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「朝日」ともあろうものが。 単行本 – 2005/10/22
烏賀陽 弘道
(著)
元朝日新聞記者が実名で、あの大朝日を内側から描いた問題作。朝日には不思議がいっぱい。
- 本の長さ279ページ
- 言語日本語
- 出版社徳間書店
- 発売日2005/10/22
- ISBN-104198618844
- ISBN-13978-4198618841
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登録情報
- 出版社 : 徳間書店 (2005/10/22)
- 発売日 : 2005/10/22
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 279ページ
- ISBN-10 : 4198618844
- ISBN-13 : 978-4198618841
- Amazon 売れ筋ランキング: - 499,358位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 537位ジャーナリズム (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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うがや・ひろみち
1963年1月京都市生まれ。
1986年、京都大学経済学部を卒業し朝日新聞社に入社。名古屋本社社会部などを経て1991年からニュース週刊誌「アエラ」編集部員。
1992~94年に米国コロンビア大学国際公共政策大学院に自費留学し、軍事・安全保障論で修士号を取得。
1998~99年にアエラ記者としてニューヨークに駐在。
2003年に早期定退職。
以後フリーランスの報道記者・写真家として活動している。
http://ugaya.org/
https://note.mu/ugaya
Facebook: https://www.facebook.com/hiromichiugaya
Twitter: @hirougaya
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年4月12日に日本でレビュー済み
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うちの家系は、自慢じゃないけど教科書以外の本を読むのが苦手です。その私でも烏賀陽さんの文章はとても読みやすく、すっと頭に入ります。さすがです。
2021年8月8日に日本でレビュー済み
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外からでは分からない、新聞社の実態。自身が思う本来のジャーナリストでありたいとする筆者の反骨・格闘の記。
2019年9月30日に日本でレビュー済み
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烏賀陽弘道さんの本は何冊かは私は読みましたがこの本はかなりの奇妙な立ち位置にあると思う
世間のイメージでは「エリート」や「高学歴集団」で誰もがうらやむ朝日新聞社、現在ではその権威も下火になりつつありますが、腐っても鯛、やはり日本国内を限定に置けばその下火になりつつある権威も侮れません。
若いときに心身ともにきつい時期があってもしがみ付いた会社が徐々におかしくなりはじめるのはまるでディストピアSSのような恐怖を感じます・・・・。「メディアは権力を監視する装置」だという言葉を耳にしたことがありますが、逆にメディアも監視される存在・・・・それを監視するのは資本社会における消費者(利用者)の裁量にかかってるわけですが。行間から著者の嘆きを感じます。原発関連やJポップもそうだが、烏賀陽さんの本は面白いが読んでて暗くもなる
世間のイメージでは「エリート」や「高学歴集団」で誰もがうらやむ朝日新聞社、現在ではその権威も下火になりつつありますが、腐っても鯛、やはり日本国内を限定に置けばその下火になりつつある権威も侮れません。
若いときに心身ともにきつい時期があってもしがみ付いた会社が徐々におかしくなりはじめるのはまるでディストピアSSのような恐怖を感じます・・・・。「メディアは権力を監視する装置」だという言葉を耳にしたことがありますが、逆にメディアも監視される存在・・・・それを監視するのは資本社会における消費者(利用者)の裁量にかかってるわけですが。行間から著者の嘆きを感じます。原発関連やJポップもそうだが、烏賀陽さんの本は面白いが読んでて暗くもなる
2020年3月6日に日本でレビュー済み
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朝日新聞の非常識さの根源がとてもよくわかります。朝日に限らず日本のマスメディアの多くは同じ様なものかもしれない。だからマスゴミとよばれるのか!
