若者の消費傾向、トレンドを集計したデータ・ブックである。
この本に鋭い分析や、解説を期待すると、肩すかしをくらうが、
マーケティング資料、世代間差の消費傾向の違い、嗜好属性を、
1つのテーマにそってアンケートを集め、ひたすら集計したデータ・ブックとして割り切ると、今が良く分かる一冊でもある。
そういう意味で決して「親切」な本ではないが、
このテーマだけでよくぞ集計してくれたなぁ…と思うと、関係して使いこなせる立場の人にとっては実に面白い「素材」だと思う。
ひたすら統計資料が並べられてゆく。
レア素材である。
そこに変に思い入れや解説を通しての解釈・色づけがあまりない分、
このデータは、対称的な大量消費型世代、団塊世代の消費行動との対比など、
その他、自分が対比させたい対象と合わせて活用すれば、使いこなし方は色々と浮かんでくる。
そういう本である。だから評価はかなり立場でワカレルだろうと思う。
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愛国消費 欲しいのは日本文化と日本への誇り 単行本(ソフトカバー) – 2010/12/17
三浦展
(著)
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購入オプションとあわせ買い
日本人であることに誇りをもつ若者が増えている。内閣府の調査によれば、77年は誇りを持っている人が70.4%だったのに対し、08年には81.7%に増加。パワスポや仏像のブームの影響からか、海外から日本に目を向ける若者が増えているのである。そのような傾向に伴い、消費動向にも変化が訪れているという。若者はなぜ日本的なものにあこがれるのか。日本社会にどのような変化が訪れているのか!? 下流社会の三浦展による現代日本消費論!
- 本の長さ189ページ
- 言語日本語
- 出版社徳間書店
- 発売日2010/12/17
- ISBN-104198630852
- ISBN-13978-4198630850
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登録情報
- 出版社 : 徳間書店 (2010/12/17)
- 発売日 : 2010/12/17
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 189ページ
- ISBN-10 : 4198630852
- ISBN-13 : 978-4198630850
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,343,401位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 160,929位社会・政治 (本)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年1月15日に日本でレビュー済み
最大の長所は逆転の発想である。「愛国」は従前の我が国のコンテクストでは偏狭・独善・情緒過多・狷介・排外・攻撃的・敵対といったイメージとともに想起されることが少なくなかった(高橋是清や加藤友三郎、鈴木貫太郎といった見識ある真のナショナリストが戦後いなくなったためと思う)。それを反転させてファッション誌まがいの表紙で「愛国」を消費のマーケティングに変換した着想が面白い。
マーケターや企画・広報・営業提案などの担当者が1冊、出張の際に読むのに適している。親切な本ではないし、丁寧な説明もないのでフツウの労働者が読んでも意味ないと思う。当該分野のコア人材とその予備軍にとっては4つ星、一般人にとっては2つ星半で、評価はその中間を取った。
著者のこれまでの著作を知っている読者なら軽く読めるだろうが、例によって踏み込みが浅い。企業からの受注を狙い意図的に隙を設けたのならば高等戦術だが、どうもそうではないような気がする。せめて「愛国消費」の前兆となる事例紹介や,若年層の旅行消費の傾向を掴める幾つかの調査結果は出さなければならないだろう。コストがかかるならネット調査を使えば良いし、企業のマーケティング担当者へのヒアリングなら大して手間はかからない。著者の「実感」で誤摩化している箇所が複数あるのは頂けない。
文中でユニクロが例に出ているがあれは典型的な業績拡大最優先企業であり、ここは少なくともユナイテッドアローズかクロスカンパニーを出すべきだ。
