かのバブル当時、岡部寛之氏の著書は文庫も含め、証券市場論など50冊余りを読んだ憶えです。懐かしくまた、ライターとしての筆致・ポジションもユニークだと、改めて感じ入りました。
岡部氏の著書(古本)は現在、かなりの高値になっていますが、これ一冊の内容が理解できれば岡部氏の眼が見ていた「相場で儲ける」ことが、どういうことであるかがよく判ります。株式投資していらっしゃる方でしたら1冊は座右の銘として読んでおくのも良いと思います。
昔も今も(現在では多分に投機的になっていますが)「相場というのは変わらないものだ」ということを改めて実感しました。同時に岡部氏の何て云いますか筆致、文体はつとに面白く当時とても興奮して読んでいたことを思い起こしました。
やはり、名をなした方の著作というのは面白いものだというのが実感です。もう、十冊ほど購入して知人にプレゼントも楽しいことと思いつきました。昭和の「才人」の著作が復刊されたことは嬉しく思います。
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素人投資家を出し抜く「大儲け」の極意 単行本 – 2006/5/1
岡部 寛之
(著)
誰よりも遊び、努力抜きでお金を儲けた男・岡部寛之。孤高に徹し、相場と対峙した巨人相場師に資産数十億円をつくるノウハウを学ぶ。
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社徳間書店
- 発売日2006/5/1
- ISBN-104198621713
- ISBN-13978-4198621711
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登録情報
- 出版社 : 徳間書店 (2006/5/1)
- 発売日 : 2006/5/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 208ページ
- ISBN-10 : 4198621713
- ISBN-13 : 978-4198621711
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,202,101位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 4,028位株式投資・投資信託
- - 107,450位ビジネス・経済 (本)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年3月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前半は体系的なノウハウ集になっているが、役に立つレベルの記述は少ない。
後半は自伝的要素が強いが、無頼派の生き様として、なかなか面白い読み物になっている。
前半については、見せる振りをして隠している記述が多い。
たとえば、驚くべきことに、たとえばブレイクポイントやトレンドライン、あるいは逆指値のような、
今なら基本的であろうノウハウについての解説が一切ない。
おそらく昭和40年代の当時は、優位性(=教えてたまるか、教えたら俺が損する)としての秘密だったんでしょう。
また、発言を読み解くにあたっては、時代性を考慮することも必要。
昭和40年代であればそうだったが、今では違うということも多い。
たとえば手数料の違い(昔はめちゃくちゃ高かった)、
あるいはチャートを引く労苦の違い、(昔は罫線引きは重労働)、
そして四季報の立ち居地の違い(四季報、昔はバイブル)など
ネット時代になってから、手数料は激安、チャートは簡単に引ける、四季報の情報が出るころにはもう遅い
こういう時代になってしまってるので、その辺は修正した理解をしておかなければいけません。
一方で、株は流れに沿うことが大事とか、ある意味奥義みたいなこともさらっと書いてある。
トレンドを見て個別株に移ることの大切さ、とか、心構えの重要性などにもふれています。
ただ、やっぱり隠してるんですね。相場とばくちは違うと言いつつ、どう違うのかについては
「科学的であるかどうか」としか言っていない。
おそらくブレイクポイントを意識した損益レシオを事前に計算して、いけると思った確率に
なったらいけばいい、ということを「科学的」と言ってるんだろうけど、ブレイクポイントの存在すら
書いていない著者なんだからこの本を読んでもそのあたりがわかるようになるはずがない。
著者は逆指値の優位性を知っており、トレンドラインがまぶたに焼きつくほど習熟している(それは読むと推察できる)。