2005年12月12日に日本でレビュー済み
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この本は朝日新聞社のしょーもない有りさまを材料にしながら、唾棄すべき、醜くウンザリする日本社会のある部分を見透かしてこき下ろしている。
本書で繰り返し出てくる「成果平等主義」が、可能性のある者をスポイルし、能力やモチベーションが高い者を痛めつけはじき出すプロセスを描いている。へーえ、ここまでヒドイのか・・・。朝日新聞の記事やスタンスって、硬直的で退屈で予定調和的で辟易することが多かった。本書を読んでなるほど合点がいった。
そうだ、これって典型的な「官僚」社会ではないか。この筆者は、朝日新聞社というまさに官僚的な既得権団体から脱北した「裏切りモノ」なんだろう。でも彼が裏切ったのは読者でもなければジャーナリズムでもない。
筆者によると、このご時勢に大新聞社を辞めてフリーになるのは、真冬のオホーツク海に海水浴に行くようなものらしい。もちろん彼にしてはそんなことはどうでもいいんだろう。
ただ、我々はこのような真摯なジャーナリストを「一発屋」として食い散らかして消費してはいけない。こうした奇特なヒトは、我々自身のためにも支えなければいけない。そのためにはやっぱりお金をだして本を買わなければいけない。
そういう気にさせる本である。
本書のアプローチとして事例を積み上げ「ね、朝日がヒドイところだってのは分かってくれたよね?」との趣旨は成功したように思う。
でも最後の2ページで、筆者が、書き手からいきなり「読者」に変身してしまい、朝日新聞を購読する側の論理について突如思索が始まる。これだけで本一冊書けるテーマなのに・・・。この部分は実証的でないからなんとも言えない。
確かに朝日のひどい社内の情景はよく分かった。次回作はそれが実際の紙面にどう反映されているのか(本書でもいくつか紹介されていたけど)、他のメディアとの比較を交えて実証的に説明してくれると、ジャーナリズムの生産物のユーザーとしてありがたい。
本書で繰り返し出てくる「成果平等主義」が、可能性のある者をスポイルし、能力やモチベーションが高い者を痛めつけはじき出すプロセスを描いている。へーえ、ここまでヒドイのか・・・。朝日新聞の記事やスタンスって、硬直的で退屈で予定調和的で辟易することが多かった。本書を読んでなるほど合点がいった。
そうだ、これって典型的な「官僚」社会ではないか。この筆者は、朝日新聞社というまさに官僚的な既得権団体から脱北した「裏切りモノ」なんだろう。でも彼が裏切ったのは読者でもなければジャーナリズムでもない。
筆者によると、このご時勢に大新聞社を辞めてフリーになるのは、真冬のオホーツク海に海水浴に行くようなものらしい。もちろん彼にしてはそんなことはどうでもいいんだろう。
ただ、我々はこのような真摯なジャーナリストを「一発屋」として食い散らかして消費してはいけない。こうした奇特なヒトは、我々自身のためにも支えなければいけない。そのためにはやっぱりお金をだして本を買わなければいけない。
そういう気にさせる本である。
本書のアプローチとして事例を積み上げ「ね、朝日がヒドイところだってのは分かってくれたよね?」との趣旨は成功したように思う。
でも最後の2ページで、筆者が、書き手からいきなり「読者」に変身してしまい、朝日新聞を購読する側の論理について突如思索が始まる。これだけで本一冊書けるテーマなのに・・・。この部分は実証的でないからなんとも言えない。
確かに朝日のひどい社内の情景はよく分かった。次回作はそれが実際の紙面にどう反映されているのか(本書でもいくつか紹介されていたけど)、他のメディアとの比較を交えて実証的に説明してくれると、ジャーナリズムの生産物のユーザーとしてありがたい。
2006年8月25日に日本でレビュー済み
書かれていることは、きっと本当のことなんだろう。
「暴露本」にしては、おとなしいとも言えるのは、この人の人徳なのか、元新聞記者とやらの<良識>なのか・・・。
この本で始めて名前を聞いた人なので何とも言えないけれど、<俺はジャーナリストだ>と声高に言う割には、私怨を晴らしているだけのようにも思えてしまう。
なぜだろうかと考えてみた。
ヒントは、本人が書いたこの本の紹介文にあった。
<本の「帯」に「『捏造は当たり前』『偏向は常識』が朝日」という文言が並んでいますが、これはぼくが書いた文ではありません。出版社が考えたものです。ちょっと言い過ぎではないかと思い、直してほしい旨を伝えたのですが、「帯は出版社のものですから」という説明で、そのままになりました。ですから、帯の文言はぼくの文責ではないことをお断りしておきます>
<ジャーナリスト>だと偉そうに言うならば、おかしいならおかしいと、ちゃんと戦うべきじゃないのかな。この人はこれまでも自分が書いた記事の見出しが誤解を招いたり、人を傷つけると思っても、会社がそうすると言えば、従ってきたんだろうね。
これじゃあ、朝日新聞の旗の下に守られていた時と、何にも変わってないように思えるんだけど。残念です。
「暴露本」にしては、おとなしいとも言えるのは、この人の人徳なのか、元新聞記者とやらの<良識>なのか・・・。
この本で始めて名前を聞いた人なので何とも言えないけれど、<俺はジャーナリストだ>と声高に言う割には、私怨を晴らしているだけのようにも思えてしまう。
なぜだろうかと考えてみた。
ヒントは、本人が書いたこの本の紹介文にあった。
<本の「帯」に「『捏造は当たり前』『偏向は常識』が朝日」という文言が並んでいますが、これはぼくが書いた文ではありません。出版社が考えたものです。ちょっと言い過ぎではないかと思い、直してほしい旨を伝えたのですが、「帯は出版社のものですから」という説明で、そのままになりました。ですから、帯の文言はぼくの文責ではないことをお断りしておきます>
<ジャーナリスト>だと偉そうに言うならば、おかしいならおかしいと、ちゃんと戦うべきじゃないのかな。この人はこれまでも自分が書いた記事の見出しが誤解を招いたり、人を傷つけると思っても、会社がそうすると言えば、従ってきたんだろうね。
これじゃあ、朝日新聞の旗の下に守られていた時と、何にも変わってないように思えるんだけど。残念です。
2018年4月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私の恩師が、世の中で一番カッコ悪い職業は、サラリーマンだと言いました。
そして、一番、競争が激しく、大変なのは、サラリーマンだと言いました。
なぜ、多くの学生が、こんなに、大変な職業を選ぶのか、理解に苦しむと言いました。
この著作を読んで、朝日新聞という組織は、こんなに終わっているのか!
