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発送元: Amazon 販売者: HIRO BOOKS
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ブルータワー 単行本 – 2004/9/16
石田 衣良
(著)
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- 本の長さ445ページ
- 言語日本語
- 出版社徳間書店
- 発売日2004/9/16
- ISBN-104198619182
- ISBN-13978-4198619183
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登録情報
- 出版社 : 徳間書店 (2004/9/16)
- 発売日 : 2004/9/16
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 445ページ
- ISBN-10 : 4198619182
- ISBN-13 : 978-4198619183
- Amazon 売れ筋ランキング: - 857,579位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 70,117位文芸作品
- カスタマーレビュー:
著者について
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1960年東京生まれ。成蹊大学卒業。代理店勤務、フリーのコピーライターなどを経て97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEENフォーティーン』で直木賞、06年『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 5年3組リョウタ組 (ISBN-13: 978-4043854059 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年6月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
”本て、こんなにおもしろいのか”、と初めて知らしめてくれた作品だった。
読書をする習慣がなかった私は、この本をきっかけに読書をする習慣が身に付いた。
初めて自分から読んだ小説がこの本でなかったら、自分が読書する習慣は身に付かなかったと思う。
瞥見すると、この本にしたためられたようなことは今の時代において、今、日本という平和な国に住んでいて、
まずあり得ないだろう、と思ってしまう。でも今日、日本で話題になっている格差社会、世界で起きている
紛争や貧困といったことに想いを巡らしたとき、行き着く先がこの本に出てくる”青の塔”のような世界であっても
おかしくはない。
筆者が、あとがきで述べている”9・11に触発されて執筆した”というのは読み終わればわかるような気がした。
本書の中で印象的だったのは、主人公が口にした、“人間は誰かに必用とされているとわかった時、それが
今までとは計り知れない、生きるための力になり得る“という行だ。
不治の病に苛まれ生きる勇気を失っていた主人公。
それが、現在ではない時代であっても、だれかが自分のことを心底から必用としてくれるのであれば、それがどれだけ
少人数であろうとも、人間は自分自身が生きていくための莫大な糧になりうる。
自分のこれからの考え方にも影響を与えられたかもしれない。
そして何より、この本を読んでから、それまで3年に1冊くらいしか本を読まなかった自分が、本というものの
おもしろさを知り、読書をする習慣がつき、常に何かしらの本を読んでいなくてはいられなくなったという生活を与えてくれた。
そんな筆者と本書に感謝したい。
読書をする習慣がなかった私は、この本をきっかけに読書をする習慣が身に付いた。
初めて自分から読んだ小説がこの本でなかったら、自分が読書する習慣は身に付かなかったと思う。
瞥見すると、この本にしたためられたようなことは今の時代において、今、日本という平和な国に住んでいて、
まずあり得ないだろう、と思ってしまう。でも今日、日本で話題になっている格差社会、世界で起きている
紛争や貧困といったことに想いを巡らしたとき、行き着く先がこの本に出てくる”青の塔”のような世界であっても
おかしくはない。
筆者が、あとがきで述べている”9・11に触発されて執筆した”というのは読み終わればわかるような気がした。
本書の中で印象的だったのは、主人公が口にした、“人間は誰かに必用とされているとわかった時、それが
今までとは計り知れない、生きるための力になり得る“という行だ。
不治の病に苛まれ生きる勇気を失っていた主人公。
それが、現在ではない時代であっても、だれかが自分のことを心底から必用としてくれるのであれば、それがどれだけ
少人数であろうとも、人間は自分自身が生きていくための莫大な糧になりうる。
自分のこれからの考え方にも影響を与えられたかもしれない。
そして何より、この本を読んでから、それまで3年に1冊くらいしか本を読まなかった自分が、本というものの
おもしろさを知り、読書をする習慣がつき、常に何かしらの本を読んでいなくてはいられなくなったという生活を与えてくれた。
そんな筆者と本書に感謝したい。
2004年10月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
エンターテイメント作品として秀逸な作品といえる.
