ルーマーゴッデンは「人形の家」など児童文学で有名ですが、この本は児童には少々刺激が強すぎます。
高校生以上かな。
ですが、内容は大傑作。
ストーリーも謎仕立てで面白いですが、それ以上にフランスの田舎町とホテルの描写が素晴らしく、景色が目の前に見えてくるようです。
オススメです。
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すももの夏 単行本 – 1999/3/31
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休暇に訪れたフランスで、母が入院し、子どもたちだけでホテル暮らしをすることになったイギリス人の私たち。背伸びをしたい年頃の私たちは、イギリスでは会ったこともない人々と過ごし、大人の世界の裏側をかいま見、とんでもない事件にまきこまれていく。作者ゴッデンの体験に基づいて書かれた、ロマンスとミステリーに彩られた初期の傑作。
- 本の長さ325ページ
- 言語日本語
- 出版社徳間書店
- 発売日1999/3/31
- ISBN-104198609969
- ISBN-13978-4198609962
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
休暇に訪れた異国フランスで、母の急病のため、子供たちだけでホテル暮らしをすることになったわたしたち。学校で習ったたどたどしいフランス語に悪戦苦闘しながら、ある日とんでもない事件に巻き込まれ…。
登録情報
- 出版社 : 徳間書店 (1999/3/31)
- 発売日 : 1999/3/31
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 325ページ
- ISBN-10 : 4198609969
- ISBN-13 : 978-4198609962
- Amazon 売れ筋ランキング: - 546,197位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年9月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
宮崎駿のおすすめ本のひとつということで買ってみたがとにかく読みづらい。そして最初から登場人物が多すぎる。これ誰だっけ?何人目の兄弟?という感じで進みません。フランスで過ごす話なんだけど、日本人がフランスへ行くとかとは全然違う。あちらの人たちの文化的背景を理解するぞ!と思って調べながら読まないと微妙にわかりづらい心情描写などがあり、まだ序盤30ページくらいしか読まぬまま夏が終わってしまいました。
2016年11月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
Rumer Goddenの作品で翻訳されているのはほとんど児童文学です。この本も児童書に入っていますが、大人が読んで十分に面白いです。13才のセシルの目を通して描かれたミステリー要素の濃い小説であり、多感な少女の心の動きが実に上手く表現されています。ゴッテンの小説は内面の心理描写を外の世界、空気感や匂いやインテリアや風景などを通してリアルな感覚で表現するのが実にうまいと思います。
夏の休暇に訪れたフランスで母が病気になりホテルで4人姉妹と弟の5人が半ば放任状態で大人の世界にほうりこまれ経験した様々なできごと……。実際にゴッデンはこのような体験をしているそうですが、読み応えのある小説でした。ゴッデンの他の大人向けの小説は『黒水仙』が有名で映画にもなっていますが、やはり映画では小説でなければ描けない内面の世界が今一わかりにくいと思いました。ゴッデンの大人向けの小説も是非翻訳をと願っています。
夏の休暇に訪れたフランスで母が病気になりホテルで4人姉妹と弟の5人が半ば放任状態で大人の世界にほうりこまれ経験した様々なできごと……。実際にゴッデンはこのような体験をしているそうですが、読み応えのある小説でした。ゴッデンの他の大人向けの小説は『黒水仙』が有名で映画にもなっていますが、やはり映画では小説でなければ描けない内面の世界が今一わかりにくいと思いました。ゴッデンの大人向けの小説も是非翻訳をと願っています。
