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トラッカー: インディアンの聖なるサバイバル術 単行本 – 2001/1/1
トム ブラウン ジュニア
(著),
斉藤 宗美
(翻訳)
- 本の長さ385ページ
- 言語日本語
- 出版社徳間書店
- 発売日2001/1/1
- ISBN-104198612994
- ISBN-13978-4198612993
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
トラッカーとは、インディアンの古来の道に通じる代表的なサバイバル術(森の生き物の足跡を追いかける技術)に熟練した者のこと。この、自然との一体化に欠かせぬ技術を紹介し、精神世界と融合した境地へと導く。
登録情報
- 出版社 : 徳間書店 (2001/1/1)
- 発売日 : 2001/1/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 385ページ
- ISBN-10 : 4198612994
- ISBN-13 : 978-4198612993
- Amazon 売れ筋ランキング: - 36,271位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 8位海外の民俗
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年11月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最初にひとつ。著者のような少年時代を過ごしてみたかった。田舎に生まれたので自然にはそれなりに親しんでいたが、あのときに本書に出会っていれば…と。
とはいえ、トレッキングを趣味にしているので、まだ若いうちに本書を手にとれたことは幸いである。今後は今までとは違った視点で自然と向き合うことができると思う。
トム・ブラウンJr.の著書は尽く希少本になってしまっているが、どうして重版されないのだろう?本書などは小学校の課題図書にしてもいいくらいだ。臨海学校などの自然体験が、何倍も有意義になると思うのだが。
とはいえ、トレッキングを趣味にしているので、まだ若いうちに本書を手にとれたことは幸いである。今後は今までとは違った視点で自然と向き合うことができると思う。
トム・ブラウンJr.の著書は尽く希少本になってしまっているが、どうして重版されないのだろう?本書などは小学校の課題図書にしてもいいくらいだ。臨海学校などの自然体験が、何倍も有意義になると思うのだが。
2009年12月19日に日本でレビュー済み
読まなければよかった…と言ったら言葉が足りない
この本を読んでしまった事で自然から得られる感動が
ほんの僅かでも無くなったり薄まってしまった事が仮にあったとしたら
それは残念な事だと思う
あぁ これだけ感じとれるものが自然の中に、かすかについた足跡にはあるのだと
しみじみ思わせてくれる良書
できる事なら本で体験するのではなく
実際に自然の中で自分自身で体験したいと強烈に思わせてくれる
一つ忘れてはいけない事は、この本はトム・ブラウン・ジュニアの個人的な体験であるという事
冬の寒い中素っ裸でいても平気なだけのタフさを手にいれるのに
彼はどれだけの経験を喜びと共に積み重ねたのだろうか
という事に少しでも思いを馳せた方がいい
冒頭に書いてあるがトラッキングの基本は確かにこの本に全部書いてあるが
ネットでも調べられる事ばかりではある
1回読んだらとりあえず森に行ってデブリハットを作ってみよう
この本を読んでしまった事で自然から得られる感動が
ほんの僅かでも無くなったり薄まってしまった事が仮にあったとしたら
それは残念な事だと思う
あぁ これだけ感じとれるものが自然の中に、かすかについた足跡にはあるのだと
しみじみ思わせてくれる良書
できる事なら本で体験するのではなく
実際に自然の中で自分自身で体験したいと強烈に思わせてくれる
一つ忘れてはいけない事は、この本はトム・ブラウン・ジュニアの個人的な体験であるという事
冬の寒い中素っ裸でいても平気なだけのタフさを手にいれるのに
彼はどれだけの経験を喜びと共に積み重ねたのだろうか
という事に少しでも思いを馳せた方がいい
冒頭に書いてあるがトラッキングの基本は確かにこの本に全部書いてあるが
ネットでも調べられる事ばかりではある
1回読んだらとりあえず森に行ってデブリハットを作ってみよう
2012年11月28日に日本でレビュー済み
◆動物ってすごい
電気、水道、ガスもないところで、道具もまったく使わず、衣服も持たずに生きている。単独では人間より生存能力が高い。
人間は文明社会で快適に暮らしているがそれを維持するには大きなエネルギーが必要だ。原発を廃止しても代替エネルギーを必死で求めようとする。地球の資源をしゃぶりつくそうとしている本質は変わらない。
◆インディアンの知恵を学ぶ
アメリカ・ニュージャージー州に生まれた著者は、幼い頃から自宅近くのパイン・バレンの森に入り浸っていた。仲のいい友人の祖父(グランドファーザー)はアメリカ先住民族であるアパッチ族の古老だった。
◆足跡でわかる
トラッカーとはトラッキングする人であり、トラッキングとは動物や人間の足跡を追うこと。その地域の自然や環境を観察するために使われる。
足跡を観察して動物や人間がそのときにどんな動きをしていたのか、体格、性別、健康状態そして感情までも知ることができる。何日前に通ったかも読み取ることができる。
◆動物と同じになる