この著書が出ると時を同じくし、韓国勢にとって難攻不落の要塞だった日本の家電市場で Samsung製の Galaxy が爆発的に売れ出して王者アップルと日本勢のシェアを切り崩しているのも歴史の皮肉である。
ライシュの言う通り、要求の多い消費者は意識と行動に矛盾がある。評者は愛国消費は不発に終わり、ブランディングにのみ生き残るだけと思う。必要なのは愛国消費ではなく、愛国的な広報とマーケティングで海外顧客のバーゲニングパワーを日本へ引き込むことだ。
『暴走する資本主義 Supercapitalism』
マーケターや企画・広報・営業提案などの担当者が1冊、出張の際に読むのに適している。親切な本ではないし、丁寧な説明もないのでフツウの労働者が読んでも意味ないと思う。当該分野のコア人材とその予備軍にとっては4つ星、一般人にとっては2つ星半で、評価はその中間を取った。
著者のこれまでの著作を知っている読者なら軽く読めるだろうが、例によって踏み込みが浅い。企業からの受注を狙い意図的に隙を設けたのならば高等戦術だが、どうもそうではないような気がする。せめて「愛国消費」の前兆となる事例紹介や,若年層の旅行消費の傾向を掴める幾つかの調査結果は出さなければならないだろう。コストがかかるならネット調査を使えば良いし、企業のマーケティング担当者へのヒアリングなら大して手間はかからない。著者の「実感」で誤摩化している箇所が複数あるのは頂けない。
文中でユニクロが例に出ているがあれは典型的な業績拡大最優先企業であり、ここは少なくともユナイテッドアローズかクロスカンパニーを出すべきだ。
この著書が出ると時を同じくし、韓国勢にとって難攻不落の要塞だった日本の家電市場で Samsung製の Galaxy が爆発的に売れ出して王者アップルと日本勢のシェアを切り崩しているのも歴史の皮肉である。
ライシュの言う通り、要求の多い消費者は意識と行動に矛盾がある。評者は愛国消費は不発に終わり、ブランディングにのみ生き残るだけと思う。必要なのは愛国消費ではなく、愛国的な広報とマーケティングで海外顧客のバーゲニングパワーを日本へ引き込むことだ。
『暴走する資本主義 Supercapitalism』
2011年7月5日に日本でレビュー済み
素晴らしい。
でも、データ多くて、わかりやすい研究論文抜粋書のようなので、三浦氏の前書を読んで期待した人には少し残念か。
マーケティング本ではなくて、データ本です。
三浦さんにはやはり、そのデータから見る独自の視点を期待するため、もう少し客観的データからみる主観的な内容がほしかった、個人的には。
でも、2003年以降の特に若者たちの志向の変化には驚くべきものがあるし、実感もあるので、トレンド関連の職業の人は読むべし。
でも、データ多くて、わかりやすい研究論文抜粋書のようなので、三浦氏の前書を読んで期待した人には少し残念か。
マーケティング本ではなくて、データ本です。
三浦さんにはやはり、そのデータから見る独自の視点を期待するため、もう少し客観的データからみる主観的な内容がほしかった、個人的には。
でも、2003年以降の特に若者たちの志向の変化には驚くべきものがあるし、実感もあるので、トレンド関連の職業の人は読むべし。
2011年1月19日に日本でレビュー済み
「愛国消費」とは引き付けられる言葉でした。しかも著者はあの三浦展氏。
書店で見かけて即座に買いましたが、失望でした。
一覧すれば分かるアンケート調査の結果を延々と解説しているだけという印象しか残っていません。
三浦氏の他の著作にあるようなユニークな説明や、時代の先端を巧みに捉えた分析はほとんどみられない。
「愛国消費」という素敵なフレーズを造りだし、それを早く広めたいという思いから出版を急ぎすぎたのではないでしょうか。
三浦氏なら多くの読者に「愛国消費」を強く印象付けられる著作にできたはずだと思うのですが。
新聞記事の引用なんて、三浦氏の本で読みたくありません。
買って損したと後悔の一冊でした。
書店で見かけて即座に買いましたが、失望でした。
一覧すれば分かるアンケート調査の結果を延々と解説しているだけという印象しか残っていません。
三浦氏の他の著作にあるようなユニークな説明や、時代の先端を巧みに捉えた分析はほとんどみられない。
「愛国消費」という素敵なフレーズを造りだし、それを早く広めたいという思いから出版を急ぎすぎたのではないでしょうか。
三浦氏なら多くの読者に「愛国消費」を強く印象付けられる著作にできたはずだと思うのですが。
新聞記事の引用なんて、三浦氏の本で読みたくありません。
買って損したと後悔の一冊でした。