という感想は、全くなく、
著者が経験した「理不尽」な仕打ちは、会社員ならば、少なくない人が経験することです。
じゃあ、辞めるか?
しかし、辞めても、また同じような問題にぶつかります。
組織の不正、腐敗、そして働く人の規律のなさ、
自分が「何を見るか」で、印象が全く違います。
この世に完璧な人がいないように、完璧な組織はありません。
既得権益を持っている組織が腐敗するのは、歴史を見ればすぐにわかります。
また、それを正すものも必然と出てきます。
もちろん利用するという意味ですが。
今は、ドックイヤーです。
時代の流れが速い。
その既得権益を維持しようとすればするほど、
組織が破滅に向かいます。
この本を読むと、組織にどうやって立ち向かうかというよりも、
より、自分らしく生きるにはどうすればいいのか?という問いが生まれます。
組織人ならば、そんな問いが甘っちょろい戯言だと、判断されますが、
やはり、この自分らしくというのは、これから、より重要にになると思います。
自分ができること、やりたいことと、社会が求めること、他者が求めることに、
接点を求める。そして、その中で、自分の食い扶持を見つける努力をする。
今、日本のかなりの組織が末期的な状況です。
ただ、日本的な力学では、
組織の存続に力が働き、個人の権利と存在というのは、
ないがしろにされます。
著者は、組織を捨てたことで、得るものがあったと思います。
また、やはり、自分がいた組織に愛着と、そこに働いている人に敬意があるからこそ、
ぶっちゃけたんだと思います。
もちろん朝日新聞は、今も存続しています。
ただ、内部組織は、ガン末期の症状をていしているでしょう。
多くの良心的な人が、理不尽と、矛盾に、憤りを感じていると思います。
日本は、今までも、これからも、経済的には、恐らく衰退していきます。
戦後40年で4000万の労働生産人口が増えましたが、
今後40年で、今度は3000万人減ります。
どう考えても、人材活用により、生産性の向上が急務ですが、
現状は、人材を殺しています(もちろん比喩的にですが)。
多くの人が、将来への不安を感じていると思います。
組織人としては、選択肢としては、二つしかありません。
組織から出るか、出ないです。
出ないならば、これから、あらゆる消費市場がシュリンクしていく中で、
組織にしがみつく哲学を持たないといけません。
出るのならが、ぺんぺん草も生えていないような荒野で、
まずは、生きていかなくてはいけません。
今の時代、確実に、ベターな生き方などないですから。
この著作は、朝日ともあろものが!こんな終わってます的な「情報」の他に、
結局、これから、個人は、覚悟を持って生きていかなければいけないんだと、
はっきりわかったことに、非常に高い価値を感じました。
どういうスタンスで生きていくか、
それは、誰かに頼ろうが、組織に依存しようが、独立しようが、
個人が、この時代で壊れないための一つの重要な問いとだと思います。
そして、一番、競争が激しく、大変なのは、サラリーマンだと言いました。
なぜ、多くの学生が、こんなに、大変な職業を選ぶのか、理解に苦しむと言いました。
この著作を読んで、朝日新聞という組織は、こんなに終わっているのか!
という感想は、全くなく、
著者が経験した「理不尽」な仕打ちは、会社員ならば、少なくない人が経験することです。
じゃあ、辞めるか?