著者は何もなくても森で暮らせるようになった。どの実がいつ頃熟すのか知っていた。食用の木の根を見つけることもできた。魚を獲る方法知っていた。どうしても必要ならば小動物を罠で仕留めたり、捕えたりすることもできた。
森が与えてくれるものだけで生活しようとして、唯一の道具で持っていたナイフも捨てた。夏も衣服なしで過ごした。
◆寒くなければ知ることのできないものがたくさんある。
グランドファーザーの教えでは、「寒い風はわれわれの兄弟だ。敵ではない」。寒さに抵抗するのをやめる。その瞬間に自然とひとつになる。
人は自然の一部で、自然を信じ、自然と心をひとつにする。動物と同じように寒い季節に適応し、困難を感じることなく、寒さと共に生きる。自分の都合で自然を変えるのではなく、自然の営みに自分を合わせれば何もかもうまくいく。
電気、水道、ガスもないところで、道具もまったく使わず、衣服も持たずに生きている。単独では人間より生存能力が高い。
人間は文明社会で快適に暮らしているがそれを維持するには大きなエネルギーが必要だ。原発を廃止しても代替エネルギーを必死で求めようとする。地球の資源をしゃぶりつくそうとしている本質は変わらない。
◆インディアンの知恵を学ぶ
アメリカ・ニュージャージー州に生まれた著者は、幼い頃から自宅近くのパイン・バレンの森に入り浸っていた。仲のいい友人の祖父(グランドファーザー)はアメリカ先住民族であるアパッチ族の古老だった。
◆足跡でわかる
トラッカーとはトラッキングする人であり、トラッキングとは動物や人間の足跡を追うこと。その地域の自然や環境を観察するために使われる。
足跡を観察して動物や人間がそのときにどんな動きをしていたのか、体格、性別、健康状態そして感情までも知ることができる。何日前に通ったかも読み取ることができる。
◆動物と同じになる
著者は何もなくても森で暮らせるようになった。どの実がいつ頃熟すのか知っていた。食用の木の根を見つけることもできた。魚を獲る方法知っていた。どうしても必要ならば小動物を罠で仕留めたり、捕えたりすることもできた。
森が与えてくれるものだけで生活しようとして、唯一の道具で持っていたナイフも捨てた。夏も衣服なしで過ごした。
◆寒くなければ知ることのできないものがたくさんある。
グランドファーザーの教えでは、「寒い風はわれわれの兄弟だ。敵ではない」。寒さに抵抗するのをやめる。その瞬間に自然とひとつになる。
人は自然の一部で、自然を信じ、自然と心をひとつにする。動物と同じように寒い季節に適応し、困難を感じることなく、寒さと共に生きる。自分の都合で自然を変えるのではなく、自然の営みに自分を合わせれば何もかもうまくいく。
2005年5月6日に日本でレビュー済み
「伝説のトラッカー」として全米で知られているトム・ブラウン・ジュニア氏の処女作。トラッカーとは、森に残された足跡からありとあらゆる情報を読み取る高度なトラッキングの技術を持つ者のことである。アパッチ族の古老ストーキング・ウルフから技術を授けられた彼のトラッカーとしての半生が描かれている。「足跡」に何の興味もなかった私がこの本を読んで以来トラッキングの世界に魅了され続けている。同じく日本語訳の出ている「グランドファーザー」「ハンテッド」とともに是非読んでもらいたい本。
2005年2月28日に日本でレビュー済み
足跡で行方不明者の捜索する人の本?うさん臭っ!わくわく・・・と読み始めたが、そんなうさん臭いもんでなく、トラッキングとは地道な作業なんだと知りました。
2002年1月10日に日本でレビュー済み
著者のトムブラウンの自伝でもあるこの本は、ネイティブアメリカンの技のひとつであるトラッキングを彼が習得していく過程をカッコ良く書かれている。実際この本からは"男"の匂いがしてくる。そして、土や川そして野生の動物たち息遣いも感じられるだろう。著者の自然に対する畏敬の念、崇拝そしてその一部となっていく描写には、彼の人生が本当に彼と一体となっていく過程を一緒に感じることができる。自然を愛し、自然と自分が一体であることを教えてくれる一冊。またトッラキングによる行方不明者を探す様子が事細かに書かれている部分は、探す方と探される方の心理描写が大変おもしろくハラハラさせる。久々に読むのがやめられない本だ。
2005年3月16日に日本でレビュー済み
著者はアメリカインディアンの古老に学び、足跡分析の専門家になった人。
野生動物の足跡だけでなく、人の足跡からその感情や次の行動を読み取ることができ、数々の犯罪捜査にも協力しているという。
その超人的な能力を得た方法についても詳述している。
「足跡をつけて、それが風で自然に消えるまで経過を見つめつづける」など並の人にできるものではない。
とはいえ、この能力はインディアンのみが持ち得るものではなく、自然の中で暮らしていた人なら誰もが見につけざるを得なかった能力なのだろう。
(長谷川四郎訳の「ザルスウ・ウザーラ」の主人公も同様の能力を示している。)
「自然の中で暮らす」とは、豊かな自然環境の中で文化生活を送ることではなく、住処も食事も脅威も自然から受け取ることなのだと認識させられる。
野生動物の足跡だけでなく、人の足跡からその感情や次の行動を読み取ることができ、数々の犯罪捜査にも協力しているという。
その超人的な能力を得た方法についても詳述している。
「足跡をつけて、それが風で自然に消えるまで経過を見つめつづける」など並の人にできるものではない。
とはいえ、この能力はインディアンのみが持ち得るものではなく、自然の中で暮らしていた人なら誰もが見につけざるを得なかった能力なのだろう。
(長谷川四郎訳の「ザルスウ・ウザーラ」の主人公も同様の能力を示している。)
「自然の中で暮らす」とは、豊かな自然環境の中で文化生活を送ることではなく、住処も食事も脅威も自然から受け取ることなのだと認識させられる。