『週刊アサヒ芸能』に1992年12月から1993年12月まで連載したコラムを集成した。時事問題をとりあげて、「正義の刃」をふるうという設定だが、凶悪犯罪は扱われていない。正しいのか正しくないのかよくわからない現象(ブルセラとか)や、どちらかといえばおめでたい出来事もある。
竹下登元首相の証人喚問と皇民党事件
オーストラリア新婚旅行中の花嫁失踪事件
貴・りえ破局
角川春樹のコカイン事件
など、世間が忘れていたり当事者としては忘れてもらいたいであろう事案は、簡単な説明が付けられている。今読むと約20年前のなつかしい世相がよみがえる。変われば変わるほど、日本は変わっていないのだなあと思う。
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正義の見方: 世の中がこんなにわかっていいかしら 単行本 – 1994/6/1
高橋 源一郎
(著)
- 本の長さ243ページ
- 言語日本語
- 出版社徳間書店
- 発売日1994/6/1
- ISBN-104198601186
- ISBN-13978-4198601188
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
正義・不正義の境界がはっきりしなくなった最近、高橋源一郎が国会の証人喚問、矢ガモ騒動、Jリーグ、皇室報道などの社会事象を正義と不正義に明快に斬り裂いていく、痛快エッセイ集。
登録情報
- 出版社 : 徳間書店 (1994/6/1)
- 発売日 : 1994/6/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 243ページ
- ISBN-10 : 4198601186
- ISBN-13 : 978-4198601188
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,760,530位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 23,776位近現代日本のエッセー・随筆
- - 42,144位日本文学
- - 152,135位ビジネス・経済 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1951年、広島県生まれ。81年、『さようなら、ギャングたち』で第4回群像新人長編小説賞優秀作を受賞しデビュー。88年、『優雅で感傷的な日本野球』で第1回三島由紀夫賞、02年、『日本文学盛衰史』で第13回伊藤整文学賞を受賞。著書に『いつかソウル・トレインに乗る日まで』『一億三千万人のための小説教室』『ニッポンの小説―百年の孤独』他多数ある。10年5月には、『「悪」と戦う』も刊行された。
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