しかし、辞めても、また同じような問題にぶつかります。
組織の不正、腐敗、そして働く人の規律のなさ、
自分が「何を見るか」で、印象が全く違います。
この世に完璧な人がいないように、完璧な組織はありません。
既得権益を持っている組織が腐敗するのは、歴史を見ればすぐにわかります。
また、それを正すものも必然と出てきます。
もちろん利用するという意味ですが。
今は、ドックイヤーです。
時代の流れが速い。
その既得権益を維持しようとすればするほど、
組織が破滅に向かいます。
この本を読むと、組織にどうやって立ち向かうかというよりも、
より、自分らしく生きるにはどうすればいいのか?という問いが生まれます。
組織人ならば、そんな問いが甘っちょろい戯言だと、判断されますが、
やはり、この自分らしくというのは、これから、より重要にになると思います。
自分ができること、やりたいことと、社会が求めること、他者が求めることに、
接点を求める。そして、その中で、自分の食い扶持を見つける努力をする。
今、日本のかなりの組織が末期的な状況です。
ただ、日本的な力学では、
組織の存続に力が働き、個人の権利と存在というのは、
ないがしろにされます。
著者は、組織を捨てたことで、得るものがあったと思います。
また、やはり、自分がいた組織に愛着と、そこに働いている人に敬意があるからこそ、
ぶっちゃけたんだと思います。
もちろん朝日新聞は、今も存続しています。
ただ、内部組織は、ガン末期の症状をていしているでしょう。
多くの良心的な人が、理不尽と、矛盾に、憤りを感じていると思います。
日本は、今までも、これからも、経済的には、恐らく衰退していきます。
戦後40年で4000万の労働生産人口が増えましたが、
今後40年で、今度は3000万人減ります。
どう考えても、人材活用により、生産性の向上が急務ですが、
現状は、人材を殺しています(もちろん比喩的にですが)。
多くの人が、将来への不安を感じていると思います。
組織人としては、選択肢としては、二つしかありません。
組織から出るか、出ないです。
出ないならば、これから、あらゆる消費市場がシュリンクしていく中で、
組織にしがみつく哲学を持たないといけません。
出るのならが、ぺんぺん草も生えていないような荒野で、
まずは、生きていかなくてはいけません。
今の時代、確実に、ベターな生き方などないですから。
この著作は、朝日ともあろものが!こんな終わってます的な「情報」の他に、
結局、これから、個人は、覚悟を持って生きていかなければいけないんだと、
はっきりわかったことに、非常に高い価値を感じました。
どういうスタンスで生きていくか、
それは、誰かに頼ろうが、組織に依存しようが、独立しようが、
個人が、この時代で壊れないための一つの重要な問いとだと思います。
2017年8月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本で鳥賀陽弘道さんを知ったのが一番の収穫です。
読後、前半から受ける印象と後半からのとでは異なりました。前半は、確かに「朝日」の犯罪一歩手前ではないか、と思える内容があります。
著者の経験なのですから、リアルです。100円ラーメンや忘れ物に「遺骨」がある、等の朝日記事がウソだとは、実は今まで知りませんでした。完全に「朝日」にだまされていました。このほか、いろんな捏造レベルの話があり、前半は非常に腹立たしく読み進めました。
ただ概ね後半は、真面目な著者の性格なのか、真摯に「朝日」をとられえて、外部の目からの意見が多かったように思えます。
この後半はかなり自制が入っているようで受けるトーンは異なりますが、私には、こちら方に気持ちが入っていけました。
著者の真面目な性格が反映された良い意見・考えと思えました。
後半も最後の方に、「朝日」を読むとき、「どんな広告が有るのか」を見るあたり、確かにそうだな、と著者の視点は参考になります・
新聞やテレビの報道にはその時点で取捨選択され、読み手を誘導している訳ですから、新聞テレビ以外の雑誌や書物、生のネット情報を集めて知らないと、「だまされる」事を改めて認識させられました。
読後、前半から受ける印象と後半からのとでは異なりました。前半は、確かに「朝日」の犯罪一歩手前ではないか、と思える内容があります。
著者の経験なのですから、リアルです。100円ラーメンや忘れ物に「遺骨」がある、等の朝日記事がウソだとは、実は今まで知りませんでした。完全に「朝日」にだまされていました。このほか、いろんな捏造レベルの話があり、前半は非常に腹立たしく読み進めました。
ただ概ね後半は、真面目な著者の性格なのか、真摯に「朝日」をとられえて、外部の目からの意見が多かったように思えます。
この後半はかなり自制が入っているようで受けるトーンは異なりますが、私には、こちら方に気持ちが入っていけました。
著者の真面目な性格が反映された良い意見・考えと思えました。
後半も最後の方に、「朝日」を読むとき、「どんな広告が有るのか」を見るあたり、確かにそうだな、と著者の視点は参考になります・
新聞やテレビの報道にはその時点で取捨選択され、読み手を誘導している訳ですから、新聞テレビ以外の雑誌や書物、生のネット情報を集めて知らないと、「だまされる」事を改めて認識させられました。