設定の甘さが気にならないというと嘘になるが,主人公自身が訳のわからないままタイムスリップした世界を描いているのだから,こちらもそのあたりは適当に,目の前の出来事だけを楽しんでしまえば問題ない.
一応,石田衣良はSFを書いたと書いたりもしているが,どこまでもファンタジーとして捉えた方が無難.
SF原理主義(というと怒られそうだが)の方はおそらくストレスをためることになるだけなので読まないことをおすすめする.
逆に,細かいことは気にせずに楽しみたいという方であれば,なかなかのスケールで,ハリウッド映画よりも心理表現も上手くなされたエンターテイメント作品として十分楽しんで頂けると思う一作である.
・・・相変わらず,問題解決の方法を艶っぽくしてしまっているところは笑って済ませましょう.
設定の甘さが気にならないというと嘘になるが,主人公自身が訳のわからないままタイムスリップした世界を描いているのだから,こちらもそのあたりは適当に,目の前の出来事だけを楽しんでしまえば問題ない.
一応,石田衣良はSFを書いたと書いたりもしているが,どこまでもファンタジーとして捉えた方が無難.
SF原理主義(というと怒られそうだが)の方はおそらくストレスをためることになるだけなので読まないことをおすすめする.
逆に,細かいことは気にせずに楽しみたいという方であれば,なかなかのスケールで,ハリウッド映画よりも心理表現も上手くなされたエンターテイメント作品として十分楽しんで頂けると思う一作である.
・・・相変わらず,問題解決の方法を艶っぽくしてしまっているところは笑って済ませましょう.
2019年3月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
話の設定を見て面白そうだったので購入しました。
塔の世界の雰囲気は読んでいてワクワクしたのですが、肝心の主人公はライブラリアンや護衛に頼りっきりでいまいち惹かれませんでした。
塔の世界の住人をあれだけ犠牲にした後の解決方法も少々冗談っぽい展開で、他のユーザーの方が述べている様にタイムカプセルなどもう少し筋の通ったオチを用意して欲しかったです。
塔の世界の雰囲気は読んでいてワクワクしたのですが、肝心の主人公はライブラリアンや護衛に頼りっきりでいまいち惹かれませんでした。
塔の世界の住人をあれだけ犠牲にした後の解決方法も少々冗談っぽい展開で、他のユーザーの方が述べている様にタイムカプセルなどもう少し筋の通ったオチを用意して欲しかったです。
2020年12月27日に日本でレビュー済み
ネタバレ含む感想。
物凄い話でした。序盤はどういう展開になるのかなと思いながら読み進め、気がつけばのめり込むように読んでいました。終盤の展開を読んですごい話!となります。
人類を救う鍵となる数列を覚えたいのに覚えられない。だからこそ大切な女性の体に書いて覚えて、そして未来に再び行く。
タイムスリップとかありえないことが起きているのに、周司の考えや行動は本当にありえそうで、だからこそ真に迫ってきました。とにかく読んで良かったです。
物凄い話でした。序盤はどういう展開になるのかなと思いながら読み進め、気がつけばのめり込むように読んでいました。終盤の展開を読んですごい話!となります。
人類を救う鍵となる数列を覚えたいのに覚えられない。だからこそ大切な女性の体に書いて覚えて、そして未来に再び行く。
タイムスリップとかありえないことが起きているのに、周司の考えや行動は本当にありえそうで、だからこそ真に迫ってきました。とにかく読んで良かったです。
2020年4月18日に日本でレビュー済み
2004年に買っておいた本だが、2020年の今頃になってから読んでみた。長いけれども、一気に読める面白い本だ。そして、今、読むべき本である。
