何とかの価格・・・ハウマッチというのは何某かのCMですが、
本書ではお金にまつわるお話に値段がついているのが特徴。
完全にあくどい事をしているわけではない。
かといって決してまじめに稼いでいるわけではない。
それぞれの主人公たちが、
知恵を出して上手く出し抜いて手に入れるお金の価格はいくら?
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MONEY 単行本 – 2004/2/17
清水 義範
(著)
- 本の長さ285ページ
- 言語日本語
- 出版社徳間書店
- 発売日2004/2/17
- ISBN-104198618097
- ISBN-13978-4198618094
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
やっぱりお金が欲しい! 「東隆文の窃盗 8,600,000」「的場大悟の無限連鎖講 6,700」など、お金にまつわる8つのミステリーを収録する。『問題小説』掲載を単行本化。
登録情報
- 出版社 : 徳間書店 (2004/2/17)
- 発売日 : 2004/2/17
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 285ページ
- ISBN-10 : 4198618097
- ISBN-13 : 978-4198618094
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年6月21日に日本でレビュー済み
勧善懲悪だけがエンタテインメントではないし、不快感を強調する小説作法という物もあるとは思うが、これはもう、柄でないことをやっているの一語に尽きる。とにかく登場人物が全員薄汚くてやりきれないし、唯一寛恕移入できそうな一人だけが破滅するというのも狙いすぎ。大好きな作者だけど、本をゴミ箱に放り込みたくなった経験自体、長い読書生活でもは珍しい。
2004年3月11日に日本でレビュー済み
普通の人が 徐々に大きい犯罪へと手を染めていくさまや、リストラさ
れてお金がないだけで家族の心がばらばらになっていく様子など、なか
なか考えされられる短編集でした。著者の教育エッセイでも述べられて
いるような話なので 目新しさはありませんが、この本を気に入った人は
教育を考えるヒント なども読んでみることをお勧めします。
名古屋弁の誘拐劇はやっとかめシリーズのようで痛快です。
れてお金がないだけで家族の心がばらばらになっていく様子など、なか
なか考えされられる短編集でした。著者の教育エッセイでも述べられて
いるような話なので 目新しさはありませんが、この本を気に入った人は
教育を考えるヒント なども読んでみることをお勧めします。
名古屋弁の誘拐劇はやっとかめシリーズのようで痛快です。
2004年11月18日に日本でレビュー済み
金欲に目がくらんで落ちていく人間たちを描いた連作。
結末はキャラクターそれぞれだが全体的に後味が悪い。被害者には関係なく、自分の愚かな金欲のために多くはまんまとせこい犯罪を成功させる奴等ばかりで(たとえ子どもでも)読んでいて腹が立つ。
特に実際に人にだまされた人などは読まないほうが良いでしょう。
結末はキャラクターそれぞれだが全体的に後味が悪い。被害者には関係なく、自分の愚かな金欲のために多くはまんまとせこい犯罪を成功させる奴等ばかりで(たとえ子どもでも)読んでいて腹が立つ。
特に実際に人にだまされた人などは読まないほうが良いでしょう。