放つ、それがこの山田ゴロ版「仮面ライダー」である。
2011年7月15日に日本でレビュー済み
懐かしいですね〜。今から30年前,自分が幼稚園の頃に夢中になって読んでいた『テレビランド』の別冊付録だった山田ゴロ版の仮面ライダーです。
当時は『仮面ライダー(スカイライダー)』のテレビ放送前で,それまでのライダーを駆け足で紹介する,混みからいず版でした。小さな別冊は宝物でした。
当時からライダーマンの件の充実ぶりに感動し,幼いながらにライダーマンファンになっていましたが,今読んでもいいですね。ストーリーもしっかりしており,今読んでも十分楽しむことができました。ライダーたちが熱血なのは,対象年齢のためでしょう。原作や,テレビをしっかり追っているすがや版とはひと味違うライダー達の闘いはおすすめです。
当時は『仮面ライダー(スカイライダー)』のテレビ放送前で,それまでのライダーを駆け足で紹介する,混みからいず版でした。小さな別冊は宝物でした。
当時からライダーマンの件の充実ぶりに感動し,幼いながらにライダーマンファンになっていましたが,今読んでもいいですね。ストーリーもしっかりしており,今読んでも十分楽しむことができました。ライダーたちが熱血なのは,対象年齢のためでしょう。原作や,テレビをしっかり追っているすがや版とはひと味違うライダー達の闘いはおすすめです。
2011年7月4日に日本でレビュー済み
価格に対する厚みに関してはお得感があると思います。
当時発売されたコミックスに収録されていなかった、スーパー1の最終回までのお話が入っているのも快挙と言えるでしょう。
しかしながら、テレビランド1982年5月号、6月号に載っていた9人ライダーが結集する最終エピソードが割愛されていたのが残念です。巻末のエッセイにも触れられていなかったのですが、存在自体が知られていないのでしょうか?
当時発売されたコミックスに収録されていなかった、スーパー1の最終回までのお話が入っているのも快挙と言えるでしょう。
しかしながら、テレビランド1982年5月号、6月号に載っていた9人ライダーが結集する最終エピソードが割愛されていたのが残念です。巻末のエッセイにも触れられていなかったのですが、存在自体が知られていないのでしょうか?