SFというより全体的にはファンタジーである。新宿の高層マンションに住む脳腫瘍末期患者の冴えない中年男が、強力インフルエンザに支配され、戦乱に狂う2200年代のブルータワーにワープする。時空を行き来しつつ大活躍して、社会不安の根本原因だった感染症を無力化するための問題の解決に、「伝説的な」役割を果たしていく物語である。SFというのは、物語の背景となる感染症に関する部分だ。2200年の未来では、「西中国」の微生物研究所で遺伝子改変され、抗ウィルスワクチンの作成ができない「最凶の」インフルエンザウィルス「黄魔」が蔓延している。そのため、上・中流の人々は2キロの高さを有するタワーに住み、タワーの内部対立に加え、野外に住む下層の人々とも軍事的対立関係にある。
2020年の世界は、物語と同じく中国起源の新型ウィルスの出現で、スペイン風邪以来のパンデミックの様相を示している。作者が2004年にイメージした創作の世界の一部が、今年の数か月で眼前に出現したため、話が凄味を増している。タワーマンションのような高層建造物、AI、格差問題などの、物語の舞台となるセッティングも、2004年よりはずっと身近なものになってきている。作者のストーリーテラーとしての力に加え、未来を展望するテーマの設定に感心した。
SFというより全体的にはファンタジーである。新宿の高層マンションに住む脳腫瘍末期患者の冴えない中年男が、強力インフルエンザに支配され、戦乱に狂う2200年代のブルータワーにワープする。時空を行き来しつつ大活躍して、社会不安の根本原因だった感染症を無力化するための問題の解決に、「伝説的な」役割を果たしていく物語である。SFというのは、物語の背景となる感染症に関する部分だ。2200年の未来では、「西中国」の微生物研究所で遺伝子改変され、抗ウィルスワクチンの作成ができない「最凶の」インフルエンザウィルス「黄魔」が蔓延している。そのため、上・中流の人々は2キロの高さを有するタワーに住み、タワーの内部対立に加え、野外に住む下層の人々とも軍事的対立関係にある。
2020年の世界は、物語と同じく中国起源の新型ウィルスの出現で、スペイン風邪以来のパンデミックの様相を示している。作者が2004年にイメージした創作の世界の一部が、今年の数か月で眼前に出現したため、話が凄味を増している。タワーマンションのような高層建造物、AI、格差問題などの、物語の舞台となるセッティングも、2004年よりはずっと身近なものになってきている。作者のストーリーテラーとしての力に加え、未来を展望するテーマの設定に感心した。
2008年5月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
SFはあまり読みつけない。タイムマシンやら失われた世界などの古典的作品を
読んでいるくらいだ。
石田衣良のほうもR25の巻末エッセイや数本の短編程度しか手にとっていない。
しかしそれでも良く分かる。
この本は素晴らしい。どうか恋愛小説や推理小説を好む人にこそ読んでもらいたい。
必ず清清しい読後感と明日への活力を得ることができるだろう。
読んでいるくらいだ。
石田衣良のほうもR25の巻末エッセイや数本の短編程度しか手にとっていない。
しかしそれでも良く分かる。
この本は素晴らしい。どうか恋愛小説や推理小説を好む人にこそ読んでもらいたい。
必ず清清しい読後感と明日への活力を得ることができるだろう。
2012年11月7日に日本でレビュー済み
9・11をヒントに絶対倒れない塔をイメージして作ったという本書。
業界に対するアンチテーゼか、SFに対する敬意か。
石田さんにしてはチャレンジングな作品。
女性には苦手な人も多かったであろう本書は、最後には良い方向に収まる石田さん定番の安心感はある。
名前が覚えにくかったり、現代と200年後を行き来する設定に疲れてしまう人もいるかもしれないが、
石田さんの新たな面が垣間見れる作品。
いつもの石田作品を想定していると、少し毛色が違う。
そして本人も言うように、長い・・。
業界に対するアンチテーゼか、SFに対する敬意か。
石田さんにしてはチャレンジングな作品。
女性には苦手な人も多かったであろう本書は、最後には良い方向に収まる石田さん定番の安心感はある。
名前が覚えにくかったり、現代と200年後を行き来する設定に疲れてしまう人もいるかもしれないが、
石田さんの新たな面が垣間見れる作品。
いつもの石田作品を想定していると、少し毛色が違う。
そして本人も言うように、長い・・。