無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
いますぐ読みたい 日本共産党の謎 単行本(ソフトカバー) – 2009/9/17
100年に一度の大不況下でクローズアップされている、非正規社員や派遣労働者切りなど日本の格差社会が抱える不安と不満の暗部。無党派層や団塊世代ジュニアを中心に政治不信が蔓延するなかで、ネット上では志位委員長の発言が人気を呼ぶなどにわかに「日本共産党の発言力」に注目が集まっている。そんな20~30代の団塊ジュニア世代にとって「カクメイ」「ニッキョウ」の歴史は教科書では決して教えてくれない新鮮な響きを持っている日本共産党は敵か味方か、はたまた救世主か?!元日共最高幹部の監修による日本の革命政党の秘密を暴露解説する必読の一冊!!
- 本の長さ239ページ
- 言語日本語
- 出版社徳間書店
- 発売日2009/9/17
- ISBN-104198627681
- ISBN-13978-4198627683
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 徳間書店 (2009/9/17)
- 発売日 : 2009/9/17
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 239ページ
- ISBN-10 : 4198627681
- ISBN-13 : 978-4198627683
- Amazon 売れ筋ランキング: - 797,442位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 99,400位社会・政治 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中4.4つ
5つのうち4.4つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
9グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2020年12月18日に日本でレビュー済み
まず、見出しが大きくて読みやすく、下段に注釈があって、非常に読みやすく分かりやすい。
学生時代(30年以上前)民青の人たちが、世の中をよくしよう、と理想を持って
活動されていたのを思い出す。が、話をするとやはり、自分の頭で考えるというより、
マルクス、エンゲルスの言葉からの言葉を探してきては答える。
それを、先輩たちはよし、としていた記憶があり、篠原さんが描いていた
地方議員たちのすごく親切、良いことを一生懸命しようとしているという姿、
中央に行くに従って、昔なら、宮本さん、今、不破さんの言っていることが
神の言葉で、結果が出なくてもそれはこちらの解釈が間違っていると考える姿、
と重なる。
共産党が党として、派遣問題になぜ熱心ではないのかということも
よくわかった。元々、ルンペンプロレタリアートという、スト破りの
存在と考えていたのですね。
また、日本が大家族が多かった時は保守で、核家族化が共産党の支持者を増やした
という史実は初めて聞いたことでした。
共産党では専従ということは革命家だったということらしいのですが
よくよく考えれば、戦前、革命を起こしてひっくり返すと
公言してたのなら、宣戦布告していたのと同じで命取られても不思議じゃないんじゃないか
と治安維持法に対するイメージが変わりました。
共産党をクビになったそうですが、暴露本ではなく冷静に
共産党を分析した本で、作者の人のよさが出てるような気がしました。
学生時代(30年以上前)民青の人たちが、世の中をよくしよう、と理想を持って
活動されていたのを思い出す。が、話をするとやはり、自分の頭で考えるというより、
マルクス、エンゲルスの言葉からの言葉を探してきては答える。
それを、先輩たちはよし、としていた記憶があり、篠原さんが描いていた
地方議員たちのすごく親切、良いことを一生懸命しようとしているという姿、
中央に行くに従って、昔なら、宮本さん、今、不破さんの言っていることが
神の言葉で、結果が出なくてもそれはこちらの解釈が間違っていると考える姿、
と重なる。
共産党が党として、派遣問題になぜ熱心ではないのかということも