2010年12月25日に日本でレビュー済み
『人形の家』でおなじみのルーマ・ゴッデンの、これは自伝的物語。もちろん、フィクションですが。1924年、セシル(13歳)たち子どもの言うこと気かなさ加減に、キレた母親は突如、彼女たちを連れてフランスに出かけると宣言。戦場跡地を見て、みんなのために犠牲になった人々のことを考えれば、ちっとは反省するでしょう、と。が、右も左も解らぬ地で、母親は入院。預けられたホテルで、彼女たち5人の子どもの夏が始まります。 ホテルのオーナーの愛人であるエリオットの謎めいた魅力。セシルの3歳年上の姉ジョスが大人の女に変わっていく様。セシルの13歳の目は、そうした夏の出来事をむさぼるようにとらえて行きます。
親のいない不安と、自由に、揺れるひと夏。ゴッデンの確かな筆によって、13歳の夏は私の間近に迫ってくる。
親のいない不安と、自由に、揺れるひと夏。ゴッデンの確かな筆によって、13歳の夏は私の間近に迫ってくる。
2004年10月9日に日本でレビュー済み
大人の世界の、暗く、汚れているからこその美しさを、いろんな要素を絶妙に組み合わせてあざやかにとらえた本だと思います。
例えばまず、季節は夏。期待と倦怠の両方が、特に濃い季節。
そんな季節に主人公たちは、保護者なしで、外国のホテルにいなくてはならないはめに。まわりはみんな、外国人、外国語。
旅行先はフランス。夏の強い日の光、若い旅行者の憧れと心細さのこもった目、それらを通してみるフランスは、特別スリリングで、猥雑で、美しいです。
そんなフランスでも、幅広い年齢の兄弟姉妹の下のほうは、道でアイスを食べたり、遊んだり、無邪気に夏を過ごします。その一方で、まわりの大人たちは、一番上の姉をまきこみながら、まるで違う夏を過ごしている。この、大人たちが過ごす夏の部分が、二十代後半の私が読んでも、すごく大人っぽくてかっこいいです。中心になっているのは、愚かで一途な女と、レズビアンらしき年上の女、後ろ暗い秘密のある男、気位の高い美少女、この四人の感情的な争い。恋にすがる女の無様な姿、軽蔑の表情を浮かべる美少女、誘惑、裏切り、屈辱、復讐。無邪気なこどもの風景と並行して書かれているせいで、余計にその暗い美しさ、汚れた魅力が引き立ちます。
語り手の、上から二番目の女の子がまた、いい。大人たちの欲望を理解できる一方で、彼女自身はまだ大人の欲望から自由。だから、大人を見る目がすごく敏感で冷静。冷酷と言ってもいいくらいです。その一方で、劣等感や不安やさみしさに揺れ動いている。
素敵な本です。児童書ですが、大人にも、いや、大人や大人になりかけの人にこそ、おすすめです。
例えばまず、季節は夏。期待と倦怠の両方が、特に濃い季節。
そんな季節に主人公たちは、保護者なしで、外国のホテルにいなくてはならないはめに。まわりはみんな、外国人、外国語。
旅行先はフランス。夏の強い日の光、若い旅行者の憧れと心細さのこもった目、それらを通してみるフランスは、特別スリリングで、猥雑で、美しいです。
そんなフランスでも、幅広い年齢の兄弟姉妹の下のほうは、道でアイスを食べたり、遊んだり、無邪気に夏を過ごします。その一方で、まわりの大人たちは、一番上の姉をまきこみながら、まるで違う夏を過ごしている。この、大人たちが過ごす夏の部分が、二十代後半の私が読んでも、すごく大人っぽくてかっこいいです。中心になっているのは、愚かで一途な女と、レズビアンらしき年上の女、後ろ暗い秘密のある男、気位の高い美少女、この四人の感情的な争い。恋にすがる女の無様な姿、軽蔑の表情を浮かべる美少女、誘惑、裏切り、屈辱、復讐。無邪気なこどもの風景と並行して書かれているせいで、余計にその暗い美しさ、汚れた魅力が引き立ちます。
語り手の、上から二番目の女の子がまた、いい。大人たちの欲望を理解できる一方で、彼女自身はまだ大人の欲望から自由。だから、大人を見る目がすごく敏感で冷静。冷酷と言ってもいいくらいです。その一方で、劣等感や不安やさみしさに揺れ動いている。
素敵な本です。児童書ですが、大人にも、いや、大人や大人になりかけの人にこそ、おすすめです。