にもかかわらず、その効能についてはサラッとしか書いておらず(むしろ否定気味に書いていて)、その効用を伝えようとしない。
というわけで、肝心なことは隔しまくりの本ですが、大局の視点が大事なことや、
流れを見て流れに沿うことの重要性なども一応記載してると言う意味では良心的なのかも。
結論としては、この本に頼らず、ほかの著者の名著を読み込んで、たまにこの本を読むと、得るものがある、と言う感じです。
決して悪い本じゃないんだけど、いい本としても推奨しにくい。なんとも、微妙な本です。
後半は自伝的要素が強いが、無頼派の生き様として、なかなか面白い読み物になっている。
前半については、見せる振りをして隠している記述が多い。
たとえば、驚くべきことに、たとえばブレイクポイントやトレンドライン、あるいは逆指値のような、
今なら基本的であろうノウハウについての解説が一切ない。
おそらく昭和40年代の当時は、優位性(=教えてたまるか、教えたら俺が損する)としての秘密だったんでしょう。
また、発言を読み解くにあたっては、時代性を考慮することも必要。
昭和40年代であればそうだったが、今では違うということも多い。
たとえば手数料の違い(昔はめちゃくちゃ高かった)、
あるいはチャートを引く労苦の違い、(昔は罫線引きは重労働)、
そして四季報の立ち居地の違い(四季報、昔はバイブル)など
ネット時代になってから、手数料は激安、チャートは簡単に引ける、四季報の情報が出るころにはもう遅い
こういう時代になってしまってるので、その辺は修正した理解をしておかなければいけません。
一方で、株は流れに沿うことが大事とか、ある意味奥義みたいなこともさらっと書いてある。
トレンドを見て個別株に移ることの大切さ、とか、心構えの重要性などにもふれています。
ただ、やっぱり隠してるんですね。相場とばくちは違うと言いつつ、どう違うのかについては
「科学的であるかどうか」としか言っていない。
おそらくブレイクポイントを意識した損益レシオを事前に計算して、いけると思った確率に
なったらいけばいい、ということを「科学的」と言ってるんだろうけど、ブレイクポイントの存在すら
書いていない著者なんだからこの本を読んでもそのあたりがわかるようになるはずがない。
著者は逆指値の優位性を知っており、トレンドラインがまぶたに焼きつくほど習熟している(それは読むと推察できる)。
にもかかわらず、その効能についてはサラッとしか書いておらず(むしろ否定気味に書いていて)、その効用を伝えようとしない。
というわけで、肝心なことは隔しまくりの本ですが、大局の視点が大事なことや、
流れを見て流れに沿うことの重要性なども一応記載してると言う意味では良心的なのかも。
結論としては、この本に頼らず、ほかの著者の名著を読み込んで、たまにこの本を読むと、得るものがある、と言う感じです。
決して悪い本じゃないんだけど、いい本としても推奨しにくい。なんとも、微妙な本です。
2015年1月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大昔前に読んだ本の焼き直しでしたが、その本をいまみつけるのは至難なのでよいでしょう。本半ばの彼の生き方(本当なのか創作なのかはわからない)が面白い。実際には、著者は親族思いだったという情報もあります。とくに弟とかをたすけたらしい。創作部分が多いでしょうが、昭和の相場歴史では伝説の人物ではあります。
2021年4月23日に日本でレビュー済み
岡部 寛之 氏は、バブルの時代の人だった。
株の本だったら何でも売れた。
今読むと、得るところはなかった。
株の本だったら何でも売れた。
今読むと、得るところはなかった。
2006年9月18日に日本でレビュー済み
やー、面白かった。実にいい。
昔の話やなー、役に立たんやろーと思って読み始めたら、不思議、不思議
今も昔も株をやる人間ちゅうのは変わらんのやーって。
このおっさんの行動心理学が今でもピッタリ当てはまる世界やなー。
株を怖がってる一般ピープルは鴨で、株好きな人間は成功できるなーっと
思った。
このおっさんは、金持ち父さんやな。この教えは生きてるで。
昔の話やなー、役に立たんやろーと思って読み始めたら、不思議、不思議
今も昔も株をやる人間ちゅうのは変わらんのやーって。
このおっさんの行動心理学が今でもピッタリ当てはまる世界やなー。
株を怖がってる一般ピープルは鴨で、株好きな人間は成功できるなーっと
思った。
このおっさんは、金持ち父さんやな。この教えは生きてるで。