よくわかった。元々、ルンペンプロレタリアートという、スト破りの
存在と考えていたのですね。
また、日本が大家族が多かった時は保守で、核家族化が共産党の支持者を増やした
という史実は初めて聞いたことでした。
共産党では専従ということは革命家だったということらしいのですが
よくよく考えれば、戦前、革命を起こしてひっくり返すと
公言してたのなら、宣戦布告していたのと同じで命取られても不思議じゃないんじゃないか
と治安維持法に対するイメージが変わりました。
共産党をクビになったそうですが、暴露本ではなく冷静に
共産党を分析した本で、作者の人のよさが出てるような気がしました。
2020年1月6日に日本でレビュー済み
日本共産党は、新入りがなく子弟のサークルで持っているようだ。中・北を眼の前にして一般人には、とても入党する勇気は持ち合わせていないであろう。
中国共産党政権は、その野盗のような覇権主義により正体は明らかとなってしまった。
北朝鮮の独裁・個人崇拝は、共産主義とどういう関係にあるだろうか。彼らも同様である。
流石に、日本共産党の不破書記長さえ尖閣問題で中国批判を行った。
余談であるが、彼は引退後保守政治家顔負けの広大な居住地の中で料理人・ボディガード数名と云う貴族的生活を送っているのだ。
過って、隆盛を誇った民青にしても今は、千人もいないと云う落日である。
時代は、容赦なく選別する。
共産党では、選挙は戦えなくなっている。
野党についても同様である。その結果が「一個その他」である。保守以外は雑兵である。
幾ら結集を繰り返しても同じであり、国民は醒めている。
日本社会の選別眼は、狂っていない。
中国共産党政権は、その野盗のような覇権主義により正体は明らかとなってしまった。
北朝鮮の独裁・個人崇拝は、共産主義とどういう関係にあるだろうか。彼らも同様である。
流石に、日本共産党の不破書記長さえ尖閣問題で中国批判を行った。
余談であるが、彼は引退後保守政治家顔負けの広大な居住地の中で料理人・ボディガード数名と云う貴族的生活を送っているのだ。
過って、隆盛を誇った民青にしても今は、千人もいないと云う落日である。
時代は、容赦なく選別する。
共産党では、選挙は戦えなくなっている。
野党についても同様である。その結果が「一個その他」である。保守以外は雑兵である。
幾ら結集を繰り返しても同じであり、国民は醒めている。
日本社会の選別眼は、狂っていない。
2009年10月26日に日本でレビュー済み
ワーキングプアの問題、「蟹工船」ブームによってにわかに再評価されたかのように見えた日本共産党。その割には総選挙で議席を伸ばしたわけでもない。若い人はもはや魅力を感じない政党なのか?(方針だけみると民主党がもはや共産党みたいだし)あるいは秘かに党員を獲得しているのか?共産党員の生活は?
本書は今一つ実態がつかめない日本唯一の革命政党について、元「専従」(在家ではなく出家みたいなものか)職員がユーモアを交えてわかりやすく明かす「日本共産党の謎」。
そして予想していた事だが共産党は「もはや革命政党であることは目指しておらず」「天皇制打倒も叫んではいない」し、「自衛隊の存在も暗に認めている」。元々「正社員労働者を指導する党」であったため、派遣社員やホームレス支援に党として積極的であったわけではない。さらに一部の幹部党員 (この本は一種の不破哲三批判本でもある) が裕福な生活を送っているのに比して「専従職員こそワーキングプア」である、という事実を暴露している。そして一部の宗教団体のように党トップの方針が絶対視されるあまり、党員は官僚化・硬直化し世間とズレていってしまう。
とはいえ著者は共産主義そのものに失望している風でもない。マルクスの著書にはまだまだ読むべきところがあると言っているし、日本共産党の一般党員には無私で他人のためにつくすいい人が多いと言う。愛ゆえの批判本である。
本書は今一つ実態がつかめない日本唯一の革命政党について、元「専従」(在家ではなく出家みたいなものか)職員がユーモアを交えてわかりやすく明かす「日本共産党の謎」。
