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路上の人 単行本 – 2004/2/17
堀田 善衞
(著)
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著者は戦後派を代表する作家でアニメーション映画監督宮崎駿が一番尊敬する人物。その作家の代表的長編を復刊する。
解説 加藤周一
解説 加藤周一
- 本の長さ400ページ
- 言語日本語
- 出版社徳間書店
- 発売日2004/2/17
- 寸法18.8 x 12.8 x 2.6 cm
- ISBN-104198618232
- ISBN-13978-4198618230
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
時は13世紀前半。語り手ヨナが、下層から観察した中世の支配層の群像、考え方や行動、事件を描く。篠田一士との対談も収録。85年新潮社初版の再刊。
登録情報
- 出版社 : 徳間書店 (2004/2/17)
- 発売日 : 2004/2/17
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 400ページ
- ISBN-10 : 4198618232
- ISBN-13 : 978-4198618230
- 寸法 : 18.8 x 12.8 x 2.6 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 272,592位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 6,693位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年1月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
丁寧な描写は、時代を超えてストーリーをビビットに蘇らせてくれます。
2019年5月8日に日本でレビュー済み
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評価の大きく分かれるものですけど 面白い interesting です.まあ 歴史的典拠は不明なんですけど...
2020年5月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この作品と同じ「異端キリスト教」を材料にした作品として、「ダビンチコード」、帚木蓬生「聖灰の暗号」、坂東眞砂子「旅涯ての地」をこれまで読みました。過去に読んだ作品はどれもエキサイティング、ミステリアスな展開で楽しめました。堀田善衛は、スペイン、キリスト教についての作品が目立つという印象でしたが、この作品で同氏の学の広さに驚きました。ヨーロッパの歴史、教会は勿論、美術史、民俗、言語、軍事などオモテもウラも描き出してくれました。加えて、騎士、石工、薬師といった職業についても記述が多く学ぶことができました。そして、これまで、南西フランスの一都市としての認識しかなかったトゥールーズでしたが、この都市に何とかいってみたいと思うに至りました。
2010年3月12日に日本でレビュー済み
前半は「路上のヨナ」(今で言うホームレス)を通して中世北イタリア、南仏社会の容貌が、そして広範はカタリ派最後の拠点であったモンセギュール城攻防をめぐる話が中心となっている。ヨナは、教皇の使者であり、異端審問の査察官であるアントンマリア伯爵(この人の身分も複雑)の従者として一連の事件に遭遇することとなる。
「アリストテレスの笑いに関する論文とキリストが笑ったか(このことはキリストの人としての面があるか否か、として重大な問題を提起する)?
カトリック以前に成立したキリスト教がはたして異端といえるか?」
当時のカトリック教会および支配者層の腐敗、フランス・トゥールーズ伯・カトリック教会をめぐるアルビジョア十字軍進行の不条理の中で、使者のカタリ派に身を投じた恋人に対する思いが彩を添える。筆者の圧倒的な知識と筆力で見事に著している秀作。
異端カタリ派 (文庫クセジュ 625) 等、簡単なもので良いからアルビジョア十字軍に関する本を読んでいれば、もっと面白みが増すと思う。
「アリストテレスの笑いに関する論文とキリストが笑ったか(このことはキリストの人としての面があるか否か、として重大な問題を提起する)?
カトリック以前に成立したキリスト教がはたして異端といえるか?」
当時のカトリック教会および支配者層の腐敗、フランス・トゥールーズ伯・カトリック教会をめぐるアルビジョア十字軍進行の不条理の中で、使者のカタリ派に身を投じた恋人に対する思いが彩を添える。筆者の圧倒的な知識と筆力で見事に著している秀作。
異端カタリ派 (文庫クセジュ 625) 等、簡単なもので良いからアルビジョア十字軍に関する本を読んでいれば、もっと面白みが増すと思う。
2002年6月21日に日本でレビュー済み
信仰とは、宗教とはなにか。
その根源にかえって語りかけてくる書だ。
バチカンによって「異端」とされた宗派が、罪のない子供まで含めてせん滅される。
人々が最後に隠った岩の上の僧院。それが滅ぼされるシーンには、まさに壮絶なものがある。
信仰そのものとして考えれば、むしろ「正当派」より純粋で真っ当なものがある。にもかかわらず権力を持つ「正当派」が、つまりバチカンがその力に任せて、「異端」として駆逐していく。
「なぜ? なぜ罪のない、純粋な、そしてまともな信者たちが、それも子供まで全て無惨に殺されなければいけないのか?」
バチカンは数百年の歴史を経て昨年、ようやく「十字軍」の誤りを認めたが、キリスト教、十字軍、その歴史と背景を知らない人間にも、具体的事を元にその流れを教えてくれる貴重な本である。
蛇足だが、私は昨年、この舞台となった地を訪ねた。
殺されて行った人々の叫びが今でも聞こえてくるような一種、独特の雰囲気を醸し出す山と僧院だった。
その根源にかえって語りかけてくる書だ。
バチカンによって「異端」とされた宗派が、罪のない子供まで含めてせん滅される。
人々が最後に隠った岩の上の僧院。それが滅ぼされるシーンには、まさに壮絶なものがある。
信仰そのものとして考えれば、むしろ「正当派」より純粋で真っ当なものがある。にもかかわらず権力を持つ「正当派」が、つまりバチカンがその力に任せて、「異端」として駆逐していく。
「なぜ? なぜ罪のない、純粋な、そしてまともな信者たちが、それも子供まで全て無惨に殺されなければいけないのか?」
バチカンは数百年の歴史を経て昨年、ようやく「十字軍」の誤りを認めたが、キリスト教、十字軍、その歴史と背景を知らない人間にも、具体的事を元にその流れを教えてくれる貴重な本である。
蛇足だが、私は昨年、この舞台となった地を訪ねた。
殺されて行った人々の叫びが今でも聞こえてくるような一種、独特の雰囲気を醸し出す山と僧院だった。
2004年5月18日に日本でレビュー済み
~物語の舞台は、まだ各地域の言語が連続的に繋がっていた13世紀前半のヨーロッパ大陸。キリスト教会内の権力の保持と、良心の表現としての原理への回帰の間のせめぎあいを、権力構造とは無縁の’路上の人’ヨナの目から鮮やかに描き出している。ヨナのまなざしはすなわち作者堀田善衞のまなざしであり、当時の社会を現代から見て相対化する行為である。ヨナの素~~朴な疑問は常に核心に触れ、支配層たるキリスト教会という組織の様々な矛盾と理不尽を描き出す。我々の現代社会も別の視点から相対化すると一体いかなる社会であるのか?それを我々に問いかけているように思われる。~