そして予想していた事だが共産党は「もはや革命政党であることは目指しておらず」「天皇制打倒も叫んではいない」し、「自衛隊の存在も暗に認めている」。元々「正社員労働者を指導する党」であったため、派遣社員やホームレス支援に党として積極的であったわけではない。さらに一部の幹部党員 (この本は一種の不破哲三批判本でもある) が裕福な生活を送っているのに比して「専従職員こそワーキングプア」である、という事実を暴露している。そして一部の宗教団体のように党トップの方針が絶対視されるあまり、党員は官僚化・硬直化し世間とズレていってしまう。
とはいえ著者は共産主義そのものに失望している風でもない。マルクスの著書にはまだまだ読むべきところがあると言っているし、日本共産党の一般党員には無私で他人のためにつくすいい人が多いと言う。愛ゆえの批判本である。
2009年10月3日に日本でレビュー済み
日本共産党に関する正確な知識が手軽に得られる本。
今の日本共産党の実像を知りたい人は、読むのもあほらしい党文書か、左翼用語満載の新左翼or共産趣味者向けか、ろくに敵を知らないネット右翼の駄文しか選択肢がなかった。それを普通の人にもわかりやすくしたのが、著者の元上司筆坂秀世の「日本共産党」だが、書き慣れていないのと、マーケットの要請でセクハラえん罪事件等にページを割かなければならなかった分限界があった。
篠原常一郎氏は、かなりの筆達者の上に、筆坂氏に課せられていた制限も受けない。マルクス・レーニンの素養(これがない日共の多いことw)もあれば、共産党の内部にも詳しい。個人的に驚いたのは、労働者派遣法改悪(と書いてある。個人的には改正だと思っていた)時に現在の派遣社員の状況を共産党は正確に見抜いていた(私は見抜けなかった)ことだ。これに気がつき、同じ危機感を共有していた大手人材派遣会社もあったという。にもかかわらず、日本共産党中央委員会は・・・
その他、恋愛事情や共産党議員のスーツなど、小ネタも満載。かつての仇敵佐藤優の寄稿など盛りだくさん。不破哲三のマルクス論を笑える人から、民青の勧誘に困っている大学生まで十分な知識が得られるだろう。
それにしても日本共産党、これからやりづらいだろうな。こんな本を書く人が民主党の政策秘書になってんだからw
今の日本共産党の実像を知りたい人は、読むのもあほらしい党文書か、左翼用語満載の新左翼or共産趣味者向けか、ろくに敵を知らないネット右翼の駄文しか選択肢がなかった。それを普通の人にもわかりやすくしたのが、著者の元上司筆坂秀世の「日本共産党」だが、書き慣れていないのと、マーケットの要請でセクハラえん罪事件等にページを割かなければならなかった分限界があった。
篠原常一郎氏は、かなりの筆達者の上に、筆坂氏に課せられていた制限も受けない。マルクス・レーニンの素養(これがない日共の多いことw)もあれば、共産党の内部にも詳しい。個人的に驚いたのは、労働者派遣法改悪(と書いてある。個人的には改正だと思っていた)時に現在の派遣社員の状況を共産党は正確に見抜いていた(私は見抜けなかった)ことだ。これに気がつき、同じ危機感を共有していた大手人材派遣会社もあったという。にもかかわらず、日本共産党中央委員会は・・・
その他、恋愛事情や共産党議員のスーツなど、小ネタも満載。かつての仇敵佐藤優の寄稿など盛りだくさん。不破哲三のマルクス論を笑える人から、民青の勧誘に困っている大学生まで十分な知識が得られるだろう。
それにしても日本共産党、これからやりづらいだろうな。こんな本を書く人が民主党の政策秘書になってんだからw
2009年12月26日に日本でレビュー済み
子どもの頃(70年代)BCL(ブロード・キャスティング・リスナーズ)をしていて朝鮮の声を聞いていると「共産党に入党させられるぞ」と脅されたものだ。
そのころの共産党とは日本では革命路線を叫んでいたが、すでに世界の共産主義圏と日本の共産党は断絶していたのだということを本書で知り目から鱗だった。
今、筆者は選挙では共産党に勝手に連帯しているが、そんな浮動票(無党派層)には日本共産党の入門書としてわかりやすく、しかも意外におもしろい。
もはや「科学的社会主義」の真髄はどこへやらの日本共産党の今後は何処へ?
そのころの共産党とは日本では革命路線を叫んでいたが、すでに世界の共産主義圏と日本の共産党は断絶していたのだということを本書で知り目から鱗だった。
今、筆者は選挙では共産党に勝手に連帯しているが、そんな浮動票(無党派層)には日本共産党の入門書としてわかりやすく、しかも意外におもしろい。
もはや「科学的社会主義」の真髄はどこへやらの日本共産党の今後は何処へ?